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2011年9月29日 (木)

ミジュン釣り

伊野田の漁港に日の出と共に向かって、ミジュン釣りをしてきた。

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数匹ミジュン以外も混じってトータルの成果は88匹。

こませに食いついてくるミジュンを引っ掛けるようにして釣り上げる。

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魚の群れは海面をのぞくだけでよく見える。

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ミジュンを餌にしてダツを何匹も吊り上げてる人もいて、漁港内にそれだけ入ってくるもんなのかあ、そりゃあ夜に刺されるってこともありなのねえと思ったり。

ランチはもちろん唐揚げとマリネ。


バリバリ骨までいきました。

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2011年9月28日 (水)

ヨシダさんのダリア

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札幌に行ったらおじさんにぜひとも聞いておきたいことがあった。ヨシダさんというひとに心当たりはありませんかと。

おばあちゃんが6月になってだいぶ言動に怪しさが増してきた頃、ふとこんなことを漏らした。

私が結婚したのはヨシダさんというひとだったのよ、と。

えええ、ここに来てまさかの「秘めた人」の存在が明るみに?ヨシダさんって誰、誰なんだと、それを聞いた私たちは一同びっくりした。

おばあちゃんに聞き返しても的を得た答えが出てこなくてますますヨシダさんのことが気になった。程なくしておばあちゃんはあっけなく他界。火葬場でお別れの言葉を掛けるときに「おじいちゃんのとこに行ってね。間違えないでね」とハハは言っていた。

札幌でお寿司をつまみながらずばり聞いてみた。すると。

何でそんな名前知ってるの?と驚きつつ、もしかしたらと教えてくれた。

それはおじいちゃんが札幌の学生であったとき、下宿先で隣家のお茶の先生のところに来るおばあちゃんに惚れたことに始まる。都会っ子なおばあちゃんのハートを射止めようと、田舎の農家から出てきた屯田兵の三代目は頑張った。毎日毎日手紙を寄越して、その日その日のできごとなんかをひたすら綴った。おばあちゃんは変な人と思い、後年そのことを聞くとつまんない手紙だったのよとにべもない感想しか持っていなかったけど、何にせよおじいちゃんは手紙を書き続けた。おばあちゃんの家族もこれはどうしたらよいものかと半ばあきれ、お見合い全盛期の時代に半ばこれに困惑し、おじいちゃんの熱烈アプローチに仕方なしに対処することにした。おじいちゃんが以前語ってたことは、戦争で男性自体が少なかったから女性がわんさか寄ってきたんだけど、おばあちゃんにしたんだよと余裕さを思わせるようなこと。おばあちゃん側の家族から感じた温度とはだいぶ違ってると今なら思う。

とにかく、アプローチに対処すべく、両方の人柄をある程度知っていた近所のヨシダさんというダリアの卸をやっているおじさんが呼ばれ、話し合いの席を設けた。おじいちゃんは悪い人ではない、大丈夫、ということで、おばあちゃんもそれならこの人にするかと心を決めヨシダさんを仲人にしてめでたく結婚と相成った。

なるほど、それでおばあちゃんのちょっと混乱した頭の中でヨシダさんという人が思い出されたわけだ。なるほど、おじいちゃんがダリアに詳しく、埼玉でもよく咲かせていたんだ。

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さて、そんな話を聞いてから今度はおじいちゃんの出身地である北見に向かった。そしたら、ふとしたときにおじいちゃんの妹が突然「ヨシダさんのダリアがさ」と切り出した。

えええ、こちらから何も言ってないのに、これは何か読まれたか。

曰く、ヨシダさんからもらったダリアが庭で咲いている。毎年咲かせては冬が来て土が凍る前に掘り出して、球根が凍らないように温度管理してある倉庫において、また翌年庭に植えているんだ。以前はもっとたくさんあったけど、場所もないからだいぶ減らしてるんだ。

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いったい何十年生きているのか、軽く5、60年は生きているダリア。北見で今年も綺麗な花を咲かせていた。

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2011年9月27日 (火)

北海道 2011 旭川

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2011年9月26日 (月)

北海道 2011 北見

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2011年9月25日 (日)

北海道 2011 知床ウトロ

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2011年9月24日 (土)

北海道 2011 斜里・野付

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斜里では街から離れたコテージに泊まった。本当なら斜里岳が庭から見えるはずがあいにく山に厚い雲がかかっていて結局その姿は拝むことが出来なかった。その代わりというわけではないけど、朝、きれいな虹が出てそれをずっと眺めながら朝食をとるという素敵なひとときがもてた。斜里では道の駅で北海道の味覚をお土産にしようとじっくり品定めをしてクール便で島に送っておいた。

斜里はすこぶるいい天気だったけど、北海道はこの日晴れているのは斜里と網走だけ。羅臼で遊ぶにはいまいっぽよろしくない雰囲気なので、野付に行くことにした。そこなら標津サーモン科学館にでも行けば最悪大雨でもなんとかなるかと思って。

根北峠を通って標津に入り、立ち並ぶ水産加工場を横目に見ながら28kmにわたる日本一の砂嘴である野付半島に到着。狭いとこだと幅30mもあるかどうかという砂嘴の上を走って、ナラワラを眺め、ネイチャーセンターへ行った。なんとも言えない殺伐とした風景。海抜も見渡すかぎり、限りなくゼロ。ここで津波にあっても、どうしようもないねえと言いつつそれでも行っちゃうのが旅というもの。ハハがトドワラを見に行く間、私とエミコは原生花園で散歩。ハマナスの赤い実がおいしそう。海は鮭やホッケなどをとる定置網が仕掛けられている。野付湾内は浅く、あまもに北海シマエビが生息し、アザラシが定住している。殺伐として見えるけれど、ここはとっても豊かな場所だ。(打瀬舟による北海シマエビ漁は今年は津波の影響であまもがダメージを受け、漁獲高激減らしいけどね。)なにがすごいって半島の先には江戸時代に人が住んでいて千島列島と交易したり、ロシアから地領を守るために人もおかれていたということ。そんな町があったとは。

野付をあとにし標津のサーモン科学館にいってみる。鮭の遡上も始まっていて橋からその様子が見える。館内は鮭だけではなく、チョウザメやイトウなども飼育されていて、チョウザメは歯がないから触ってOKとなっていた。で、触ってきたからか、鮭の生態をお勉強したというよりチョウザメの口に指を入れた時の感触しか覚えていない。

羅臼に入ると、いかにも漁業の街といった風情で一階は漁具をしまうであろう倉庫を備えたでっかい家々が並ぶ。鹿もよく見るようになった。羅臼の道の駅で食べた昆布ソフト、これは・・・、マズかった。ソフトクリームに昆布が入ってるようなイメージだったけど、ソフトクリームはソフトクリーム、そこに昆布がふりかかっているというものだから、お互いの味に一切融合がなく、甘さのあとにきつーい旨み成分が舌をからめる。まあ一度食べてみるといいかも。

海辺の町から一気に山を登って知床半島を横断してウトロへおりる。峠に近づくと濃い霧が覆い始め、高度を上げていくと怖さを感じるような濃霧になった。この横断道路、本当はつくってはいけないんだろうな。半島を分断してはダメなんだろうな。そう思わせる道だった。

ウトロに到着。宿では、ひとり一杯大きな毛ガニとまるまる一匹のホッケとホタテ一個とエゾシカのたたきとお刺身と鍋とがついて、あまりにもお腹が苦しくて温泉に入る余裕も消え去った。ホッケはタッパに詰めて翌日に持ち越しした。

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2011年9月23日 (金)

北海道 2011 札幌・釧路

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8月31日に札幌入りし、翌日は釧路までひた走りに走った。千歳空港から支笏湖周りで札幌に入ったのでヒメマスをしっかりいただいて、夜は叔父さんたちとすすきののお寿司屋さんで貸切部屋でシェフを独占して値段を一切知らないまま、新鮮で丁寧な処理をしたお刺し身やお寿司を堪能した。さらにグランドホテルのバーでよもやま話に盛り上がり、おばあちゃんの魂を札幌においてきた。叔父さんは札幌の商人って感じで話しのネタは尽きず、ずいぶん遅くまで話し込んだ。釧路に出発する前におばあちゃんの実家とも言うべきおうちにおじゃまして、ここでもまたいろいろな話を聞き、おばあちゃんの祖母の銅像を久しぶりに見てきた。

釧路へは7時間ほどのドライブ。いい天気で暑くてたまらなかった。道央道はまだ全部つながっていないので途中で一般道に降りるのだけど、再度乗るときにナビも地図も古くて高速のICの乗口、降り口ともにひとつずつ無駄をしてしまった。で、そのせいでトイレが見つからず、ええい、もう森でしてやる!と心決めたときにトマムリゾートのタワーが見えて救われた。こんなときオチンチンがあればなあと思うけど生えてくる気配はいまだなし。乗口で失敗したから降りるとこは間違えちゃならんとあらかじめ料金所のおじさんに尋ねたんだけど、浦幌だと思っていたのに本別と言われ、結果これも早まって降りちゃったのだ。浦幌までは無料区間であっただけに余計残念だった。

白糠に来ると突如あたりがもやがかかったようになって、あれ?ガス?と言っている間に視界が非常に悪くなって気づけば数m先も見えないほどの濃霧の中にいた。南からの湿った空気を台風がもってきていたせいで、道東もまるで初夏のように霧が発生したらしい。釧路の有名な夕日はそういうわけでガスの中に消えていった。

釧路に来たからには湿原を歩かねばと、翌朝濃霧の中を一時間ほど歩いてみた。湿原が広く望めるはずの展望台から見えたのは真っ白な霧の世界。

釧路から斜里へと進む。途中で硫黄山に道草。ここはもう何回かきてるけど、硫黄の匂い好きとしては外せないポイント。エミコが行くよっていうからオンブで噴出口まで行った。湧いている熱いお湯に指を浸して思う存分硫黄を吸い込んで無事に戻ってきた。山では無事だったけど、売店のトイレがかなりひどい代物で思いっきり転んでどうしようかと思った。リカバリーに成功して床に触れずに済んでよかった。

豪雨になる中、斜里に到着。

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2011年9月18日 (日)

コウモリのその後

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5月に保護されたコウモリベイビーが大きくなりました。すっかりレディーの装いです。上手に飛べるようになってきて方向転換もできちゃいます。

(動物病院にて)

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2011年9月16日 (金)

北海道 2011

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8月27日 石垣→那覇
台風ナンマドルの影響で確実に飛び立ちたかったら早めた方が無難ということで、予定よりも早く石垣をでる。

8月28日 那覇→羽田
スーツケース取り違えアクシデントに見舞われる。

8月29日 品川ステイ

8月30日 恵比寿に行って山種美術館で日本画を見る。羽田でスーツケース無事に渡される。

8月31日~9月8日 北海道旅行
9日間で計1200キロ走行。台風タラスの影響がずっと及び豪雨に後追いされるものの、ひどいときはそれほどなく、頭上はよく晴れた。暑くてたまらなかった。

9月9日、10日 埼玉ステイ

9月11日 羽田→石垣


写真はおいおい載せていきます。

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2011年9月15日 (木)

ウシオにエゾシカの角をあげたなら

最初にウシオにエゾシカの角をあげたとき。

どうぞと差し出すと、ウシオはギョッとしておもいっきり怯えた。そして震えだした。まるで目の前に巨大な羆が現れたよう。完全に凍りついちゃった。

いいからくわえてみてよー、と口に入れると、角が震えるのが見えるくらいガタガタ震えた。そして速攻だした。

一応自分のものだという認識は持ったらしく、こわごわとそれを椅子の下に運んでいた。

翌朝それは別の椅子の下にあった。

少しなじんだらしく、今度はお得意の見せびらかせを始めた。

↓少し馴染んだ頃のウシオ。

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2011年9月14日 (水)

ハルにエゾシカの角をあげたなら

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満足そうにガリガリとかじってます。

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2011年9月12日 (月)

ふちゃぎ

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十五夜といえばお月見団子がお決まりと思いきや、沖縄ではちょっと違ってて、縁起のいいものとして、ふちゃぎ餅を作って食べるそうな。お裾分けがきたので、手作りのオードブルとともに味見。ゆでた小豆はシンプルに塩味で、これがつぶされずにお餅にまぶしてある。選挙の時も票が入るようにって作ることもあるらしい。

肝心の満月は雲に隠れて全く見えませんでした。

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