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2006年4月24日 (月)

4月18日 杭州―西湖

ちょっと早起きして今日は遠出です。上海から車で2時間半ばかりのところにあるお隣の浙江省、杭州(はんじょう)へとデイトリップです。ここにある湖、西湖(しーふー)はとっても風光明媚で中国人にも大人気の観光スポット。そういえば友達がここ出身でもあってどんなところかなーと興味津々でした。

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今日もドライバーは呂さん。上海から杭州までは高速道路に乗って時速100キロ超えで突っ走っていきます。車線も多くて滑らかな道路。路肩に植えられているのはバラの花と、なんだかとってもゴージャス。杭州に近づくにつれて上海とは違った家が目立つようになる。どの家もとにかく巨大で、そしてデザインがどうしちゃった?ってくらいメルヘンチックなのだ。ときたまバラック小屋のような農家も目に入るけど、ほとんどはこの巨大な豪邸ばかり。呂さん曰く、大きいからと言って大家族が住んでるわけじゃなく、面子だよーと。確かに帰る時暗くなっても、家に点いている明かりは部屋1,2つ分だった。

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杭州に行く途中、粽(チマキ)で有名な場所があって、高速道路の休憩所で買えると言うので寄ってみた。まずは味見程度に数種類買い、おぉおいしいってことで帰りにも寄って持ち帰ることにした。なにせ食い倒れツアーですから、どんなチャンスも逃しません!栗が入っているのや豚肉が入っているのや卵の黄身が入っているのがあって、それぞれにおいしい。

Dsc00541家々が立ち並んでいて田舎を走っているという感覚もないまま、杭州に入りました。と、途端にこれまた上海のごとくでっかいビルが出現。そりゃ省都ではあるけど、こんな大都会だったとは・・と正直あご外し。車のナンバーから上海から来ていると分かるので、ガイドはいらないか?とか地図買え、とかそんなのがやかましい。不要(ぶーやう)と覚えたて中国語を連発。

目指す西湖は、なんとなまぁひなびた風情を思い描いていたのに、180度違ってて大ブランドモールやホテルなどきらびやかな世界にあった。スワロフスキー、グッチ、エルメス、ベントレー・・・ここはどこ??表参道、ちっちゃい!!5つ星ホテルに入って、これまたゴージャスなトイレを使用。隣とは青いすりガラスで仕切られているのだけどうっすら(でもはっきり)お隣さんのお尻が見えた。後にも先にも他人のお尻を見たのはこのときだけだったな。Fさんはデパートなんかでも、中国人同士、ドアあけっぱなしでおしゃべりしながら用を足している場面を見るらしいが。

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西湖は遊覧船が出ていて、湖の中にある小島を散策できる。

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船に乗るのはとても簡単。階段もなにもなくそのままひょいといけちゃう。

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ひとつめに渡った島は一周5分もかからないような小さな小さな島。対岸の杭州の街がダイナミックです。

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春の新緑がとにかくきれいで荒んだ心もきれいきれいに。中国に行って春を感じられるとはね。石垣にはないもののひとつです。

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2つめの島は、島の中に4つに仕切られた広い池があって、満月の夜には3つ同時に月が水面にうつることで有名らしい。

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島をぐるりと周るもよし、池の上を渡る橋を歩くもよし。ただしこの雪みたいに降る種がこそばゆいやらちかちかするやら。

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薄曇でちょっと暗めではあったけど、風もなくて極上にちょうどよいあたたかさ。外を歩くにはぴったりの天気でした。

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再び遊覧船に乗って島を離れ、いざ食い倒れ、「楼外楼菜館」。すでに3時と遅い時間だったのですんなり入れました。おのぼりさんということで、とりあえず名物を選んでみました。メニューは日本語表記もあり、エビはグラム数まで表示されている。

Dsc00577前菜のお酒につけたナツメと竹の子のごま油和え、おいしかった。ナツメなんてお椀に40個くらい入っていたのだけど、ひとつ残さずたいらげました。名物とんぽーろーは要は豚の角煮なのだけど、見た目ほど味が濃くなくてとろとろでうま~い。ふわふわのバンズに挟んで2皿分、ぺろり。エビはちょこっと残しちゃったけどこれだけの量を3人で食べつくしたってかなりすごいぞ。

Dsc00578ランチ後、西湖の周りをお散歩。街路樹のプラタナスが太くて立派。ちゃんと幹にケチャップのようなボトルの栄養剤が何本も打ち込まれていて、お手入れされている様子。周囲の公園の花も色とりどり。西湖を満喫したあとは再び、5つ星ホテル、今度はシャングリラにてトイレ休憩。これまたゴージャスなトイレでした。さて、西湖といえば、龍井茶(ろんじんちゃ)で有名なところ。折しも新茶シーズンということで、せっかくだからとお茶やさんに行くことにした。適当なところで車をとめると、なにやら人影が。「私はお茶農家だから、こんなところで買わないでうちに来い」だそうな。人の店の前で客引きしてる・・・。

その人の車についていくことにしました。

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黒い車の後を追う。湖を離れるとすぐに茶畑が広がっている。車はどんどん山の中に入り始め、かなりの距離をいく。高度もかなりあがって、眼下には絶景が。龍井村をすぎ、車はまだまだ山登り。もうこれ以上ないな、というところでいきなり御殿が出現、そして車がストップした。客引き係はそこで終了。「とーちゃん、今日はお客連れてきたかい」とでも言われてるのか。

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山の上にまさかこんな豪邸が建っているとは・・。龍井茶はなんといっても高級茶。市場経済導入後、お茶農家はとってもリッチになったらしい。

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出されたお茶は、それぞれ等級別に値段が500g260元から300元、800元、1200元、2000元とあがっていく。一番安いものでもひょえーという高さだ。

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飲み比べ。さすがに一番高いものは出てこなかったけど、無料で何杯でも飲ませてくれるし、買え買えとうるさいこともなし。このお茶はお役人も買うから売れ残ることもなく、無理に売る必要なんてないから値引きもほとんどない。最初は安いのと高いのとなにが違うのかさっぱり分からなかったけど、2杯目、3杯目とお湯を足していくうちに高いやつはいつまでもまろやかで甘いことに気づく。呂さんも最初は「龍井茶は高いからねー。無理に買うことなんてないよ」と言っていたのだが、何杯目かで「あれ?これ、おいしいじゃん、やっぱ違う!」と目覚めた様子。260元のは葉が大きくて固いのだけど1200元のは小さく食べても柔らかくておいしい。

結局、記念の意も込めて、125g分だけ、1200元のをちょっと値引いてもらって買ってきました。改めて家で飲んでみたけど、まろやか~。渋み一切ない!

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西湖の周りはこんな池がたくさんあって、とにかく風光明媚。きらびやかな西湖だけ見たら気づかないけど、こうやって周辺も見てみると、上海の人が杭州はきれいだよという意味がよく分かります。帰り道、粽もちゃんと買って帰りました。冷凍して日本に持って帰ったのだー!

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