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2012年9月30日 (日)

青森姉捨て山紀行7

そろそろ記憶も薄れて来ている頃だけど、青森姉捨て山紀行の続きをいってみよう。

4日目の朝。6時台に起きて今日のロングドライブに向けて準備!まずは食堂へ降りてホテル朝食をいただく。パンとかコーヒーが並んでるかと思ったら、おにぎりとお味噌汁にポテトサラダやキンピラ(だったかな)といった和食メニューだった。全部工業食品かと思いきやおばちゃんたちがご飯炊いていた。

ドライブの行き先は、八甲田、奥入瀬、十和田湖、弘前。いかにも青森旅行で行きそうなところ。

1日寝かせておいたデミオを起こして出発。今日も太陽はやる気満々。八甲田の上はきっと寒いだろうとフリースまで持ってきたというのにこれじゃ出番ないまま終わりそう。事実、先に送った暖かい服は全部着ないで終わって石垣から着て行ったり急遽入れたりした夏服ばかり役に立っていた。

八甲田までは40分ほどの道のり。市街地を出て山地に入りゆるい勾配を上がっていく。木漏れ日がきれい。ブリザードのイメージしかなかったけど、さすがに夏の終わりかけ、雪のユの字もないや。

八甲田ロープウェーの麓の駅に到着。ロープウェイねえ、高所恐怖症としてはあまり足を踏み入れたくない場所なんだけど、こういうときって勢いで行っちゃうもんなんだよね。6月にいった新潟の弥彦山の膝ガクガクブルブルを思い起こしちゃならん。乗車券を買う。立派なトイレもあるのでビビって漏らさないようにいっとく。

ゴンドラに乗って山の上へ。お、弥彦山のよりレトロ感ないし、大型だし、これは怖くない。今思うとやっぱり弥彦山のはスタッフ教育といい設備といい昭和のままだったんだな。

眼下に広がる原生林や遠く陸奥湾などを眺めながら頂上駅に到着。建物上に展望台があって、風が強くない日はあがれるっぽい。はい、オンブでゴー。映画『八甲田山』のロケ写真を見つつ階段を上がってみた。はい、いい景色だね、はい、すぐ降りよう。

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駅周辺は散策路になっていてちょこっとだったら進めたので、まあ、ほんのちょこっとだけどハイキング気分で散歩。駅にレストランもあったけど水を一回一回ロープウェイで運ぶようなところでわざわざレストランなんてなくてもいいのに、と思ったり。お客さん、誰もいなかった。冬の山スキーシーズンに入ったら賑わうのかな。

30分いて次の便で下山。

道なりに進んで着いたのは酸ヶ湯温泉。ここは温泉旅館一個が相当有名になっちゃったとこなのね。硫黄の匂いが漂うとこだ。お昼時になっていたので、萱野茶屋の売店でおでんとごへい餅を買ってベンチで食べる。ごへい餅って岐阜あたりで食べるつぶしたお米にお味噌を塗ったやつ?と思ったら、全然違っていて、甘いお団子だった。おでんは生姜味噌つき。こんにゃくに姫筍につみれに卵。これ、おいしい。ランチ終了。

道なりに更に進む。

地獄沼。この辺で山菜採りに入った人が硫化水素にやられて亡くなってるよね・・と言いつつ車を停める。黄色く濁る沼から水蒸気が立ち上り、ぶくぶくと泡が湧いてきていかにも不気味な雰囲気だ。

お次は、睡蓮沼。路肩に車を停める。イモウトが偵察しに行く。路肩から数段階段を上らないといけないので、面倒だからおんぶでゴー。八甲田の山が沼に写り込んでいてかわいらしい。ここで今回持ってきていたイモウトの古めなデジカメはブルブル震えて終了。バッテリーがいかれちゃった。

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静かで牧歌的な風景。ベンチがないので長居はできずオンブ隊はそのまま引き返した。

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お次は蔦沼。ここも古い温泉旅館、蔦温泉がひとつどーんとある。いかにも古そうな旅館だ。蔦沼へは散策路が整備されててビジターセンターから行くことができる。そんなに時間はかからないようなので行って見ることにした。

しょっぱな順調に進む。柔らかな小道。日向はほんっとに暑いけど森の中は涼しい。気分よく進んでいくとあっという間にお気楽な道は終わった。上りのきついのは、まあ、ビジターセンターの看板にも書いてあった。そうじゃなくて、するするっと進める路面が消えて凸凹道出現。さらにちょっとした泥沼チックな部分を覆う板の歩道が壊れていて穴が開いている。引き返そうかとも思ったけど力尽くで突き進む。さらにさらに沼が見えてきたところで、なんというか、木道は木道なんだけれども、滑り止めなのか単なる継ぎ目なのか、15cm?間隔で数センチの高さのぼっこが延々と続いている。これが綺麗に引っかかる。ムチ打ちになりそうだし、進むに進めなくてイライラする。

沼到着。頑張ってくればその分着いたところの風景に心動かされるはずなんだけど、そこはただの沼だった。しかも沼のほとりはオープンエアで暑い。くそ暑い。

とぼとぼときた道をまた力尽くで帰った。イモウト、体力使い果たす。と、最後もうすぐっていうときに、「○☆彡×▲ああ×◇!!」と言い出した。そのときバックで進んでいた私からは何も見えない。「動物!!」と言う。

いたいた。けど何だろう?白くて毛が長くて足が短い生き物が泥を掘っている。こっちを見た。「アナグマ!?」「ハクビシン?」「いや、アナグマだよ」

ビジターセンターは無人。ホワイトボードに目撃した動物を描くところがあったので、イモウトがちゃちゃっと絵を描いて「アナグマ?」と記しておいた。

給水休憩。さて、次は奥入瀬だ。

なんだかホテルが増えてきた。そして奥入瀬のドライブインが出てきた。渓流沿いのドライブスタート。

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石ヶ戸でなんだか車がいっぱいとまっている。私たちもそれにならって車を停めておりてみる。しばらく歩いて行くと休憩所があった。駐車場もあった。つまりここから川沿いに降りられるのねってことで行ってみる。階段なのでとりあえず待機。せせらぎがいいね。蔦沼でくたびれたっていうのに、ここでまたイモウトが行くよ!!という。おんぶでゴー。

名所見てきた。

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奥入瀬ってこういう大きな岩がいっぱいあるのね。山肌にも川沿いにも。

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まともなカメラもなかったし、くたびれてたので、いかにもっていう奥入瀬フォトはないけど、確かにここはみんなが行きたがるだけの「気」と「美」があった。石ヶ戸以外は車を降りなかったけど、渋滞もなく、あまり車も来なかったのでゆっくりゆっくり走って渓流ドライブを楽しんだ。滝も、阿修羅の流れも、しかと見てきた。

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奥入瀬を走り切った。十和田湖だ!

この先、弘前に行くには二択となる。きた道を戻るか、さらに湖を回るか。要は外輪山を越えないといけないってことだ。やっぱり乙女の像を見なくちゃ!ってことで湖に沿って走ることにした。ホテル郡を抜けてそれらしき駐車場エリアへ。おみやげ屋も並んでいる。

あ、秋田県に入った。

乙女の像はどこだー?と探すと標識があったので歩いて行く。昔イモウトは遊覧船から見たことがあるらしく、乙女じゃないんだから、と言う。行けども行けどもたどり着かない。すれ違う人にあとどれくらいですかと聞くと5分くらいかな、と。じゃあ頑張ろうと進む。湖はとても静か。暑い。よーーうやく銅像に着く。

乙女が2体。すごいデブ。そしてすごく目を引くものがない。周囲にいたおじさんが「これはだめでしょ」的なことを言う。せっかくだからと若そうな子をつかまえてiPhoneでツーショットを撮ってもらうが、乙女の頭切れてた。

引き返そう。

おみやげ屋ではあんまり観光客もいないのにファーストフードと称してフランクフルトやきりたんぽを売っている。暑い中に長らく置かれているであろう、油ギッシュな食べ物。無理むりむり。湖畔の宿はほとんどがつぶれていて廃墟になっている。

休憩所に入った。2階にきれいなトイレがあった。韓国人の団体旅行客が遊覧船に乗り込む。まとまって見えた人はそれくらい。さびれてるねえ。。

お土産にいぶりがっこを買う。

十和田湖から弘前へのドライブは、これまたスリリングだった。深い森、山道。熊に注意。ほとんど走ってる車がない。夕方でまだ日があるから良かったけど、夜道には通りたくない。

虹の湖の道の駅。まったくもって生命の気配がない。ダムは大分水がなかったっけ。とりあえず道の駅はスルーしてひたすら進む。沿道に時折現れる集落も生命反応がない。たまに温泉の名前がついているけど、宿がある気配もない。家は不思議とポップな色。軽い雰囲気のデザイン。山道も大方終わり、平野に出た。

田舎館の道の駅。ここは生の気配があったので入ってみた。津軽に来たからにはリンゴジュースを仕入れようと買ってみた。田んぼアートもやっていたけど、もうすぐ日が暮れるということで展望台はすでに終了。岩木山が大きい。

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弘前に着く頃には夕暮れに。ナビで弘前城の駐車場を設定したのに連れていってくれず、城を一周しちゃった。市立観光館の地下駐車場には入れたのでそこに車をおいてすっかり暗くなった街に繰りでた。弘前城の敷地からは通勤通学の人たちが出入りしているので行けそうだということで、お城入り口へ行く。門をくぐると外の道路の賑やかさは一瞬で消えて、街灯に照らされた部分以外、結構暗い。「大丈夫かなー、襲われないかなー」と何か出る気配が濃厚なので、イモウトにそう言うと笑い飛ばされる。「怖がりすぎだ」と言われながら天守閣のある方へ進む。イモウトは修学旅行のときにここに来たことがあってそのときも夜だったらしく、怖いイメージがないらしい。時折すれ違う通行人に気を留めつつ、お城の間近に到着。きれいにライトアップされていて、これは夜に来た甲斐があったね、と眺める。お城って大きな建物のイメージがあるけど、実際目の前で見ると小さいって思うことが多い。弘前城もこぢんまりとしている。写真をちゃちゃっと撮って、さあ出よう!

と出る前に弘前でどこかレストランに入れればいいねと街灯の下まで行って、ガイドブックを広げる。旅行前に調べておいたお店はどうかと電話をしてみたらもう入れないと言われる。7時前でもダメか。別のところはどうかと見ると定休日、次も定休日、あれ、ここも・・そしてリスト終了。街灯からちょっと離れたところに、そのとき私は人影を見た。最初はあれ?人か??でも思いっきり木の林立するとこで普通あんなとこにわざわざ行かないよな、気のせいか?と思ったけど、イモウトに「あそこ、誰かいない?」と言う。「いないよ」「そっか」・・・・ん!移動してる!木の下から出てきたじゃん。こっちガン見してる。あらー、いつの間にか下半身すっぽんぽん。街灯に上手に照らされていてオレンジ色の足が2本、開き気味になって突っ立っている。「ずらかろう」とひとまずガイドブックを閉じて去った。イモウト、「そんなちっち○いの見せんじゃない!」と恫喝。Mr弘前は余計喜んでたような・・・。ちょっとだけどういう気分かインタビューしてみたかった。

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門の近くにトイレらしきものがあったけど、あんなもん見た後だったので、入る気にならずスルー。レストランは1ヶ所老舗があって高級そうだけどダメ元で行ってみるかと地図を頼りに歩き出した。

知らない街の夜道。るんるん♪って上がる気持ちももはやなく、おまけに1日がすでに十分長いため、どこともしれぬレストランに行く距離が遠い。地図が読める女であるイモウトが「あれ?ここかな、待って、確かめる」と言うと余計たどり着けるか心もとなくなる。ようやく狭い道に来て、レストラン発見。

うん、明かりついてないね☆彡やってないね☆彡

帰ろう。そして弘前の街中に入る前に見たロードサイド店のファミレスかなんかに入ろう。洋館で有名な弘前の街とあってライトアップされた教会や銀行、図書館なんかは見ることができた。途中、交番のすぐ近くに公衆トイレがあって、市立観光館の駐車場は和式の古いトイレしかなかったから、ここならいいか?と入ろうとしたらロックされていた。

「とことん弘前とは合わない!!相性悪い!!!」と二人でぶーたれた。

車に乗って市立観光館を出、あおもり犬が目に飛び込んできて流れ去り、日本全国金太郎飴みたいな風景のファミレス、カーディーラーが立ち並ぶエリアに来た。弘前でまさかの、初!丸亀製麺デビュー。お昼といえばこんにゃくメインのおでんを2人で分けたくらいで、それ以降いぶりがっこ食べたくらいで、文字通り空腹。手っ取り早く行くならセルフのうどんだ。イモウト、まさかの2杯オーダー。私、明太釜玉うどんをオーダー。キス天とナス天もつけちゃうよ。がっつりいくよ。・・・麺はおいしいけど、天ぷらはちょっと後悔。キス天はまだしもナス天が・・・。衣がおいしくなーい。空腹は最良のソースなはずなのに、そうでもないようで。素うどんがベストだったな。

ちなみにうどん屋さん、大盛況だった。8時半過ぎでも子連れファミリーが来る、若者軍団が来る。つまり他に行くとこないんだろな。

お腹が満たされ、青森まで変えるエネルギーができた。高速を使い、1時間ほどで帰れた。ホテルに着いて前エネルギーを使い果たしたイモウトはここでプツッと糸が切れた。ベッドで固化してて寝るまでのあと一歩、着替えや歯磨きができず、私は虚しく天井を眺めていた。(早く寝たいなー、でも言えないなー、わじわじってね)

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2012年9月29日 (土)

ジェラワットの痕跡

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17号が去った。

今回は台風本体の上側が島に触れていったので風向きは、北東から北西になった。南からの吹き返しがなかった分、南に面してる私の部屋に風圧は来なかった。

停電は断続的にあったのが15時10分くらいに復旧しなくなり、朝7時10分くらいに戻った。久しぶりにキャンドルナイトやっちゃった。

手動充電式ミニランプ、使えたわ。

FM石垣サンサンラジオのファンファンアイランドをつけてたけど、それも途中で停電来ておちててサイマルラジオとしてどうなのよ!?と思った。しばらくするとスタジオ変わって復活してたけど。あんまり積極的に情報集めてる番組でもなくて、リクエスト曲も検索失敗してるのが多くて、終始ゆる~い感じである意味ほのぼのしてた。

時刻 気温降水量風向風速日照時間湿度気圧
mm16方位m/sh%hPa
1 26.31.0北東12.1 881003.2
2 26.30.5北東13.2 871002.6
3 26.31.5北東12.3 901001.4
4 26.13.5北東12.40.092999.4
5 26.42.5北東13.90.091998.7
6 26.61.5北東14.10.089999.0
7 26.77.0北東15.00.092998.2
8 26.511.5北東14.10.094997.4
9 25.720.0北東13.70.095996.4
10 26.810.5北東15.60.093995.4
11 25.910.5北東15.00.095993.6
12 26.417.5東北東18.00.093991.0
13 25.810.5北東20.40.093987.4
14 25.812.5北東23.50.094984.2
15 25.210.5北北東25.70.093979.1
16 24.525.0北北東27.60.094974.3
17 24.427.0北北東28.20.094971.3
18 25.220.027.30.093971.4
19 25.234.529.50.095971.9
20 24.936.529.10.094973.9
21 25.023.0北北西27.5 94978.0
22 24.97.0北北西31.6 91981.1
23 25.016.5北北西25.6 94985.6
24 25.83.0北北西23.8 87989.1

夕方から暴風の爆音がすごかった。925hPa、侮れない。時速20kmと速かったから助かった。

信号機は壊れてるし、車が落ちてきた給水タンクでつぶれたとか、ガラスが割れたとか、いろいろ被害は出てるみたい。

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2年ぶりの大きな台風でした。また景色が変わっちゃったな。

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2012年9月27日 (木)

17号ジェラワット

お目目パッチリ台風が近づいてきている。

明日の午後から明後日にかけて島人は引きこもり決定だな。

すでにかなり風が唸ってきているけど、雨はきていない。

食料は準備OK。ひとまず仕事はしないで寝てよう!!6年前ほどじっくり停滞ではない・・・かな。。

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台風第17号 (ジェラワット)
平成24年09月27日18時45分 発表

<27日18時の実況>
大きさ 大型
強さ 非常に強い
存在地域 沖縄の南
中心位置 北緯 20度35分(20.6度)
東経 124度20分(124.3度)
進行方向、速さ 北北西 15km/h(7kt)
中心気圧 920hPa
中心付近の最大風速 50m/s(100kt)
最大瞬間風速 70m/s(140kt)
25m/s以上の暴風域 全域 190km(100NM)
15m/s以上の強風域 北側 650km(350NM)
南側 440km(240NM)

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2012年9月22日 (土)

青森姉捨て山紀行6

青森の旅、3日目。

前日に長距離ドライブをしてきてだいぶくたびれたので、この日は休養日。レンタカー代がもったいなくはあるけど、車のエンジンを一回もかけず、徒歩でいけるところだけをプラプラした。

東横インは朝食がついているけど、目覚めたら食堂のやっている時間が終わる頃だった。どのみち朝食はパスするつもりだったから気にしないでゴロゴロする。午前中はお風呂に入ってさっぱりし、さらに洗濯もホテルのランドリーでやってきた。イモウト、運転疲れはあるもののまだ機嫌はよろしい。

そろそろランチでもしに行こうかとお昼頃ホテルを出てみる。前夜に歩いた商店街をちょっくら散歩して古川市場に向かう。日曜日だから商店は休みのところが多い。

古川市場はやっていた。

じゃ、名物ののっけ丼を作ってみよう。

入り口でのっけ丼のチケットを買う。チケットは500円のものと1000円のものがあって、100円券1枚から市場で売られているちょっぴりの海産物と交換できる。1000円分のチケットを買ってみた。

ひと通り場内を見て回る。魚だったら数切れで100円、200円。ホタテは2個で100円。漬物やモズク、トマトもある。

ご飯の普通盛り100円をまずは丼に入れてもらい、目星をつけた具材を載せていく。シャコエビって市場価値が低いのか何尾も入って50円。もうちょい具材を足したくなったのでチケットを500円分買い増す。

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できあがり!1500円ののっけ丼(2人分)!ホタテ、ホタテのフライ、ウニ、筋子、シャコエビ、ニシン・鮭の切れ子、アジ、ヒラメ、卵焼き、漬物2種類、トマト、しじみ汁、etcっていう内容。

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しじみ汁は現金で買ったので1枚余った100円券を後日使うことにした。

いやー、ホタテの刺身がうまい。貝柱の筋繊維がプチプチ噛み切れる感触が楽しい。ヒモもうまい。トマトも何気にジューシーでうまい。

市場のおじちゃんにチケットは抽選券にもなってるから名前書いて入れてくといいよ、明日が半年に一回の抽選日だから、と言われ、誰かが使わずに余ってた抽選券ももらった。・・・当たるはず!?

お腹いっぱいになり、今度は海の方へ。ねぶた祭りの展示会館ワ・ラッセに入る前にちょいと休憩。いいベンチが見えちゃったから横になる。3日目の青森、今日も太陽はやる気満々で日向が暑くて疲れるのよね。

甘いモノが欲しくなったねということでJRがやっているAファクトリーへ。お土産&カフェが入っているところだ。お土産を眺め、ケーキ屋さんでリンゴのタルトを買う。ドリンクもつけてみる。その名もおしゃれな青森ベイブリッジを見ながらおやつタイム。

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ワ・ラッセに入る。

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ラッセーラーの声をBGMに、でっかい山車だなあ、立体芸術すごいなあ、子供の顔が怖いなあ、と見て回る。ハリボテを触る。

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ちょっくら歩いてアスパムへ行く。三角形のとてもモダンな建物だ。ランドマーク的存在なのだろうけど、ちょっと年季入ってきていて公益社団法人ならではの「気」のなさがプンプン漂っている。

またもやいいベンチがあったので横になる。重力って疲れるからねえ。

展望台があるので天気もいいことだから行ってみた。エレベーターで13階へ。料金は上がってから払うのでシースルーのエレベーターに乗るだけでも意外と楽しめちゃう。

受付のお姉さんが西日にガンガン照らされていたので思わず「焼けますね」と言う。

13階からぐるーっと一周青森の景色を見て回る。陸奥湾、下北半島、津軽半島、岩木山、青森市内、八甲田山系が夕日に照らされている。展望台に入る料金に自販機のドリンクが含まれるのでお茶を飲んで休憩。

Aファクトリーではリンゴジュースの瓶を一本、アスパムでは嶽きみの茹でたものを一本仕入れた。

最後に飲み物やちょっとした野菜を仕入れに行こうとホテルに近い、AUGAにある市場に行ってみた。地下フロアに降りてみたらなんだか閑散としている。フードコートはやっているものの人がいない。市場は既に店じまいの後でどの売場にも布がかけられ、一人二人おじさんがいるだけだった。

どうしようか・・夕飯。。

そう言えば海辺から来る途中にデパートあったよねということで引き返した。さくら野百貨店。そこはやっていたのでデパ地下へ。野菜と終業間近ということで値引きのお惣菜を買えた。

お散歩終了。結局6、7時間うろついてたな。

ホテルの部屋で電子レンジにかけたブロッコリーとパプリカを食べて、本日2度目のお風呂、今度は湯船にお湯溜めて入って、おやすみなさい。

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2012年9月20日 (木)

青森姉捨て山紀行5

恐山で思いの外長居をしてしまった私たち。本日中に青森市内に帰りつけるか??

再び薬研温泉の方へと戻り、そこから今度は大間に向かう道を選ぶ。ナビが出してきたのはいったん太平洋側に出て海沿いを走る道。地図を見ると、半島の中を走る道があるじゃないか。ルート検索してそちらを選ぶと、「エコ」と出た。距離的な意味でエコなんだろうか、まあよくある似非エコだろうなと思いつつその道を行く事にした。

薬研温泉のとこで私はシートを倒して空を仰ぎ見る。この姿勢だと景色はほとんど見えなくて、真昼間の太陽に顔面丸焼けになるんだけど、山道を行くなら木々が日光を遮ってくれるだろうし、カーブでいちいち踏ん張るにも限界がある。奥薬研を過ぎたところで道路工事をしている人に「この先砂利道だよ」と言われる。ちょっぴり進んでまた道路工事の人に「どこまで行くの?大間?佐井ね。ずっと砂利道だよ」と言われる。

ちょっくら地図をば。

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↑恐山と薬研温泉ここ。

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↑クリックで拡大。青い線が未舗装の道路、23キロほど。

れっきとした県道です。青森県道284号薬研佐井線。未舗装といえど、過去には舗装してあったところもあって、補修されないままはがれていったようなとこも多い。それほどひどいガタガタのオフロードって感じではないけどたまに橋なんかで舗装してあると途端に静かな走行音になり震動も減り、ほっとする。道の両脇にせせり出している木々。関東にありがちな杉オンリー、ではなく、広葉樹がいろいろで気持ちいい。たまーに木々が遠くなると顔面が焼ける。川の脇なんて、もう奥入瀬に行く必要ないんじゃ??っていうせせらぎが見えてこれまた気持ちいい。

しかし結構長い。スピード出せないから長く感じる。

「あ!!dhonXX○☆彡6dkwl!!」と突然イモウトが叫ぶ。

すれ違う車もない山の中。恐山からなんかしょっぴいてきちゃったかと、何事??と訝しんでいると「猿!!猿がいる!!」とようやくイモウトが自分が何を認識したかをわかって言う。座席起こしてる間にいなくなっちゃったけど、またすぐに見えた。

ちょっと走ると今度はもう少し大きな群れに遭遇。猿たちもこちらをじーっと見つめてチェックいれてくる。見つめ合う。これはきっとタイワンザルなんかじゃない、下北の北限のニホンザルだ、と思う。子猿が母猿のおしりにしがみついている。ちっちゃくてかわいい。

猿にかまけていると日が暮れるので渋々去った。ようやく未舗装道路、終了。人工物らしきもの、何もなかったな。佐井村に出た。

海岸線を北に向かう。静かな村。昆布を干しているばあちゃんたちが見える。間もなく前方に見えるのは巨大なクレーン群となにやらでっかい鉄塔や建物。しばらく走ると海岸から引き離されそれはそれは滑らかで綺麗なアスファルトの広い道になる。ナビの地図を見ると内陸に随分回されている。

Jパワー、大間原発の敷地、でっかい。入り口には警備員が数人立っている。確かこの中に用地買収を拒み続けたただ1軒のうちがあるはずだけど、原発敷地に囲われていて誰にも止められずに自由に行き来することはできなくなっている模様。

プルトニウムを燃やしたくてしょうがないニッポン。建設は一時止まっているけど、大間はフルMOXの原発にするというからこのまま中断するような流れにはしたくないんだろうと思う。(後日、建設再開、と相成ったね)

下北の中でも一番のこの北の土地にいったいどれだけのお金が流れ、魂を売らされたりしたんだろうね。

そんなことを思いつつ大間に到着。大間崎は街よりさらに遠い。

公共の駐車場に車を停める。トイレもある。ただしこのトイレは便座がものすごい低い、和式便座がちょっと浮いてるようなもの。。本州最北端のトイレはそれかい。

さて車を降りてちょっと散歩。風が強く、日向は暑いが日陰は体感温度がぐっとさがる。屋台というかパーラーがいくつか出ていて海産物を売っている。土産物屋と食事処もいくつかある。ザ・観光地。海辺に出るとあったあった、大間のマグロの碑。

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漁師の一本釣りだぜ。

海は荒波が凄まじい。どっぱーん、どっぱーんとショアブレイクがご立派。こんな海で昆布採りをし、ウニを採り、マグロを釣ってるんだ。

よし、何か食べよう。パーラーで殻に入ったままのウニと焼きイカ、焼きつぶ貝を買う。マグロはいらないかと言ってたけど最後に気が変わり、500円の切り身パックを買う。石垣なら500円で4人食べても余るくらいの量の冊が買えるけど、ここは大間ブランド、500円で赤身3切れと脂の乗った部分3切れとなる。夏なので脂ののりはそれほどでもないと言われた通り、さっぱりとした味。石垣のマグロより身は引き締まってるか。

大粒のウニがめちゃめちゃおいしかった。

ランチ終了。4時をまわり、さて青森市へ。

今度は県道284号線ではなく海沿いの道を行く。風間浦、大畑。尻屋崎の方は到底遠くて回り切れないのでむつ市へと抜ける。そして横浜町を・・・と行かずあえてここは太平洋側へ。7号線で東通村へと折れてみた。山越えだ。日が傾き始める中、この山越えは距離は大したことないのになかなかスリリングだった。高度を上げるとガスに覆われて視界が悪い悪い。カーブもそこそこきついし。東通村は静かな漁村。だけどここも原発地帯。有刺鉄線で囲われた敷地が延々続く。更に進むと六ヶ所村。どうせだったら原燃PRに行きたかったけど、残念ながらオープン時間を過ぎていた。核燃料再処理工場のマネーで生きている六ケ所村。でっかい郷土資料館やでっかい運動場が目に付く。それにしても広大な土地が核の一時ゴミ捨て場になってるもんだ。そして六ケ所のこの場所は沼地なのね。低い土地、水をたたえた湿地。村民の平均所得が1000万を軽く超えるというから、この産業がもたらしたものはそりゃ大きいだろうね。

空に赤々と映える原燃の明り。なんて神々しい未来への明かり。

さて、ナビにはなかったものの下北縦貫道なる標識が出て青森へとなっている。なんだか速そうな響きだ。乗ってみよう。

この道路、山を直線でぶった切って走っている。確かに速い。残り数十キロがこれで一気に楽になった。ただ・・・大間でトイレ行って以来トイレがない。まあ大丈夫そうだったけど、目安がないと気になるもの。あればいいよねえと言っていたら縦貫道の終わりにあった。が、速すぎて通り過ぎた。料金所(将来有料化されるのかな、今は無料)を通り過ぎた先に、トイレがあった。休憩。夜のだーれもいないトイレ。治安がいいって素敵。

20時半すぎ、青森の東横インに到着。長いドライブお疲れさん。

ちょっくらホテル前を散策。お夕飯何か食べようと。21時を回った繁華街・・・・・・・閉まってる店が多い。屋台村みたいなところでラーメン1杯とハンバーグ1個を夜空の下でシェアした。

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2012年9月19日 (水)

青森姉捨て山紀行4

下北半島を駆けるよ、わっしょい。

ブナ林の中でおはようさん。暑い中でのドライブで水不足に陥ってるせいか夜中にトイレで起きることなく眠れた。太陽は2日目もやる気満々だ。

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朝ごはんは1階の食堂でいただく。朝食のセットメニュー+ミニバイキング。部屋で取ることもできるよと言われたけどバイキングも気になるから、ここはおしりの穴をきゅっと引き締めて食堂へ。小鉢が並んだお膳はちょっとずついろいろ食べたい気分にぴったり。ここの朝ごはんは夕ごはんより印象良かった。

スタッフのおばさんは森を眺めて「あー、秋が来てる。色が変わってきてる」とつぶやいていた。私の目には青々とした森にしか見えないけど確実に季節は変わってきているらしい。

10時のチェックアウトとともに本日のドライブスタート。今回、荷物をまずはこのホテルに送っていたので、スーツケースから愛する便所サンダルをとって履き替えた。身軽にいこう。

薬研温泉から恐山へ。昨日来た道を少し戻って宇曽利山湖の方へ。山道をゆっくり進む。しばらくするとどこからともなく硫黄の香りがしてきた。4、50分で恐山到着。あ、と言う間もなく三途の川の橋を渡り終えていた。これって車で何の気なしに過ぎ去っちゃうもんなんだ。赤い橋を歩いて渡ってる人がいたけど、わざわざ車止めるのも面倒なのでスルーした。

恐山の寺社の駐車場に車を停める。大型バスのとこはがら空き。一般駐車場にはそこそこ車がある。全体にそんなに混んではいない。まず目に入るのはでっかい地蔵。6地蔵か。

拝観料を払って境内に入る。なにげにスロープが設置してあって異界への入り口は優しいつくり。お寺の前まで頑張ってあがり、イモウトがひとりで硫黄ガスが湧いている岩山を一周りしてくる。この数年、そういえば毎年のようにふたりでこういう硫黄のにおいを嗅いでるっけ。箱根の大涌谷、阿蘇山、北海道の硫黄山やカムイワッカの滝。地球の原始的な姿に触れられる気がしてなんかドキドキするのよね。

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岩山の部分から帰ってきたイモウト。硫黄の噴出はさほどでもなく、熱水もあまりなかったらしく、こんなもんかとちょっと恐山への畏怖レベル下がる。行けるとこまで行こうと言うので、ベンチのあるお堂の方へおんぶでゴー。風車がブンブン音を立てて回り、亡くなった人の名前を書いた御札が積まれているのを見ると、ここはやっぱりあちらの世界とつながってる場所とされてるんだなあと思う。ちなみにイタコはイタ子さんっていうキャラになっていた。

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敷地内には木の小屋が3棟あって、2棟が男湯、1棟が女湯になっている。男湯から出てきた兄ちゃんがにこやかに「いいよ」と言うので中に入ってみる。

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誰もいないのでイモウト、素っぱだかになって湯船に浸かる。私は足浴。硫黄くさくていいねー。

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駐車場へ出る。「霊場アイス」を買ってみる。イモウトチョイスでカシス、よもぎ、バナナ味の豪華ミックスでいってみた。(私はアイスに興味なし)

これ、アイス売りのおばさんへの寄付になった。

アイスと言うよりは氷菓。すっごい甘くて薄いフルーツ味で増粘剤たっぷり入ってそうなベタベタ加減でとんでもない速さで溶けて地面へ流れていった。

思いがけず恐山で長居しちゃったよ。この後大間に向かいます。

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2012年9月17日 (月)

青森姉捨て山紀行3

1泊目の宿、ホテルニュー薬研にチェックイン。

ここを選んだ理由は、どこか温泉旅館に泊まろうと探した時に「洋室で、テーブルでご飯が食べられて、部屋に洋式トイレがついている」を条件にして当てはまったから。温泉旅館はデフォルトは和室、座卓だからこういうのを条件にするのってしょせんお門違い。それくらいわかっちゃいる。3人旅だったら洋室にはこだわらないけど、今回はそうは言ってられないから、探す中でえげつない断られ方(公開しちゃう??)されてめげそうになりながらも、ここに行き着いてOKされた。ワタクシを断ったとこなんて遅かれ早かれ潰れるよ!と言っておこう。

ドライブ中とにかく暑くてドロドロになっていたからチェックイン時に冷えた甘酒が出てきて人心地つく。青森姉捨て山紀行では、ご飯がついた旅館に泊まるのは最初の晩だけ。最初が一番ゴージャスってテンションの持って行き方としては若干間違っているような気もするけど、気にしない。

外見も中身もレトロなホテル。廊下はいい具合にギシギシきしみ真っ赤な絨毯がオサレ。早速ベッドに転がる。寝心地はOK。部屋内に段差もあるしトイレもおんぶじゃなきゃ入れないけど、これはとりあえず織り込み済み。夕飯を19時開始にしてもらい、イモウトは露天風呂へ。「潔い温泉だ」と言って帰ってきた。脱衣所と温泉のみ、シャワーも洗い場も何もないイサギヨイ温泉だったらしい。

夕飯はお部屋で。大きめのテーブルがあってそこにお皿が並べられていく。スタッフのおばちゃんは下北弁なのかな。~っこ、が名詞にくっついててかわいかった。味付けは塩っ辛くなくて、魚介類メイン。夏メニューの最終日だったそうな。(写真は・・・あればあとで)

夜12時。誰もいない様ならお風呂に入りに行こうと大浴場に偵察しに行く。エレベーターで該当フロアにおりて、風呂場前の階段前に車イスをおいて脱衣所に行く。誰もいない。車イス放置はまずいだろうとイモウトが回収してくる。手早く素っぱだかになってお風呂へ。真夜中の広い温泉を二人占め。ヒバの香りが気持ちいい。十分あったまってあとは寝るだけ。埼玉から直線距離にして620km、下北のブナ林の中にておやすみなさい~。

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2012年9月16日 (日)

青森姉捨て山紀行2

移動だ、わっしょい。

姉捨て山紀行はまず大宮で10:01発の東北新幹線はやぶさに乗ることからスタート。大宮までが小1時間かかるので8時目標に家を出た。まだ特急券のみ買ってあっただけで乗車券は当日買うことにしていたので、大宮に着いてまずは窓口へ。特急券を東京駅からにしていたので300円払い戻しもあり・・・とちょっと時間かかったものの、余裕でホームにたどり着いた。

2010年12月4日に新青森駅まで延伸され、3ヶ月後に震災発生。あちこち復旧作業が必要だったけど、2ヶ月もしないで全区間再開となったというから新幹線、やるねえ。

走行中地震来ませんようにと思いつつ2時間45分で一路青森へ。

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大宮で駅弁を1個買う。これぞっていうのがなくて、選んだのはパンダ弁当。おにぎりについてる海苔がパンダ型になってるパンダ弁当。後日羽田の売店でどっかのおせんべいにも同じパンダ型の海苔がくっついてたから、このパンダ型抜き海苔カッターもしくはパンダ型の海苔は売れてるね。

気づけばもう福島にいてそこら辺でお弁当箱をオープン。夏バテ後で食欲のないイモウトと昼はあんまりいらないやと思う私とで一個のパンダ弁当を分け合う。

仙台で乗客が相当数降りて車内が空く。盛岡で残りの乗客もほとんどが降りる。新たに乗ってくる人は近場を見る限りではいない。

あとは終着駅に止まるだけだから、ここはもう遠慮なく席を使ってしまえということで、3席ぜーんぶ使って横になって寝ていった。こりゃ楽ちん。はやぶさは車両が新しいだけあって使い勝手はなかなかのもの。落ち着いたブラウン系の色でまとめられていて居心地良かった。トイレも車イスごと入れるものもあって安心。

新青森駅到着。

ピカピカの駅舎。

外に出る。

暑い。あれ・・・・・・・・・・・・・・・・。太陽やる気あるなあ。

駅近くのレンタカー屋に行って手続きをする。あてがわれたのはマツダのデミオ。灰色。

ヘッドレストや背もたれを調節し、ドライブに備えて水などを置いて、ナビをセットして向かうは下北半島の薬研温泉。ナビが示す有料道路はひとまず無視して浅虫温泉経由で海沿いに行くことにした。道中、その有料道路は丁度その時間に災害訓練で閉鎖というサインが出てたから正解だった。

薬研温泉までの行程で道草したのは、浅虫温泉の道の駅、ホタテの卸売の小屋の覗き見、横浜町の道の駅の3ヶ所。浅虫温泉の道の駅は見所なし。一応温泉もあるけど改装中だったし。横浜町の方は、まあまあ食べるものもあったけど印象に残るものはなし。

道中特にこれというものは・・・・・・なし。

むつ市はそこそこの規模だったけど、なんか人がいないんだよねえ。

薬研温泉無事到着。

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2012年9月15日 (土)

青森姉捨て山紀行1

青森県に行ってみよう。イモウトとふたりで6日間の旅を計画した。

なんで青森にしたか。特に理由はなし。とりあえず行ったところのないところに行ってみたい、何とはなしに恐山が気になる、っていうくらいか。私にとって青森は夜行列車で北海道に行くのに通過したことがあるくらい。イモウトは中学時代の卒業旅行以来なので初ではないけど、まあ、いっか。

ふたり旅は2001年のオランダ以来ってことで、そのときも現地にはRがいたから、こういう完全二人きりっていうシチュエーションは実は初めてだ。

私:身動き能力ゼロ。現状、今までで最高に動けない。2001年時の状態なんて今思えばかわいいもの。

つまり、トイレ・洗面・着替え・口にもの運ぶ・水分摂取・髪の毛とかす・結う・コルセット巻く・風呂に入れる・車に乗せる/車から降ろす・シートベルトする/はずす・カーブ時に体おさえる・車イス押す、などなど、一切合切がリピートしてすべてイモウトにかかってくる。私がかろうじてやってるのは呼吸と咀嚼と電動歯ブラシ持ってることくらいか??おまけに人よりも回数多くトイレに行くと訴えることか??

いつもいつもどうやったら省エネでいけるかということばかり考えて生活している私は、旅行中もできるだけ省エネでいけるように一応算段はした。持っていくものはすべてリストアップし、トイレ回数減らすためにも整腸剤を毎日飲み、苦手なストローも使い、・・・とそんくらいだけど。

イモウトは性格上昔からオンとオフが激しい。内向きと外向きの差が激しい。集中力があるときはすごいエネルギーを発するんだけど、そうじゃないときは溶けた餅みたいになって、のらりくらり。第三者がいる前では陽気で快活だけど、ハハや私とだと突然キレたり嘲笑したり、鼻息がシュッシュと音を立てる。

6日間、無事にやっていけるのだろうか。実は不安。イモウト自身も一応そこら辺自覚してるらしく、どこでブチ切れるかねと言ってる始末。

そんなわけで、無事にやっていく事を目標にするんじゃなくて、ここはいっそ手のかかる姉の始末をばということで、「恐山で?龍飛で?八甲田で?青森姉捨て山みちのくふたり→ひとり旅」となった。

ポイっとな。

旅程は、
①東北新幹線はやぶさで青森へ。レンタカーを借りて出発。
②薬研温泉泊
③恐山、大間、下北ドライブ
④青森市内散策
⑤八甲田、奥入瀬、十和田湖、弘前
⑥龍飛崎ドライブ
⑦市場で買い物、青森県立美術館
⑧東北新幹線はやぶさで大宮へ。

薬研温泉に一泊したあと、四泊は青森駅前の東横インを利用。

あちこちでポイっとされてきたけど、さて、私は今どこにいるんでしょうか。恐山がね、暑く乾燥していて、おどろおどろしい感じはなく、あの世とこの世を結ぶような、異界への入り口には見えず、捨てられなかったのよねえ。八甲田もよく晴れていて景色よく、八甲田山死の彷徨の様子は微塵もなく、ここでも捨てられなかったのよねえ。

龍飛。もしかしたらここかも。その理由は後述しよっと。

ま、結果的に事故ることなく、長距離移動もなんとかこなし、ひとり旅ではなくふたり旅で終われたわ♪

Vanilla Skyじゃないよね、The Sixth Senseじゃないよね、と言いつつ・・・・!

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2012年9月14日 (金)

バナナ

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どすこい!

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2012年9月12日 (水)

キトゥルシロップ

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ハハが8/30~9/5でスリランカに行ってました。

その間私はイモウトとふたりで青森まわってました。


スリランカみやげがたっくさん。

キトゥルうまーい。

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