fair-haired boy
秘蔵っ子のとことこショーン。
ぜんまい仕掛けのこの子が安心して歩けるように整理整頓するのが目標・・・なんだけど、なんかまた本が散乱している。
『獄窓記』と『累犯障害者』を立て続けに読んだ。
秘書給与詐欺事件で逮捕、起訴されて実刑判決が出て刑に服すことになった元衆議院議員が書いたやつで、いつか図書館にでも入ったら読もうと思っていたのに、いまだその気配はないので古臭くなる前に買って手にしてみた。『獄窓記』は事件の概要と実際の刑務所内でのできごととが書いてある。思ってたより事件の弁明というか、ほんとはこうだったんだ、聞いてよ聞いてよってことにページが割かれている。四字熟語の乱発はさすが政治家になった人の口調。刑務所内での服役の様子は、経験した人にしかわからないことばかりで、その中でも社会的に見てのけものにされている人たちを集めた場所に配属されただけあって、リアル。日本社会の構造的問題、ここにありって感じでいろいろ考えさせられる。
人間ってどこまで人権を尊重されるんだろ?尊重できるんだろ?
『累犯障害者』は再犯をしてしまう人たちをルポ風に書き上げている。タブー視されていることがらって、たっくさんあるもんだ。わたしはずるい考えだけど、自分が犯罪にあいたくないからこれを読んだ。
時間切れ。感想は以上。
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