Dye 君の心を染めましょう
(一度書いた記事がちょっくら手がすべって消えたぁぁ。。)
染色day。
いつもは福祉センターでやっている織物講座。そこは実は火気使用厳禁なので染色をするときにはみんなでそ知らぬふりして携帯コンロでこそこそやっているのが実情。福祉センターには料理講座なんかで使うための立派なコンロが並ぶ実習室があるのだけれど、それはあくまでも料理用で染色には使わせてもらえません。見回りのおじさんが来たら、何もしてないふり~。
で、今回は染色を2種類やるので、そんな環境では鍋をおける口も足りないってことで、なんとうちで染めることに。そういえば当初は教室いっぱいにいた生徒数も2年たった今では他に3名、先生を入れても4名、大勢だったら無理だけどこれくらいなら大丈夫でしょう。
2種類の染めは、ひとつが月桃(シマ言葉でサンニン)の根っこでもうひとつがモモタマナ(シマ言葉でクワディーサー)の生葉。月桃は生姜の一種なので、根っこも見た目はまるで生姜。強い香りのする植物なので、部屋があっという間にその匂いで染まっちゃいます。月桃は根っこを使うとピンクの染液ができます。モモタマナはコウモリが大好きな実をつける木でマキラの児童公園なんかに植えられてます。人の涙で育つって言われていて、お墓には植えてもいいけど屋敷内には植えちゃいけないそうな。実はコウモリも食べるくらいだから人間も食べていいらしい。食べた人はおいしいとは言ってなかったけど飢えた時には使えるよだって。葉は煮ると黄色の染液が出て、それをソーダ灰でアルカリ抽出、それに酢を加えて中和させ、銅で同浴媒染すると黄緑色に変化します。
↑これがモモタマナの葉っぱと染めた糸。ちょっと写真だと糸の色が白っぽいけど、とっても優しいグリーンになってます。
月桃とモモタマナ、それに藍でラフィアを染めたのだけど、藍は残念ながらすでに死亡してたらしく、泡が出てこない。生きてるうちになにか染めとけばよかったけど、ちょっと時間がたちすぎちゃってました。一度死んじゃうともうお酒飲ませても生き返らないらしい。また立て直しです。
真っ白な麻糸を月桃で染めたらこれまた優しいほんわかピンクに。自然の風合いっていいね~。そしてその素材があちこちにあるのって素敵だね~。
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コメント
情報をください。実は生徒の親から借りているビデオが巻き戻ししてなかったので巻き戻そうとしているのですが出来ません。どうしたら良いかご存知の方、教えてください。他のテープは大丈夫ですし、もちろんデッキに異常はありません。
①電気店にもって行って聞いてみる
②あきらめる。(6時間ずつ録ってある3巻の1巻なので!!)
結局②なのかしら?
今日はとっても冷え込んでいて、風邪気味の生徒が目立ちました。
生徒たちの若いエネルギーを吸収するツモリが、風邪のウイルスまで吸収したようです。低温動物の私、熱は出ない。
投稿: カマティ | 2006年11月12日 (日) 20時32分
すみません。今日は私のお誕生日なので、ほんの少し努力して教えてください。出来れば少しでも見たいものですから、、、、、
授業中に「今日は私のお誕生日です。」と言ったら、
「先生、いくつになったぁ?四捨五入したら100?」
どういう四捨五入なんだろうか?
投稿: カマティ | 2006年11月12日 (日) 20時37分
やっと同じ年になったね!このごろは年を忘れて生活してます。
うちのDVDデッキも読み込みができなくて困ってます。修理行きかな。
投稿: とど | 2006年11月14日 (火) 00時37分
はじめまして!
織物講座、とても楽しそうですね!
興味があるのですが、この講座はまだやっているのでしょうか?
ぜひ詳細を教えていただけると嬉しいです!
よろしくお願いします。
投稿: baobab | 2007年2月22日 (木) 16時08分