いっちょまえに寒い
寒波の襲来の影響が石垣島にも来てます。気温が15度に下がっていて暖房用の猫が手放せない。どんより厚い雲が垂れ込めた空はひたすら暗い。
『沈まぬ太陽』の感想。
もしもフィクションとはいえ、取材した事実に基づいてこれが書かれているなら○ALが今も存在していること自体が不思議に思えてしょうがない。半官半民だった時代の名残はきっと今もあるんだろうし、ネットを見れば報復人事がウソじゃないって分かっちゃう。
御巣鷹山の事故に関しては、生き残った客室乗務員さんがちょうど一週間前に千歳から乗った飛行機で担当だった人だっただけに、当時7歳の私にも鮮烈な記憶として残っている。亡くなった乗務員さんのひとりはそのときの小学校のクラスの先生のお友達で・・・。事故にあった機体は私が生まれた78年6月に、最初のしりもち事故を起こしていて、それがきっかけになっていたのね。こうやっていちいち関連付けてもしょうがないけど、ついそうやっちゃいます。ボイスレコーダーはネット上でいくらでも聞けるし、写真も載っている。過去の事故とはやっぱり思えないなあ。
小説としてはちょっと無理してる部分もあったけど、ものすごーく響いてくる本でした。
| 固定リンク
コメント