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2018年6月27日 (水)

台北-女三世代旅PartⅢ-④

台北で目覚める3回目の朝。天気予報だと午後に雨の時間帯もあるので、まずは午前中少し遠出をして、食器を見に行き、午後はまた市内中心部でうろついて、ひたすら台湾名物を食べることにした。

前夜に下唇に出血を見たオニコの傷はというと、まるで何事もなかったかのごとく、ツルッツルのきれいな粘膜になっている。一晩ですっかり癒えていた。最近ちょっとした切り傷や蚊に刺された痕がいつまでも残るようになった私からすると、この再生能力の高さは羨ましい。

ホテルでタクシーに乗る。運転手のおっちゃんに○○に行きたいとE子が告げると、今は食器見に行くならそっちじゃなくてもいい、こっちにしろと言う。ホテルのスタッフはそんなことないと言いたげだけど、おっちゃんの押しに負けて、言う通りにした。

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走ること10分やそこらで、おっちゃんが、ほらこの辺にそういう店があるだろ?あの辺りに車を停めるからなと言って降ろされた。確かに高架下には店が並んでいて、確かに厨房機器やなんかが見えるが、食器は?え?もしかしてほんのわずかにある、プラスチックのチープな皿とかカップを意味してる?と思った時にはおっちゃんはもう去っていた。業務用厨房機器、つまり冷凍庫やテーブルやでかい鍋やなんかを見に来たんじゃないのになあ。遠出して川の向こうに行くのを拒否された模様。

ま、仕方ないねと、ぷらぷら歩く。界隈の雑多でお世辞にもキレイとは言えない店の並びに、突然、豆漿と書かれた改装したばかりと思われるオシャレなお店が通りの角にあった。爽やかなお兄さんがカウンターにいたので、豆漿を試飲させてもらう。豆豉も味見する。お土産に持ち帰る。

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地図を見てどこに向かうか定める。

少し距離はあるけど、雑貨屋さんがありそうな界隈に向かうことにする。

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パパホエールという小洒落たホテルを通過する。ここ、西門町。世はサッカーワールドカップが始まったところ。

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ポツポツ雨が降る。

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ビル壁に取り付けられたエアコン室外機の数々。落っこちてきそう。

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魯肉飯のお店発見。ごはんにひき肉が乗った丼。塩辛いイメージで口に運んだら、予想外に優しい味で、あとを引く。

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麺もスパイシーだけど塩辛くないから食べやすい。

台北の歩道は、ビルが並ぶところでは軒先を深くして屋根をつくり、足元は1店舗ずつ床の高さを違えていても必ず隣同士スロープをつくっていて、陽に当たらずに、もしくは雨に濡れずに進むことができる。スロープは滑らか。これはバイクが多いからなんだろうけど、台北全般にバリアフリー感が強いのは、陳水扁さんの奥さんが車いすを使うからかなと思う。設計の段階の思想みたいなものを感じる。

歩いているうちにハハの脳内から雑貨屋さんに向かうことが消えて、胡椒餅を買いに行くことに置き換わっていた。いきなり違う方角に向かい始め、いきなり胡椒餅に話が飛んで、E子がムカーっと来てプチっと切れた。どうして決めたことをひっくり返すの?と。ハハは悪気はないのだけど、去年台北で自分が行ったお店に一種の守備範囲内の気持ちがあるから、そこに行きたいとなったら、行かないと落ち着かない。オニコは、ねえ!喧嘩してるの?お話してるの?ばあばを怒らないでと言う。喧嘩じゃないよ、お話だよと言って、兎にも角にも胡椒餅屋に向かうことにした。


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ハハが去年来た胡椒餅屋が見えて、「テリトリー内にいる」という安心感から俄然元気になる。ふたつ買う間、オニコはトイレへ。このトイレはだめ、あのセブンイレブンはトイレはない、さあどうしようとなって、ハハが三越がこの先にあるからそこに行くといいよと言った。無事トイレ終了。ハハ、これを手柄話として帰宅後リピート中。


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いったんホテルに撤収。胡椒餅は、スパイシーなハンバーグが小麦粉の生地に包まれてる。食べ進めるとスパイシーさが効いてくる。

お昼寝タイム。

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4時頃、再度お出かけ。行き先はまたもや龍山寺近辺。剥皮寮でまた休憩。一回行ったとこをまた行くのもオツなもの。目が慣れると最初とは違うものが見えて来る。

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夜市を冷やかして歩く。

路上に広げたシートの上に、どう頑張って想像力を膨らませてみても一文の値打ちもない、ガラクタらしいガラクタがたくさん並んでいる。相当酔っ払ってるか、罰ゲームか、はたまた売り手のおっちゃん達とのやり取りを楽しむか、劇で蚤の市を再現するか、それ以外にこのガラクタを買う機会はなさそう。これだけのものを毎回広げて仕舞うだけでも相当な労力だよねえ、実は何か別のものを売ってるのかねえと言いつつ、横目で流して行く。この通りには、かなり年齢がいっている女性が、それらしき服を着て暗がりに立っている。多分、春を売っているんだろう。屋台の中で断トツの人気を誇るのはカットされたスイカだ。みんなむしゃぶりついている。

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石垣でも夜市を真似して桟橋マーケットなるものを港で何度か開催しているけど、あんまり中身が伴っていない。オシャレ感を出そうとしてるのが見えるものの、アジアの屋台を謳うとなると、なんか違う。参加屋台数も少なく、値段は高めで、さっと見て終わってしまう。自然発生的な市のにおい、雑多な雰囲気、そういうのがイベントだと出ないんだろう。道交法で公道を遣うことを一律に禁止してる限り、取って付けたような夜市になるのはしょうがない。

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金城武とぶつからないかなあ。

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肉まん屋さんがあったので、高菜饅と海老餃子を注文する。この高菜饅がめちゃめちゃおいしかった。なんといっても塩辛くない。高菜シャキシャキ。オニコに、今日は何回ごはん食べるの?とあきれられる。

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夕方の日を浴びる龍山寺を、今度は正門から見る。富貴吉祥の文様を眺めご利益に預かるよう、おねだり。電光掲示板が、ちょい興ざめだけど。

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華西街夜市のアーケードに入る。

マッサージ屋さんがたくさん軒を連ねている。美容系の店内の床では、何人もの女の人が車座になってネイルをやっている。蛇を食べられる店もある。

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粥店があって、なかなかの賑わいを見せていたので、ここでお夕飯を取ることにした。路面に並べられた簡易テーブルに、適当に頼んだお惣菜とお粥を置く。周りではご飯やお粥に揚げた魚を乗せて食べてる人が多い。お店のお兄ちゃんが簡単な日本語を話すので、聞けばAさんという彼女が東京にいるらしい。彼女もここのお惣菜食べたことあるのかな。賑わってるだけあって、なんてことないお惣菜だけど、どれも美味しかった。

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ジュース屋さんでミックスジュースを飲む。搾りたての新鮮なジュース、うまい。日本だとフレッシュな果物があまりにも高級すぎて、こういうジュースもなかなかない。

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艋舺公園で何するまでもなく集う地元民に混ざって、日暮れどきのひとときを過ごす。そのうち、噴水ショーが始まる。おっちゃんに、日本人か?と聞かれ、日本人だと答える。何かわわ〜っと言われるけど、すまぬ、中国語も閩南語も分からない。E子が、なんで言葉が通じないのにああやってずっと話し続けるのかね、意味ないでしょ、理解出来ないと言う。非言語コミュニケーションってもんがあるでしょ、黙り込むよりよっぽどいいよ、返答なくても話し続けるのは人間性あるよと思う。

お菓子屋さんを覗いて月餅や大福を買う。店のおじちゃんもおばちゃんも、雰囲気が懐かしい感じ。応対が柔らかい。

ホテルに帰る道すがら、本屋さんがあったからのぞいていく。どうやら教科書や参考書、ドリルの類が置いてあるっぽい。E子は、じゃあ先にホテルのケーキ屋さん見に行ってるね〜、ごゆっくり〜と別れる。ハハ、こうなるともう途端に焦りの境地に陥る。私は本をちょっと見てみようと思ったのに、ハハは即出てしまう。行き当たりばったりの、目的が見えないことに時間を取ることへの怒りがすごい。spontaneousなことが受け入れられない。初めて入る店で、私も何がどうとは言えないのに、目的を言え!!っと路上で叱られる。もういいや、と、ホテルに行こうと言うと、今度は猛然と店に戻る。オニコがこれを見て、あ!車にひかれる!と思ったらしい。確かに危なかった。。何はともあれ、数冊、面白そうな本を買って来た。無駄に命がけ・・。

オニコは心配でホテルの部屋には戻らず、外で待っていた。

夜食にケーキを食し、1日が無事に済んだことをお祝い。

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4晩お世話になった変圧器。これのおかけで呼吸ができました。ありがとう。

最終日は帰る移動のみ。

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ホテルから桃園の空港へは、予め予約しておいた送迎車で向かう。空港でチェックインを済ませ、Wi-Fi端末を返却し、出国手続き。

オニコ、荷物を乗せるカートに乗りたくなって、乗る!乗る!と言い張る。乗る!ダメです!乗りたい!絶対にダメ!乗りたい!これは人は乗っちゃいけないやつなの!乗るーー!乗れません、ルールです!

私とハハは係りの人に連れて行かれて、待合室までひたすら移動。途中、お土産見るチャンスもなかった。E子はきっと免税店で何か買ってくるだろうと思いきや、オニコが全く店に寄られせてくれず、こちらも全くお土産見るチャンスなく。待合室から近いとこで肉まん買って軽食にした。

待合室で再びオニコと会って搭乗を待っている時に、カートの件を持ち出して来て、あの時はどうしても乗りたかったんだけど、ママにダメって言われたの。あれは人は乗っちゃいけなかったんだね、と語って来た。ちゃんと自分の中で折り合いをつけたらしく、話をまとめていた。よろしい。

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チャイナエアラインは帰りもほぼ台湾人客で占められていた。石垣に着くと、ターミナル出たとこでクラブメッドの出迎えがある。なるほど、みんな家族連れでここに行くのね。40分弱のフライト時間で帰島。

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石垣、暑い!!と空港ターミナルを出て叫んだ。
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飛行機代大人2人分(預け荷物は1人頭30kgまで):72,100円
空港ホテル間送迎(チャイルドシート1台追加)片道:NTD 1,750(6,614円)
Wi-Fi端末(無制限4GポケットWi-Fiレンタル5日間 KKDay):NTD397
ホテル(台北ガーデン ホテル4泊トリプルルーム):NTD19,137.75 (70,151 円)
レストラン5人+幼児:¥23,900円
海外旅行保険4人分(t@bihoたびほ):7,410円

1台湾ドルは約4円と概算して見てました。

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帰ってから見た映画
『ヤンヤン 夏の想い出』
『台北ストーリー』
『海角七号 君想う、国境の南』

そのうち見ようと思う映画
『セデック・バレ』
『悲情城市』
『KANO』

石垣で見たことあるドキュメンタリー
『はるかなるオンライ山〜八重山・沖縄パイン渡来記』
『海の彼方』

石垣で聞いたことある台湾原住民のレゲエシンガー
MATZKA
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李登輝元台湾総統が沖縄の慰霊の日に本島に来ていた。95歳。台湾の未来をどう見ているのか聞いてみたい。


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