monstrous cellphone
夜の10時半。
あら〜なんだか自然が呼んでるわ〜とハハがおトイレにこもった。間もなく玄関があいて誰か息せききってる人の声が途切れ途切れに聞こえてきた。ん?これはおばあちゃん?いつもならばもう寝ているのに、何だろう?と思っていたら慌ててコト半ばでハハがトイレから出てきた。
階段の灯りもつけず、転がるように走って降りてきたおばあちゃん。自分の部屋においてあるケータイが突然鳴った!何なのこれ!どうしたらいいの?あわわわわ…。
ハハ「電話きたね。でもこれ、非通知だったから誰からか分からないね」
おばあちゃんはこの意味が分からないので息子はどこ?連絡しなきゃとオロオロ。間もなくバイトから帰ってきたハハ旦那、「これ、非通知だから分からないね」。おばあちゃん再び理解不能。
ほんの2ヶ月前まで一人暮らししていたおばあちゃんに、私がしょっちゅうそのケータイ鳴らして様子伺いしてたり、逆におばあちゃんが私にそれでかけてきていたのに、もはやケータイは怖いもの、厄介なものでしかないのよね。散歩行くときは持ってってと言って待受画面は住所などにしてあるんだけど、持って行くのも拒否されちゃう。
ちょうどハハが端末機代を二年に渡り払い続け、割賦も終わったとこだからもうお役目ごめんにしてもいいんだけどね。とりあえずケータイ妖怪がおばあちゃんの心臓に悪影響及ぼす前に、部屋からとってきて、私の管理下におきます。
ハハはお腹が落ち着いてません。ケータイ妖怪は怖いわね。
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