たっぷり午後の時間をビーチで過ごした後、今度は夕日スポットである西桟橋に向かった。泉屋にはジミーちゃんも一緒に泊まることになっていて、ちょうど同じような時間に「西桟橋にいるー」とメールが来た。お宿から桟橋へは1キロもなくてちょうどいい散歩ができる。桟橋に着くと、先っぽの方に黄色いTシャツを着たジミーちゃんらしき人物が寝っ転がっているのを発見、が、イヤホンをして夜勤明けもあって爆睡中、そのまましばらく放置しておいた。
ぽつぽつと人が集まる中、太陽がどんどん沈んでいく。桟橋の一番先端にギャルがいてそのひとりがやおら腕をあげて腋毛抜き・・・。あのー・・・、雰囲気ぶち壊しなんですけど(`人´)
夕日をうけて長く長く伸びるRの影。水面にも鏡のように姿が映し出されてます。
文句なし!眩し!
夕飯の時間が6時だったので、西表島へと沈むのを最後まで見届けられなかったのが惜しいってとこであるけれど、まずは無事に晴れてくれたから満足なり!
お待ちかねの夕飯は、もずく汁にアーサーがちょっとのっかったサラダ、紫米のごはん、スパゲッティサラダ(っていうの?あのマヨネーズであえたやつ)、とんかつ、ゴーヤーチャンプルー、島タコのお刺身でした。タコの刺身の下敷きがキュウリ(Oh No!)だったので、あまり影響のないとこだけしか食べられなかったけど、すんごいおいしかった。Rはタコがダメ、Jはもずくがダメ、そのわけはテクスチャー(歯ごたえ)。ぬるっとしてるもんって抵抗あるんだね。全部ジミーちゃんの胃袋に納まりました。←ミニサイズな体格からは想像できないくらいよく食べます!!
夜、星の観察をしにちょこっとお散歩に出たら、上を見上げる前に足元が光っているのに気づいて「!?」
「蛍だー!!」
あまりにも数が多いので、Rとジミーちゃんが観察すると・・・「むかで!」「いっぱい数センチのむかでがいる!」「うそー?あれって光るか??」ティッシュに一匹捕獲すると、おぉ確かにグロテスクなむかでっぽい虫がいる。。でもお尻部分の発光具合はまさに蛍、そして姿もちゃんと見れば蛍の幼虫だ。
頭上では星がギラギラ、足元では蛍がぽーっと発光。セミやカエルの声。
星といえば、Rの専門分野ということで、ひとつレクチャーしてもらいました。いや~、目からうろこ。もしかしたら世間では常識になるのかもしれないけど、私にとってはまさに感動的なお話。「ミルキーウェイは星の集まりなの?」と聞くところからレクチャースタート、明快なお答えが返ってきました。私がざくっと知ったお話はこんな感じ。
すべては回転、ぐるりぐるり~。地球は恒星(自分で光る星)である太陽に属する惑星で、他の水・金・火・木・土・・・を含めて太陽系(ソーラーシステム)に属してる。んで、太陽系は、銀河系(ギャラクシー)に属していて、銀河系には星が2000億個あるらしい。おぉ気が遠くなる。でもって銀河はまた集まって銀河団をつくり、さらに銀河団が集まって超銀河団になります。。銀河系の中心は古い年取った星が集まってて、ブラックホールもそこにあるかもしれないけど、まだ分からないそうな。天の川(ミルキーウェイ)は、銀河系のスパイラルの腕(=星の集まり)を、その腕にありながら太陽系がちょっと集団から離れているせいで、見ていることになる。
「10年前に木星に行った探査機はまだそこで動いてるよー」「火星のマーズパスファインダーは?」「あるね」
孤独だねぇ。。
人間が機械を送り込んだ範囲なんてまだまだちっぽけ。これならどこに生命がいたっておかしくないやね。地球も磁場がなくなるらしいし、太陽だっていつかは燃え尽きるわけで。
竹富島から星空を眺めながら、宇宙のでっかさを感じた晩でした。(この後、布団に入ってから、でっかくて固そうな羽虫がぶーんと飛んでは壁やふすまにぶち当たる音にしばし悩まされました。侵入されなくてよかった~。)
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