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2013年10月20日 (日)

屋久島もののけ旅1

10月11~15日に人間界を離れてもののけの棲む世界へと行ってました。そこは想像していた以上に生き物と木の精霊の気配が濃い場所で、澄んだ水を口に含み、木々が吐き出したばかりの酸素を吸えば、全身が洗われたかのよう。屋久島、大好きになりました。私の魂、きれいになりました。

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さて、なぜに屋久島に行ったかというと、もちろん誰しもが思い描くような「一度は行きたい」という漠然とした欲望は持っていたけど、行くならやっぱり森を山を歩かなくてはその良さを感じられない、どのみち歩けないなら行ってもいまいちだよなと思っていたところに、女帝が「屋久島行こうかな」と言うのを聞いた。これが単に初めて行くというなら、このところすっかり登山家になっている女帝の次の行き先のひとつとして聞き流すところだけど、10月、4月と行ってきたばかりでそう言う。ならば私もくっついて行くのもいいのでは、何がそんなに彼女を惹き付けてやまないのか見てこようと思った。私にとって、女帝が言う「おいしい」「美しい」は信頼度が高いのだから。

GWに屋久島の直後に石垣入りした女帝と日程を10月の連休にと決め、早々とホテルと取れる区間の便を予約しておいた。石垣から屋久島に行くには、乗り継ぎが2回必要。はい、地方から地方への移動というのはいつだって時間と費用が東京の人の倍かかるのです。石垣→那覇→鹿児島はANにて(那覇→鹿児島は1日2便あってうち1便はソラシドエアとのコードシェア)、鹿児島→屋久島はJALとなる。鹿児島→屋久島は高速船もあるけど、空港と港は車で1時間かかりそうなので荷物抱えての移動は実質不可能。なんせハハがひとりでスーツケース、サブバッグ、肩掛けカバン、呼吸器、そして車イスに乗っかった私を運ばないといけないので。飛行機だけなら荷物運びは問題なし。今回は航空会社が途中で変わるため、鹿児島でいったん預け荷物を回収して、発券とチェックインをまたやる。ソラシドエアが那覇で30分遅延したものの、鹿児島での待ち時間が2時間50分あったからまだ余裕あった。乗り継ぎ回数は増えると次の便を逃すリスク高まるから小心者には嬉しくない行程。

普段ANAをあまり使わないのだけど、その理由はJALほど車イス対応がハード面で美しくないため。機内用の車イスがかなり辛い仕様でそれ使うだけで全エネルギーを使い果たす。ブレーキかけた状態で前後にシーソーのごとく動くから、空港のトイレに行くときなんてシーソーとの闘いになる。フットレストが高すぎるから座ってるというよりやーさん座りしてるよう。座面柔らかすぎて安定感なし。こういうの1回でも使うと背骨にくる、肋のひずみにくる。でも文句言ったところで乗らなくていいと言われたらおしまい、さようなら、背骨の張り。屋久島への飛行機は離島便らしく小さな小さなプロペラ機で、1席+通路+2席×12列の36席配置。もう少し大きい機種のでも2席+2席で74席。当然ボーディングブリッジはつかえないから、乗り込むたった6段のステップを鹿児島空港ではフォークリフトで運ばれた。野菜の箱になった気分。帰りの那覇では、遅延でゲートが変更になり、またボーディングブリッジは使えずにバス移動になったのだけど、ANAはノンステップバスがなくて人海戦術で担ぐ。もっとましな方法はいくらでもあるだろうに、21世紀がだいぶ過ぎても行き当たりばったりの対応が目につく。

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鹿児島空港で黒豚生ハムと黒豚ステーキカレー。和カレーってしょっぱい。

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