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2008年10月31日 (金)

焼肉&夜のお散歩

久しぶりに石垣島で夜の外食してきました。焼肉@やまもとです。前回の夜の外食ももしかしたら同じくやまもとで焼肉だったかも。軽く2ヶ月以上たってるなあ。

今回はサトコ様に誘われて計6人でテーブルを囲みました。これだけ人数いると、しかもひとりは男の人だったので、ファミリーセットにプラスして焼きしゃぶやタン、豚トロ、ホルモンを入れても胃袋が余裕な感じで楽しめる。これが4人とかだと最後は口きけなくなって、お互いの取り皿にお肉を置いてしまえという戦いになるもん。ときおり炎が上がるのを氷で消火しながら、焼き焼きし、おしゃべりし、時間制限もなくゆっくりできました。

帰りは車がなかったので、サトコとふたりで夜道をのんびり散歩しながら帰った。島で30分くらい歩くなんて普段ありえませんからねえ。どうせならと美崎町のスナック街を抜けて、原色ドレスに身を包むおねえちゃんたちがまだ9時ぐらいだからかヒマそうに立ってる前を通って、夜のあやぱにの脇を通り、だんだん暗くなっていく道を勾配に負けずに上り、サトコのサンダル履きの足がすれてちょい傷つきつつも、星空見ながら無事帰宅。即効お茶飲んで床にひっくり返って休憩した。(そのままサトコ爆睡)

体力ほしいっす。30分で上体を支えてる腕がビリビリにしびれてきて痛すぎる。。

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2008年10月30日 (木)

ネズミの脳みそで思うこと

エーゴではともするとass h●leなんて聞こえちゃうかもしれない名前のPMさん、景気浮揚策のひとつが定額減税ってあほすぎじゃない??そう思う理由は面倒だから書かないけど、クーポン出すだけで無駄な費用使うやん。

巷の人の話で、贅沢はやめて安いファーストフードや定食にして我慢しようってのがあったけど、そういう自分は節約すればいいっていう発想の連鎖が需要以上のものを縮小させていくんだよねえ。浪費しろとはいわないけど、みんなどうしてこう簡単にハヤリに乗ってしまうんだろ。人の心理が分からないや。

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2008年10月29日 (水)

ハサミムシ

4ヶ月ぶりに髪を切りに行った。わっさわさになったとは思っていたけど、想像以上に伸びていたもんだ。結んじゃえば多少の違いは分からないもんなあ。濡れたときだけなんちゃってストレートになるけど、そんなのは一瞬で、乾かせばやっぱりもじゃもじゃに。静かにしてても髪振り乱してるってどういうことだろ。白装束着て笹でも振ればまっとうな占い師に見えそう。でも少しすっきりさせた分、手入れした感は出たか。

美容院にはキョウコちゃんと行ったので、その後軽くドライブに出た。空気が澄んでいて山の木が一本一本くっきり見える。窓からの日差しが強烈です。

畑にいたカンムリワシが何か捕食するのを観察したり、パイン畑にオス雉がいるのを見たり、野鳥観察もばっちり。

喉が渇いたのでカフェに行ってみたけど水曜って定休日が多く、そこもお休み。

名蔵へ行くまっすぐな道路があるのだけど、そのまっすぐスタート地点にある紅芋やさんが開いているのを初めて見たのでそこで休憩することにした。

にんじん芋のアイスクリーム、250円。あつあつのスイートポテト、150円。お茶つき。スイートポテトは紫芋と、ほんとはにんじん芋が甘みが強くていいらしいのだけど今日はなくて白芋とが二層になっていた。

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アイスクリームには上にしゃりしゃりの芋ものっていて、おいしい~。

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どこからかやってきたハサミムシと戯れてみた。丸いつぶらな瞳がかわいらしかった。

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夕方、日が沈む頃、ハハと海辺へ。大潮、満潮も満潮でたっぷりとした水が静かに打ち寄せていて、とっても穏やかな景色だった。

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2008年10月28日 (火)

'08ニッポン旅行記⑦-B 嵐山

太秦の広隆寺をあとにして、路面にある線路を頼りにチンチン電車の駅に向かった。嵐山へどのくらいかかるのかは知らなかったけど、前日に京都駅で見ていた地図からするとまあ30分もあれば着くだろうとふんで、京福電鉄の太秦広隆寺駅で電車を待った。

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路面電車はホームもかわいらしくて気軽に乗れるのがいい~。嵐山線は全線均一で200円と地下鉄に乗るよりもお得です。

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住宅街を縫うようにして走っていく。石垣にもメイン通りにこういうかわいらしい公共交通機関があればいいのになー。市内って車置くとこないからどうしても行かなくなっちゃうもん。

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太秦広隆寺駅から嵐山駅まではたったの6駅、10分弱で到着。ずっと簡易なホームしかなかったのに嵐山駅だけはびっくりのど派手っぷり。別料金だけど足湯コーナーはあるし、飲食店もある。おだんごやさんで焼きたてのお団子を食べて嵐山散策前にちょっぴりエナジー補給をしておいた。

嵐山の地図はPiromiちゃんが持っているバス用ガイドブックが頼りです。簡単な地図とはいえ概略だけでも分かるのはありがたい。

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嵐山というとひなびた風情の場所と思い描いていたのだけど、だいぶ様子が違ってとても騒々しい、チープな観光地になっていた。かといって道がそう歩きやすいわけでもなく、人をよけながらの散策。

そんなこんなしてまずは、渡月橋に到着。

亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられたそうな。by Wikipedia

桂川にかかるこの橋、えらく長かったです。渡らなかったけど!この橋を境に上流は大堰川、さらに上は保津川といろいろ呼ばれてるみたい。

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青空がとことん濃かったです。紫外線が肌につき刺さる。

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ここにも小さな秋が訪れていました。

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さてお昼ご飯をどうしようかと街中に戻ってみる。通ってきたメイン通りはなんとなく避けたかったので、閑静な住宅街を適当に進んで行ったら、お茶屋さんがあった。空いているようだし、表に出ているメニューは選択肢はなさそうだったけど、お弁当の値段が良心的だったので入ってみた。京都ってちょっとした懐石弁当でも3000円とかってするから、2000円でお釣りが来るんだったら素敵です。お店入り口でスピーカーがいらっしゃいませーってでかでかと鳴るのはちょっとイケてないとは思ったけど、中もレトロな感じでなにより静か。私はお弁当ではなく、天丼1日10食限定、そのラストの1食を頼んでみた。揚げたてあつあつの天ぷらと関東のと違って薄味なタレがおいしかったー。天丼は1000円、胡麻和えとお吸い物つき。

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お腹も満たされたところで、嵐山の竹林をお散歩しに行った。ここらへんも大覚寺や清涼寺、天龍寺など見ておきたいお寺はたっくさんあるけど、とりあえずそれは目をつぶって、ひたすら竹林の醸し出す幻想的な世界にひたることにした。

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薄暗い竹林。

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『グリーン・デスティニー』でチョウ・ユンファとチャン・ツィイーが竹林の上で対決するシーンが浮かんでくる。カーン、カーンと刀をぶつけ合う音が響いて、竹の葉がさんざめいて散っていくような。

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パンダもいたかも。

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嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車の駅が眼下に見えた。急な坂道をおり、チケット販売窓口に行って見るとあと数分で出る14:53発の便があったので乗ることにした。1時間に1本の運行なのでタイムロスなくいけたのはラッキー。ホームまでは60段の階段、他の人よりも早めに降りといて正解でした。集団に紛れたら降りられなかったな・・・。

保津峡を眺めます。

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トロッコ列車は足元は金網すけすけ、窓は枠のみのとこがほとんどで、とっても風通しがいい。ほてっていた体を冷やすのにはもってこい。一歩間違えると日のあたらない渓谷は冷え冷え、トンネル内は寒々。渓谷をつくっている山の斜面はもう少し秋が深まれば一面の紅葉となる。間違いなく絶景だろうな。

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今はまだ葉が青々としている。日ごろ亜熱帯性植物に見慣れた目にはニッポンの山地が快く映る。シカも1頭だけでたそうな。私のとこからは目撃できず・・。

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亀岡に到着。

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列車に残ってそのまま同じ路線で帰ってきました。トロッコは嵯峨駅から嵐山駅、お飾り的な保津峡駅、亀岡駅まで全長7.3kmを結んでいます。乗車時間は24分。終着間近に運転士さんの歌つきです。なんせ観光鉄道ですから。

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帰りは嵯峨駅で降りました。ここの駅は立派です。よく分からないセンスで立派です。トイレ使ってみたら狭かった。。実用性重視ではないかも。

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おやつタイムは嵐山のお豆腐やさんで。外のショーケースにあった生麩饅頭を買っていこうと思ったのだけど、中が喫茶店になっていたので休憩しました。ところてんと麩饅頭と冷奴。

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再びチンチン電車で、四条大宮へ出た。もう時間も時間なだけに錦市場は終わりかなと思いつつ、途中でめぼしいお店に寄りながらひたすら突き進んだ。市場は店じまいを始めているところもあったけど、かろうじてまだ開いているとこもあって、京野菜や漬物やさん、おばんざい屋さんなどでお買い物。(翌日の錦市場。photo by Piromi)

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デパートで見ていた高知産の四方竹がおばんざいになっていたので購入。(翌日の錦市場。photo by Piromi)

もう一回と市場を回ろうとしたらもうみんな店じまい。。

栗を買いはぐったので高島屋へ向かった。最後の買出し~。

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ホテルに帰って戦利品をすっごい勢いで食べつくしました。さば寿司、煮物各種、ハモの蒲焼、マツタケご飯、マキちゃんにゆでてもらった丹波黒豆の枝豆もこれでもかってくらい食べしばらく口利けませんでした。四方竹がやわらかくてほぼ独り占め。

一日ハードに動いたPiromiちゃんはほうほうの体でようやっとホテルに帰って行きました。お付き合いありがとうでした!

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翌日ぐったりしたいところを奮い立たせて、京都駅で京都弁当を買って10時発の新快速に乗って一路三ノ宮へ。初めての神戸(新幹線で通過は除く)、まったく余裕時間はなかったので三ノ宮のダイエーで靴下だけ買ってポートライナーに乗り込んで空港へ。ポートライナーの時速って何キロなんだろう。脇を走る車がどんどん先に行くのにのんびりちんたら・・・。なぜかハハが空港手前の駅で降りようとし「ちょっと待ったー!」をかけて無事空港に到着。(今回の旅行はそういう妙な行動が何度もあったなー。エレベーターはドア開いたら降りちゃう、とか^^; とにかくしょっちゅう不思議なくらい焦っているハハvsとりあえず調べた時間/路線に乗ってるんだし、なんとかなるだろうっていう私で路上喧嘩しまくってたわ~。) 時刻表調べてリスト作ったときに一番余裕あるなっていう時間のに乗れたので、離陸時間まで余裕。


おまけ。

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私たちが乗ったトロッコ列車は、次に折り返したときに故障して乗客は2キロ以上線路上を歩いていったそうな。歩けない人は4時間以上トンネル内に残されたまま夜までいたそうな。確実に暗くて寒かったはず。。そばに道路もないもんなあ。このトロッコ列車、片道7キロを徒歩で行っても余裕だぜっていうくらいの心持で乗ったほうがいいかも。熱田神宮から始まった神社仏閣参拝のおかげで免れたかしら。これで全部運を使い果たしてないといいけど!

Piromiちゃんのログも合わせてご覧ください。①前編、②後編


京都で行ったところ。

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'08ニッポン旅行で行ったところ。

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'08ニッポン旅行記はこれにて終了。歴史や宗教をめぐる旅は奥深いです。ほんのお触り程度に見てきただけだけど、入り口だけでも消化するのにいっぱいいっぱい。日本の学校で教えてる歴史は宗教やサイキックな部分に触れようとはしない分、ぜんぜん面白くなくて嫌いだったけど、角度変えてみればそれなりに面白いもんだね。そんなことが分かっただけでも満足!

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2008年10月27日 (月)

ウシオからのお願い

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旅行中、数日間完全にうちを開けていたので、ウシオやサクラはおうちにおいといてペットシッターさんに日中は面倒を見てもらい、夜寝る前の時間にキョウコちゃんに来てもらってました。どちらもウシオたちが普段から会っていて慣れている相手。シッターさんは日に2回、どんな様子だったか詳細な報告をくれて安心して任せてました。

さて。最後のウシオの散歩のとき、ウシオがどうやら子猫を見つけてしまったらしく、シッターさんはほとんど死に掛けていたそのにゃんこをひとまず保護して今必死に育てているそうな。「美人ちゃんです」とメールにあったけど、確かに子猫らしいキュートさにあふれてて銀のやさぐれ幼少時代とはだいぶ違う。シッターさんちにはもうすでに犬が6匹、しかもご自分のお子さんもまだちっちゃい・・・。当然ながらこれ以上にゃんこを飼うのは無理。

そんなわけで、子猫の里親募集のちらしをいただいたので、このブログにも載せておきます。銀がよれよれでうちに来たときでさえ575gあったけど、この子猫はなんと150gくらいだったそうな。

責任を持って飼えそうな方、Benryさん(子猫育て最中のブログあり)に直接コンタクトをとるか、私のほうまで連絡お願いしますm(_ _)m 

ウシオからもお願いします。

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2008年10月26日 (日)

'08ニッポン旅行記⑦-A 東寺・広隆寺

'08ニッポン旅行記も最終ログになりました。

そもそも京都に行くのがメインだったはずが、おせおせになって気づけばフルに使えた日は一日だけになってしまったという、ちょっと目的ズレを起こしちゃった旅だったけど、その最後の一日が濃密で言うことなしの時間になったからよかった~。旅のお供としては最強のPiromiちゃんをゲットし、前夜ホテルで打ち合わせ。私、仏像や仏教、陰陽の本を読んで予習はある程度したけど、肝心のどこに行くかは絞ってなくて、ガイドブックも持ってませんでした。グーグルアースで大まかな寺院の位置は見ていたけど、それと実際のアクセスとは違う話。仏像って奈良舞台なのがやっぱり多くて、京都になるとおまけになってきちゃうんだよね。そして旅の前にPiromiちゃんが嬉しそうに「ガイドブックいいのがあった~、でもちょっとマニアック」と言っていたのは、実際に見てみるとほんとにマニアックなしろもの。どこどこになにがという見所説明はほとんどなく、ひたすらバス路線の解説。京都バス旅行サスペンス劇場ができそうな・・・。街の地図も簡単なものがバスのためについてました。Piromiちゃんがたまに垣間見せてきた鉄子の面が丸出しなチョイス(笑)そんなわけで打ち合わせで決めたのは、「東寺をスタートにして、四条で買出し」だけになって、当日を迎えたのでした。

仏閣って朝は8時・9時に開門し、5時には閉門してしまうので、宵っ張りな私のライフスタイルもこのときばかりは朝方に改めないといけません。前夜自分の宿泊先に帰った後、久々に離れ離れになっただんなさまとラブラブ長電話をしたPiromiちゃん、眠そうに朝8時半ごろ現れました。東寺に向けて出発です。京都駅から1キロちょっとと近かったので、開門後数分というミラクルな早さに到着♪伊勢から来た特急が京都駅に入る直前に見たほんのり赤くライトアップされていた五重塔が、朝日の中に建っていました。

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東寺の境内は広い広い。まだ拝観している人も少なくてとても静か。

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少しだけ秋の気配もあって、真っ青な空に紅葉が映えてました。

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高さ54.8mの五重塔はどっしりと京都の地に構えてました。インドではストゥーパという石を積んで作ったでっかいお饅頭みたいな形だったものが中国や朝鮮半島を渡ってきて日本ではこういう木造のものになってます。仏像ができる前は、仏舎利(釈尊の遺品や遺骨)をおさめたストゥーパが礼拝の対象でした。

紀元前5世紀ごろに、「おれの生活は裕福でいいもんだけど、周りを見るとそうじゃない、こんなのはよくないんじゃ」と思って妻子をとりあえず放って修行に出た釈迦が「こんな苦しいことやってるのにまだだめだ」といろんなことを試したことから始まったのが仏教。釈迦亡き後当初は足跡や菩提樹などで抽象的にその姿が表されていたのだけど、ガンダーラや中部インドに始まった石窟寺院で、紀元一世紀ごろ仏像も作られ始め、特に大乗仏教(日本はこっち)とともに発展し、アフガニスタン、西域砂漠、中国、朝鮮、そして日本へと伝えられ、百済からの渡来人がせっせと仏像をつくって今にいたります。具体的なフィギュアがないと人間は想像だけでは神聖な気持ちにはなれないらしい。

タリバンが爆破してしまったバーミヤンの仏像は、貴重な初期の仏教美術だったわけで、偶像崇拝自体をだめだとするイスラムと相容れないといっても見せしめのためにイスラムなんかよりはるかに古いものを壊したのってやっぱ×でしょう。

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東寺の金堂。他のお堂や五重塔よりいちはやく建立されたもの。wikiると823年までには完成していたらしい。本尊は薬師如来坐像、脇侍は日光菩薩と月光菩薩。どーーーんと広い金堂の中でその大きさを誇ってました。光背も立派でした。薬師如来には十二神将という専属の護衛隊が台座の下にいて、それぞれ12の方角を守るべくおつとめしてます。この十二神将はもとはインドの神様の由来で、薬師如来を信仰する人のことも災難から守ってくれるそうな。

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どーーーん。

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講堂。空海が着工した建物で空海ワールド広がる場所。ちなみに東寺は823年、空海が唐で勉強してきた密教の道場として嵯峨天皇からもらったもの。最澄も空海も山岳修行出身者で、普通なら留学者としては選ばれないのだけど相当賢かったらしく、行って来いと送り出され、最澄は天台山で天台教学を勉強し、空海は恵果阿闍梨について密教を勉強してきたのだけど、空海の方が天才肌、留学前にすでに中国語ぺらぺらだったり、どれを勉強するかでも一歩先を見て、だからといって急にそれを広めても無理だからとこうやって道場をつくって既存のものと摩擦しないようにしたそうな。(結構適当に書いてるから突っ込まないでね~)

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講堂内には空海の思う立体曼荼羅がつくられていて、21体の仏像が4隅を広目、増長、時國、多聞の四天王が固め、動物に乗っかったインドの神様由来の五大明王が左側に、五大菩薩が右側に、そして五仏どまんなかに大日如来がというように配置されてて、圧巻。曼荼羅の中心=大日如来=宇宙。まん前にたつと思いっきり見つめてきます。

Piromiちゃんと「お」っとほぼ同時に目に入れたのが、お気に入りベストになった梵天さんの頭上にちょこんと載っていたミニ仏像。横から見るとめっちゃキュート。甲高い声で頭の上からちまちま言ってきそうな子でした。梵天さんはもともとインドの宗教で世界を創造した神様。ガチョウにのってる神様~。虫を追い払う払子をもっていて、釈迦に悟りから得た教えを人々に伝えるように説得されてここにいます。世界を創造した神様も釈迦はぱしりにするらしい。

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東寺ひとつでどんだけ~ってくらい知識が要るけど、疲れたらPiromiちゃんのおしりを拝みます。

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東寺にはすてきなおトイレもあってさすが世界遺産です。

天気があまりにもいいので、こうなったら太秦の広隆寺にも行こうと次の行き先を東寺の敷地で決定。観智院拝観券が東寺とセットになっていたのでそっちに寄って、でも中には私は入れなかったので、ハハたちが拝観するのをしばしお外で待って、それからタクシーで太秦に向かった。

弥勒菩薩の半跏思惟像に会いに行きましょう。

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広隆寺の南大門にいる仁王像。

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広隆寺は秦河勝の氏寺で京都でも一番古いお寺のひとつ。聖徳太子の時代にまでさかのぼれます。

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石畳をたどって新霊宝殿にはいる。ここはだいぶ新しくつくってある感じで、中にはそれこそずらーーーっとあらゆる仏像が並んでいて、弥勒菩薩半跏思惟像・百済伝来といわれるもう一体の弥勒菩薩半跏思惟像・十二神将・阿弥陀如来坐像・不空羂索観音菩薩立像・十一面千手観音立像などなど、ついでに秦河勝夫妻像や聖徳太子像もありました(たしか・・・。)

中が写真撮影はもちろんのこと、スケッチまでも禁止なのがいたい。

弥勒菩薩半跏思惟像は大事そうに少し高いところに配置されていて、有名なアルカイックスマイルを頬に浮かべてました。モナリザ、スフィンクスと並ぶ世界三大微笑のうちのひとつです。

去年モナリザ見て今年この弥勒菩薩を見たら、来年はスフィンクス見なきゃだめか??てかなんでスフィンクスなんだ??

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弥勒菩薩は、菩薩としての修行を終えた身ではあるけれど、悟りを開いた如来ではなく、56億7千万年後に釈迦についでこの世に現れ、衆生を救いにきてくれます。それって地球ができてからってこと??だとしてもまだまだ先の話。それまでもう少し兜卒天で思惟にふけって修行してるそうです。

菩薩と如来の見分け方。

菩薩:悟りを求めて修行中の身であるので、釈迦の出家前の王子だったときの姿をしている。白毫(眉間の毛)や縵網相(指の間の水かき)は如来と同じくもってるけど、髪型がまだ螺髪ではなくて宝髻に結わえてあって、上半身は裸、アクセサリーをたくさんつけている。

如来:如来は悟りを開いた存在で超人です。頭には肉が盛り上がり、体は金色に輝いて、指の間に水かきがあり、眉間には白い巻き毛が生えている。衣服は簡単なものでアクセサリーはなし。(大日如来はのぞく)

如来にまでなると、自分が真理に満たされちゃって直接人間を救わないのだけど、菩薩は衆生を救おうと自分の修行をしつつ頑張ってくれます。如来の脇に立ってるのは菩薩。観音様やお地蔵さんも菩薩です。

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広隆寺のお庭も派手さはなく、静かで気持ちのいい空間。

ここでもトイレチェック。かろうじて和式便所優勢の中、ひとつ洋式を発見。あったときに入っとかないと次はどこにあるか分からない。で入ってみたはいいけど・・・狭くてドアをしめられず、Piromiちゃんに前で仁王立ちしてもらって開放感たっぷりにやってみた。広隆寺のお庭を眺めながらすっきり~。

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駐車場側に行くと、3本の木が根っこでつながっているとこがあった。そういえばこれはなちゃんの本にもあったような。

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木の足元に大きなキノコも。

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広隆寺の敷地で考えた。この青空はもうちょっと遠くへ行けといってる。太秦の先には嵐山があるのを、前日に京都駅にある地図を見て知っていた。

「行っちゃう?」「行っちゃおうか?」

そんなわけで広隆寺の次は嵐山に向かいました。

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2008年10月25日 (土)

お役立ち野菜

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北海道の親戚からこの秋の収穫物が届いた。たまねぎ、じゃがいも、かぼちゃがゴロンゴロン詰まってました。どれも間違いなく食卓必須のものだけに、ありがたや。

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早速たまねぎはシンプルに輪切りにして焼いて、ジャガイモもそのまんまの姿でjacket potato(でもオーブンがないから茹でて・・・)。主食をジャガイモにしてみたけど1個全部食べきれず。大きすぎだ。ジャガイモはいつもどおりサワークリームつけて。

チキンはこれまたシンプルにカイエンヌパウダーつけてグリルしたものです。

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銀ちゃん、夜はお風呂場に住んでます。

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'08ニッポン旅行記⑥-B 大阪

銀閣を散策した後、お次は大阪へgo!京都駅から新快速で30分、片道540円のショートトリップです。大阪駅へ出てしまうと迷子になりそうだったので手前の新大阪で下車、ホームにはすでにマキちゃんがいて、探すことなく合流できた。いつか大阪で遊ぼうねーっていうのが実現できました。京都で遊んだ分、大阪入りが遅くなってしまい、かつマキちゃんの予定もあったので大阪滞在は4時間弱だったけど、ビギナーとしては十分。

新大阪から地下鉄の御堂筋線に乗って、目指せ道頓堀。心斎橋をまずはうろちょろ。

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なんとかのひとつ覚え。グリコの前でも、なぜ飛ぶ?

ハハ、えびす橋を占拠して快心のショット目指してがんばっていた。

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屋台のたこ焼き~。昔よりタコの質が落ちたとマキちゃんはいうが、熱々のたこ焼きはうまいからそれでよし。

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護岸工事がちょっと前にあって、ぱっと見はきれいな道頓堀。この水飲んだら間違いなくぴーひゃらどんどん。

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法善寺の水掛不動。苔にびっしり覆われた躯体でした。

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法善寺のにゃんこ。

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お昼はもちろんお好み焼き屋さんで。焼きそばとお好み焼きとねぎ焼きの3つをオーダーして、目の前の鉄板でおばちゃんに焼いてもらった。焼きそばは麺が太め、お好み焼きは当然あつあつでうまうま、ねぎ焼きは中の具をえびにしたのでさっぱり目。粉もんはおなかが膨れる~。

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なんばから再び地下鉄に乗って、今度は動物園駅で降りる。駅とつながっているその昔にぎわっていただろう、○○ゲートの入り口は閉鎖され、なんだか物哀しい雰囲気漂うとこを通って地上へ。

新世界、そして通天閣到着。あらら、通天閣って白いんだ。ビル3階分の高さかと思ってたら意外にもタワー然としてるじゃん。名古屋で46階から夜景を見、前日に京都タワーにものぼり、それなら通天閣もいっとくかね、とのぼったさ。エレベーターの待ち時間がえらく長くて時代を感じさせます。

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ビリケンさん。って有名なの???

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この周辺がドヤ街っすね。ほんとは西成や天王寺や某遊郭を上からではなく地面の上で眺めたかったけど、ここではたとえばカメラをひったくられても一切文句言えないってのがあるので後ろ髪ひかれつつやめときました。日本で唯一暴動が起きる街、そして行政やメディアも立ち入りできていないとこ、ああ気になる・・。

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時間も押し迫ってきたので、マキちゃんとお別れ。案内ありがとうでした。

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5時前京都に帰ってきた。

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駅で待ち合わせの例の方・・・こなーい。

私たちが京都に行くと知って、「いいなあ、行きたい」と言っていたPiromiちゃん、大概の人はこの「いいなあ」で終わるのだけど、この方、本気モードだったようで(笑)ある日、途中でそれに気づき「本気??」と聞いたらすでにツアーを調べていた。ラッブラブなだんなさまはお留守番。

そんなわけで、ほんとに京都に来ちゃったPiromiちゃん、午前中に横浜から京都入りしていてこの日の晩と翌日を一緒に行動することにしたのだ。

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5時半ごろ、無事に合流。四条に繰り出しておばんざいを見繕い、私たちのほうのホテルでお夕飯。心強い旅のお供ができてうれしい限り!

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2008年10月24日 (金)

'08ニッポン旅行記⑥-A 京都

京都初日は雨に降られたために休養日になったのだけど、その雨は翌日にはすっかりやんで、低気圧が去った後の申し分のない真っ青な空が現れた。この日は大阪に出ることにしていたけれど、大阪に出る前に少し京都を見ておこうと思い直した。だってそもそも京都に来たかったんだもんね。

京都・奈良はその昔3月という寒い時期なんかに3年にわたり、3度ほど訪れたことがあって、なぜか小学生のくせに古都の雰囲気にはまっていてあちこち拝観していた。宇治平等院に行きたいと足を伸ばしてみたり、飛鳥路や斑鳩を自転車に乗っかっていったり。でもね、そこはしょせん、ガキの視線。仏像だとか寺院だとかより、哲学の道沿いのお店めぐりが楽しいだけだったり、満開の桜を見てもまあこんなもんか程度の感想で、記憶も今じゃ断片断片で残っているだけで、たとえば二条城行ってるよと言われてもピンとこず、ウグイス張りの床と聞いてだだっ広さと寒さを思い出したり、ナントカっていう寺はと聞いてもなんのこっちゃい、血天井で有名なと付け加えられて初めてそのとき見た生々しい手のひらスタンプを思い出したり。

今現在と比べれば(こういうことするとひたすら情けなくなると分かりつつ、同じ場所に来るとやってしまう悪い癖)、和式便所使うのも問題なかったし、自転車も長距離こぐのはもう無理でも、後ろに乗ってるくらいなら長時間平気だったし、清水寺に通じる三寧坂もなんとかなったし、お箸だってちゃーんと使ってたし、遥かに自由だったっけ。ただ、長らく歩くほどの力もなくなって毎日毎日さて今日はどうだろとひとりギャンブルやってる気分にあって、京都に初めて簡易wheelchair持っていったときはそれを見るのもいやでしょうがなかったから、気持ち的には今の方が誰よりも真っ暗なとこに向かって、落ちるとこまで落ちただけに楽なのかも。次々に失くしてきたものを今さらほしがってもしょうがないので、今はそういう過去は過去として、とりあえず17、18年ぶりにこうやって京都の地に再び来れたってことに感謝して、今度は大人の視線で同じ場所を見てみよう。なんせ今はお豆腐っておいしいって思えるし、湯葉は大好物だし、漬物も好きなものになったし、歴史も100年なんてあっという間さと体感する程度になじんだもん、新たに楽しめることがあるわけで。

京都でまず行きたかったところ。それは銀閣。メジャーなところでOK。ここの庭が確か良かったはずと思い行ってみることにした。時間節約も兼ねタクシーで向かうと、運転手さんが「鴨川沿いに一直線に行けば早いけど、ちょっと町を見ていく?」と提案してくれたので、町中の道を行ってみた。この運転手さん、辞典みたいな人でした。天照大神からどう天皇につながるかっていう古事記もミコト名をさらさら噛むことなく言うし、お寺もどういうコンセプトで回ればいいか、テーマごとのプランも持ってるし、仏教もさらさら語る。旅前に読んだ本の小話をそのまんま音読してくれてるみたいでした。すごっ。

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幽霊子育飴のお店。まんが日本昔話になってたなー。

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六道珍皇寺前にあるあの世とこの世のであう場所、六道の辻の石碑。お盆になるとここ一体が祖先を迎える人でいっぱいになるらしい(六道参り)。ちなみに六道は、地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天上道。運転手さん、これを噛まずに2秒くらいで言ってのけた。命あるものは、この6つの世界のどれかに輪廻するって考えるのが仏教です。天にいってもまだ煩悩あるらしく、輪廻からの解脱を目標として修行しましょうってね。六道を超越したのが縁覚・声聞・菩薩・如来でこの4つをあわせて十界と呼ばれてます。菩薩でさえもまだ修行中なんだよね・・。お迎えした先祖を送るための送り火が大文字・五山焼き。

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お堂の右の方↑に井戸があって、そこが冥界への入り口。なんだか井戸にゆらゆらオーロラみたいなもんが漂ってそう~。

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56億7千万年後にまで届きそうな鐘。お盆のときにつく鐘です。六道珍皇寺には閻魔堂があって、普段は開帳されてなくて格子の隙間から中を覗けるようになっている。タクシーを降りてちょっくら覗き見。ぎょろっとした目つきの閻魔大王と空海、そして小野篁(おののたかむら)の像がおかれていた。小野篁は小野妹子の子孫で、小町の祖父説もある人。古今和歌集とかに出てくる歌人ってしかイメージなかったけど、今で言うサイキックなタイプだったのかな、こうやって井戸から冥界へいって閻魔大王にとりなしてたっていうのだから。お寺には他に地蔵もいて水子供養のメッカとなっていた。

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再度タクシーで町を行く。横目でささっと八坂神社。

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平安神宮。熱田神宮や伊勢神宮を見た後ではなんだかピカピカすぎてありがたみがない。

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そして東山にある銀閣にとうちゃ~く。お寺の名前は慈照寺ですね。義政ワールドです。

午前中のさわやかな青空のもと、枯山水のお庭を散策します。最初に入ったところの生垣からして人工的につくられた自然の心地よさにほ~っと脱力。めっちゃ気持ちいい。

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向月台。

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銀沙灘。

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東山文化の落ち着いた雰囲気ってセンスいい~。

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苔のじゅうたんの敷き詰められたお庭。

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苔の解説もあり。生えていていい苔とそうではない苔があるらしい。苔にこんな種類あるんだねえ・・・。似てるもの多すぎです。

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苔アップ。

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今年から銀閣自体は2年かけての修繕にはいっているので、シートに覆われていて全体を見ることはできないのだけど、内部が覗けるっていう意味ではおもしろいかも。

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お砂場遊びをアートにしちゃう枯山水。製作過程を見てみたいもんだ。

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2008年10月23日 (木)

ホタルきたる

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このところ毎日が安定した快晴続き。日中の暑さははんぱじゃない・・・。真夏よりは若干湿度低めなのと気温も30度くらいで上げどまってはいるけど、暑い。

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体にこもった熱を浜風で冷やそうと思って、海辺のちょっと高級なカフェにサトコとキョウコちゃんと行ってきた。コーヒー一杯550円。コーヒーの匂いは大好きだけど飲むと体調不良になりがちで普段は口にしないけど、今だったら調子悪くなってもいいかと思って、念願のカフェオレを。ええ、ミルク多めにと、頼んで。。

サイフォンで入れてくれるコーヒー、おいしー。

ええ、ミルク多いすけど。

夕焼けと、夕方の食事に忙しい魚のジャンプと、黒さぎ黒バージョンを眺めながらまったり。

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朝、ベッド上のガラス窓に外側から何か虫が張り付いていた。遠めで見ていたので、ふとっちょなゴッキーかとおもったけど、よく見たら違った。

オオシママドボタルの成虫だ。発光器官は下のほうの二本の白い筋。体調15ミリほど。4月に飛翔するヒメボタルよりもはるかに大きいやつで夏は幼虫として地面でよく光ってる。

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毎年この時期、1匹2匹と数は少ないけど、確実にうちでこのホタルを見てるなあ。

ユーロやドルがすっごい安くなっている。買い時なのかも。半年ほど前の円高ドル安時はユーロはそんな変化なかったはずだけど今回は様子が違う。前回のドル安のときはドルへの交換がうまいタイミングでできて(といってもこれは送金のためでその後のバックはなし。)ある意味恩恵を受けたけど、今回はどうなんだろ。

島ではユーロに交換できませんでした。あちゃー・・・。ドルにはしたくないし・・・。刻々と変わる為替レートだけど手数料考えると差益があるといってもたいして儲かりはしないだろうな。

去年5月にパリに行ったとき:1ユーロ163円~164円(サンドウィッチ2切れ1000円の世界に泣いた)

今日:1ユーロ最安値時123.38円、終値125.13円

今ヨーロッパに行きたい。。

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'08ニッポン旅行記⑤京都

伊勢から京都へと特急電車に揺られることおよそ2時間半、夜の車窓は特にこれと言って見えるものもなく、寝るにはあちこち痛すぎてくつろげず、ひたすら駅舎を通り過ぎるたびにあとちょっとあとちょっとと念じて、動体視力レベルアップ目指して時計盤を読もうとしてみたりと虚しくがんばっていた。やっとホテルの部屋に入って、ベッドめがけて崩れようとしたら、入り口のとこで強烈なヤニ臭に包まれ・・・ホテルスタッフさんに「すみません、禁煙ルームないですか」と聞いて、空きを確かめてもらった。運よく禁煙ルームが見つかったので階を移動してやっと荷物を置けた。予約時に選べなかったとはいえ、デフォルトが喫煙ルームって不便。消臭だなんだと手間かかってるのは喫煙ルームなんだから、そっちは値段上げてもらっていい気がするんですけど。4泊となればこっちも必死です。喉やられたらたまらん。宿泊先は、京都センチュリーホテル。駅の真隣。期待してなかったけどバスルームはそこそこ広めで部屋もゆったり。

さて、夕飯もまだだったのでもう一度外に出てみる。ホテル隣の回転寿司があいていたので、これなら確実に待たなくて済むよねと入ってみると「ラストオーダーまであと5分、お店閉まるまであと25分」・・・。回ってるお寿司は無視してひとり10巻ずつ注文聞いてもらい、出てきたものをひたすら食べて、でもここは京都だと湯葉と漬物ぬかりなく選んで、閉店まで時間たっぷり残してフィニッシュ。


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そして目覚めた京都での朝。

雨。

かなりしっかり。

うだうだな一日にしました。

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お昼頃、このままホテル缶詰もまずいよねと京都駅に行って伊勢丹をぶらぶら。おいしそうなものがたっくさん。そうこうするうちに今日会おうねと約束していたマキちゃんが大阪から来てくれて、2年ぶりの再会を果たした。石垣でかつてよく遊んでもらっていたけど、都会に戻ってからどんな風に変わったかどきどきしていたけど、なんのことはない、海に連続6時間漬かってたときの雰囲気そのまんまだった。さすがに日焼けは落ち着いてたけど。

その後、ジミーちゃん登場。京都での仕事を終えて合流してくれた。朝5時起きだって・・・。ひえ~。ジミーちゃんとは6月に会ってるけど、内地で会うのはお初。野生児のような島での姿とはさすがに違って、フェミニン~。とはいえ、しゃべらせるといつもどおり。

お昼ごはんは伊勢丹の上のレストラン街で、お豆腐専門やさんに入ってみた。ランチセットはいまいちな内容だったので単品で湯豆腐や揚げ豆腐、湯葉の炊き込みご飯などを選び、豆乳で乾杯。その昔石垣で食卓を一緒に囲んでいたときのシーンの再現、変な感じ。

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外はじゃんじゃん雨が降っている。気分はすっかりひっきー。ホテルのケーキショップで紅玉タルトを仕入れて部屋に持ち帰り、ひたすらうだうだとゆんたく。このタルトさくさくでうまかった。

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日もとっぷり暮れ、このままなんもしないのももったいないと思い、きっと普通に観光に繰り出していたら上ることもなかった京都タワーに上った。タワー内部のお土産やさんは昭和時代の集団旅行全盛期のままの雰囲気。古くささをレトロという言葉で置き換えて、これが世界に誇る京都の街のシンボルタワーねと感激しながら、名古屋よりも控えめな夜景を楽しんだ。エッフェル塔と比べても意味ない、と言い聞かせて。

ライトアップされた東寺の五重塔がきれい。

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マキちゃんはここで一足先に帰路へ。ジミーちゃんとは夕飯も一緒にした。喫茶店でドリア。京都の夜は夜8時には店がしまってしまい退散を迫られる。なんだか切なさを感じるシャッター通りでジミーちゃんと別れました。。

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2008年10月22日 (水)

サクラのワクチン接種

今日は、ベッドの下にもぐりこむところを見ていたので、サクラの居場所は把握済み。

1年に1度のワクチン接種は無事に済ませました。

ただし、サクラはベッドの下のすみっこにいたので引き出せず、キョウコちゃんがベッドをずらして上から注射針をさしてました。別に嫌がるわけでもなく、何事もなく一瞬で終了。究極の往診ですよ、サクラさん。

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'08ニッポン旅行記④伊勢・鳥羽・志摩

旅の四日目は、伊勢・鳥羽・志摩ドライブ!伊勢は神宮だけを見て、翌日すぐに妹も一緒に京都に行こうかと考えていたのだけれど、三重県在住のSamに旅行前にメールしたら車を手にしたからだすよーと言ってくれ、ほんとに??と確認すると「乗せてあげて案内してあげるよと本気で言ったので」やら"I was serious about my offer with the car"とやらその後のメールでも本気そうだったのでその誘惑に乗ってみることにした。12日はその昔芭蕉が没してくれた日で、Samは芭蕉祭の仕事が入って出てこれず、ならば13日でもいいかと伊勢滞在時間を延ばし、妹とそのダーとは宇治山田の駅で朝、別れることにした。

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旅館のたっぷり朝ごはんをおなかに詰め込んでタクシーで駅へ。10時、Samはすでに来ていてすぐに発見できた。大きなスーツケースは駅のロッカーに預け、今宵乗る京都行きの特急券も買っておき、妹たちと、じゃあまたいつか~と手を振ってドライブ開始。空は塵ひとつなさそうなあっぱれな晴れ方。車内が暑い暑い。

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某大学キャンパスを見た後、伊勢の名所、二見の夫婦岩でまずはゆっくりお散歩。日の出でが岩の間を上ってくるので有名なとこ。実際に岩の間に日が昇るのは夏の期間限定。

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駐車場から土産物屋を通って浜辺に行ったのだけど、ここに二見興玉神社なる神社があって、お賽銭箱や奉納されたカエルがずらっと並んでいる。

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カエルだらけ。(Samは顔出し気にしないっていうので載せちゃいます。)

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シーフードを焼いてるにおいがたまらん。ウニとアサリを食べときました。お値段少々高め。

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sea lion見にいこーっていうSamにっくついていくと、夫婦岩のとこに二見シーパラダイスがあって(あっかんべーするアザラシがいるとこ)、外の水槽に3頭のsea lionくんがいた。水の透明度が悪くてすぐに姿が見えなくなるんだけど、にゅーっと出てきてはつぶらな瞳でこちらを見ていく。spitすごいねーと水槽の中にsea lionくんが撒き散らしていくよだれを観察。

ここでお互い単語の確認大会。

walrus=セイウチ
sea lion=トド
eared seal=アシカ
earless seal=アザラシ=耳たぶを持たないアザラシ科の海獣

というかどの動物がどれなのかいまいちあやふやでした・・・。牙があってひげが・・・といっても全部一緒になっちゃいます。

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二見をあとにしてお次は鳥羽へ。とにかく天気がよい。海岸線を走る道路はもちろんいい景色。鳥羽の駐車場に車を置いて、さてどうしようかと考える。すぐそこには鳥羽水族館。でも水族館よりは今日は鳥羽湾クルーズでしょう、と船に乗ることにした。通称イルカ島という島にも降りられる周遊券を買った。

↓桟橋のところにある待合室。なぜ、なぜに微妙なヨーロピアン調?ミキモトの真珠がらみ??

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船は3種類あって、このとき乗り込んだのは魅惑の人魚号。

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なんてセクシー。ロングヘアーで乳首隠し。ブラがなくても立派な張り。安産体形の腰つき。生まれるのはやっぱり半魚人かね。

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船内もちょっと方向違ってるようなキャバクラ風。黄金の人魚もいれば舞台には金髪の白人人形もいて、摩訶不思議な空間。

クルーズは佐田浜港に寄ってイルカ島へおよそ30分。テーブルの上にSamが持ってきた前日のお祭りで大量に余ったという和菓子を広げておやつタイム。和菓子って基本どれも似たような味であんこあんこあんこ。あまーいとお茶すすってたら、Samが売店で注文したのはペプシ。。見てるだけで歯が痛くなってきた。

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カモメと一緒に島に到着。この島がまた数十年前に時を止めてしまったかのようなレトロなおしゃれさに満ち溢れていて、軽くショック受けて島の写真は皆無(笑)

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とりあえずイルカショーを見てきた。ナミちゃんとウシオくんという、まだ捕獲されて2年たっていないという訓練暦の浅いイルカがショーをしてました。ウシオくんってどっかのうちの犬の名前みたいだわ^^;

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お見事!

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イルカ島からは今度は竜宮を模した船に乗ります。

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亀をいじめた子供を浦島太郎が助けるんだよーって言ったら太郎になりきるSam。

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子供の顔がリアルです・・。

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クルーズを終えてお昼ご飯を求めてうろうろ。けど、どのお店も平気で3000円くらいの定食を出していてちょっと大げさすぎ。あちこち覗いて、決めたのは鳥羽駅前に並んでる掘っ立て小屋チックなところ。鳥羽の水産物を焼いて食べさせてくれるところです。ほとんどのとこが水産物のみだったけど、ひとつご飯出しているところがあったので入ってみた。

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タコ飯とカキ飯。300円。それにカメノテ600円をつけて軽いランチにした。

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カメノテって前から気になっていて一度食べてみたかったのでうれしい。やわらかい部分をむくと中から身が出てきます。生々しい色合い^^; 味は特にこれという臭みもなくかたくもなく、貝の味。普通だ。

Samは一個食べてあとは剥くのに徹してました。テクスチャーは別にいやではないけどねって。別のお客さんが4000円のあわびを焼いていてそれが火の上でもだえまくって殻の上でえらい形になっていくのを見てベジタリアンになるって言ってた・・。(でもその後ラーメン屋を通って、あそこはおいしいよ、脂こってりでっつってた。)

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ご飯を終えて、手を洗いたいSamとトイレに行きたい私は、鳥羽駅へ。JR側から入ったら入れず・・・。トイレは使い物にならない汚さ、エレベーターもなく、仕方なく階段をいく。あがると途中から近鉄の敷地になり、とたんにきらびやかになってきれいなトイレもあった。

まだ時間があったので、今度は鳥羽から志摩へ。いい眺め。

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鳥羽の展望台でしばし休憩。

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ハハです。

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飛びます。四捨五入60歳。

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妙にだだっぴろい駐車場でした。

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どの地域も「カキ」「牡蠣」とうるさいくらい看板を出していて、食べたい食べたいといいながらのドライブ。「牡蠣食べ放題」もあった。でも生は嫌い・・。はは。

志摩スペイン村も一瞬目にして、伊勢へと帰ります。戻るのは今度は山側の道。これまた森が気持ちいい。意外に早く伊勢へと戻ったので、Samが昔住んでたアパートやバイト先なんかも見てからコメダ珈琲でお茶タイム。コーヒー屋で紅茶頼んだもんで。。レアチーズケーキの表記がRheaになっていて、これじゃリーアちゃんっていう女の子の名前になっちゃうよーとチャチャ入れてました。そんなリーアちゃん完食。

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夕方6時7分初の特急に乗るべく宇治山田駅へ。はるばる伊勢まで来て案内してくれてありがとーでした。いろんな話も聞けて面白かった。

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電車は2時間半ほどで京都へ。ホーム内のトイレでこの日床に○○ぶちまけてくれた方へ。おかげで使えなかったじゃん!外出したらとにかくトイレに困るのに、せっかくあった数少ないトイレがかなりの割合で使えないってほんといや・・・。

なんとかホテル入りしましたとさ。

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2008年10月21日 (火)

難を逃れた男

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黒豆ぎっしり京都土産のお餅。漬物ももう終了です。

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一年に一度のワクチン接種日が来たサクラ。

お昼過ぎにワクチン打とうとしていたのに行方不明。今日は失敗。

どこに行ったんだろうと思いきや、なんのことはない、私のベッドの下に眠りこけているやつが・・・。鈴の音でやっと分かったけど普段こんなところにいないのに。

明日こそ。

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'08ニッポン旅行記③伊勢

旅三日目は名古屋から伊勢に移動です。

ホテルのチェックアウト時間までおばあちゃんと部屋ですごし、地下鉄で名古屋駅へみんなで向かった。迷宮名古屋駅、やっぱりここは使い勝手が非常に、ひっじょーに悪く山越え谷越えやっとのことで近鉄のプラットフォームについた。人手があるからなんとかなったけど、そうじゃなかったら途中で挫折してただろうな。おばあちゃんは新幹線で東京へ、私たち(妹と、旅計画の途中で伊勢路に加わることになった妹のダーと計4人)は伊勢へ。

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名古屋駅で駅弁を買い込んで特急に乗り込みます。伊勢までは一時間半弱の乗車時間。木曽川や長良川、揖斐川をわたって三重県を南下していきます。四日市ってほんとにコンビナートだらけだーとか鈴鹿の駅ってちっさいなーとか松阪に牛が見えないなーとか沿線の町を眺めつつ、伊勢市駅に到着。

伊勢神宮の外宮に近いこの駅は・・・相当ひなびてます。妹が入ってみたトイレはいまや貴重なぼっとん便所。JRより近鉄の方が幅を利かすこの地ではどこもJRと近鉄のプラットフォームの質に大きな差があって、JR側に降りてしまうと結構悲惨な目にあう。

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駅から今夜泊まる宿に向けてタクシーに乗り込む。宿は、純和風な旅館、紅葉軒というところです。1泊2食つきで1万円を切るところで、部屋にトイレがあって、お風呂貸切にできるならいい条件だと思って予約しておいた。まだついた時間が早かったので、とりあえず荷物だけ降ろしてそのまま同じタクシーで神宮の内宮に向かった。

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3連休中とはいえ、伊勢神宮、激混み!熱田神宮に続いてまたもや玉砂利との格闘スタートです。(入り口で貸し出しの電動もあるのだけど、世の中の既製品に当てはまらないために、乗ってはみたけど完全にアウト。お尻が・・・。ひじかけが邪魔・・・。手の置き場がない=支えられない。3分ともたん。小ぢんまりと座っているおばあちゃんたちを尻目に玉砂利と格闘する道を選んだ)しかもここは神社の中の総本山、敷地面積も熱田神宮よりレベルアップしています。途中でトイレ行きたくなったらどうしようと内心ひやひやしながら、でも暑いくらいの陽気のおかげですぐに行きたくなることもないだろうとむしろ水分取るようにして出陣です。やぶれかぶれです。


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まずは五十鈴川を眺める。神道をやる人たちは2月と7月に川で禊をするらしいけど、2月はきついだろうなあ・・・。

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アニミズム的な要素の濃い神道では、万物に神が宿ると考えるので、ご神体は木一本一本、石ころ一つ一つとなる。でもそんな風に頭でものを見なくても神宮内の大木を見ると、人ひとりが生きることができる時間よりもはるかに長い時間を生きてきたオーラというかエネルギーが密に漂っていて、とにかく気持ちがいい。鬱蒼とした森の中にいるだけで来た甲斐があります。

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伊勢神宮の手水舎はスケールがでかいです。ずらーっとひしゃくが並んでいます。

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五十鈴川の御手洗場は川の水で口や手を清めようとする人たちでいっぱい。ガンジスの沐浴からしたら全然たいしたことないだろうけど。

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神宮の核といえる御正宮に向かいます。隣は20年に一度の式年遷宮で次に社殿が建てられる場所でぽっかりと空間が空いている。御正宮は石段をあがった先にあって、たくさんの人がお参りしようと並んでいる。

近づける雰囲気ないし、別に行く必要もないかと、遠くからそれらしきものを眺めて終わりにしようと思ったのだけど、人の流れを見ていた妹がせっかくだから行っちゃう?流れてはいるし、と言い、行ってみました。

ありがたそうな社殿を前に列に並ぶ。必殺おんぶで。石段をひとつ進むたびに、あとちょっと、あとちょっと。数分してマッハに熱くなった妹の背中から汗が噴き出す。客観的に見ればすごい光景です。石段の上でたっくさんの人に囲まれ、私はキュートなお尻をみなさんに披露し、「暑いねえ、もう無理じゃない??」と言い合っているのを周囲はきれいに聞こえない、見ないふり。きっとこれがアメリカやオーストラリアであれば、誰かしかが「お先に」とかって言ってくれるのだけど、ここはViva Japon! 集団になるととたんに冷たくなる不思議なわれらがニッポンジン。(余談だけどオーストラリアじゃ、道端で3段のステップを越えるべく人を待っていると、まったくの通りすがりのおにいちゃんがひとりで全部抱えて持ってくれました。似たようなことは数知れず。)

そんな風にきっと誰よりもがんばって膝笑わせて参拝した妹にゃ、天照大神がよくやったぞといつかお賽銭倍返ししてくれるでしょう。

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大木のうろの中は実はコンクリート。うめとかないと倒れるのかしらん。

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伊勢神宮にも神鶏がいました。

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神猫?人に触られても抵抗なし、踏まれそうになってました。

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内宮からおかげ横丁へ。ここは土産物屋が並ぶ観光客用ストリート。

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おやつと称して買い食い。おせんべい、コロッケ、焼き牡蠣、あさり、ソフトクリームなどなど。

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あんこはがして再利用という秘技を封じ込められた赤福も営業を再開していたので、本店のお座敷でお茶タイムをとった。

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薪で炊いたお湯で入れたお茶とできたてでのびのび~な赤福、うまい。

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お宿に帰って部屋に通される。なんか変、と思ったら、宿の人が部屋割りを3人+1人にしていて妹のダーだけ別になっていたので、まさか結婚前の娘がそぉんなぁと言いつつ2人ずつにするべく、寝具などを移した。片や禁煙、片や喫煙ルーム。煙いところには入れません。。

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宿のご飯は味付けも優しくて、おいしかった。伊勢うどんがあつあつで出てきて苦しいとうなりながら完食。

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古い旅館だけど、内装はきれいでトイレもウォシュレットはないものの、暖房便座でぬくぬく。部屋は2間になっていて広かった。

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2008年10月20日 (月)

'08ニッポン旅行記②名古屋

名古屋二日目はまず熱田神宮へ。夜に妹やおばあちゃんなども一緒にご飯をする予定・・・つまり雨女が来るということで、早速雨が降っていたけれど、出かけるころには問題なくやんでくれた。行きはタクシー、帰りは電車にしてみた。

熱田神宮は、三種の神器のうち、草薙剣が祀ってあるところです。伊勢は八咫鏡。両方行けるなら行っとけということで参拝してみた。

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神宮に到着して、まず「おお」っとおもわず心惹かれたのが金木犀の香り。石垣では嗅ぐことがない芳香です。思う存分吸い込んできた。

玉砂利の上を必死に進んで本宮の方へ。

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敷地が広いのでかなり移動が大変。神社やお寺や教会に限ってものすごーーーくいづらいってどういうこと??一面、玉砂利が敷き詰められているのは美しいけれど、せめて一ヶ所スムーズにしておいてくれたらいいのに・・。私がこういうところに救いを求める気が起きないのはたぶんにこういう物理的な理由も大きい。神道も仏教もどこか拝金主義的なところもあるし、たくましく修行できる人しか受け入れるキャパがないような気がする。修行しなきゃ悟りを開いたり幸福になれたりしないってのも面倒な話。格言めいたことを聞くたびに、それって普通に気づくでしょ、と突っ込みいれたくなる境遇にあるってことか。ある意味、ありがたや。

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神木の数々。電磁波が吸い取られていくような感じ。

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皆さんがお賽銭入れてくるところまでは辿り着けず、外から眺める。

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天岩戸の前で鳴いていた鶏由来で、神鶏が飼われていました。全身つかって、コケコッコーとやってました。

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熱田神宮を後にして、デパート立ち並ぶ繁華街へ。妹とおばあちゃんが名古屋入りしたのでホテルにて合流しました。そして再び外に出てお買い物。すごい人だったのは、名古屋祭りをやっていたから。大通りは大名行列パレードやってました。

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名古屋に来てこれを見なけりゃもったいない、と途中でバテたハハとおばあちゃんを置いて、妹とダッシュで向かった先は、ナナちゃん人形。名付け親不明の、一度は撤去されたものの再び現れたナナちゃん人形。

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ナナちゃんの股の下をくぐったらパンツは薄いピンクでした。

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名古屋駅前にあるホテルにてお食事会。ハハのだんなも石垣から出てきて・・・(略)。

秋の味覚たっぷりの懐石料理、おいしかった。でも予約の際にきゅうり禁止って言っといてくれればウニが食べられたのに・・・。残念・・・。

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外に出たらまだ遅くはなかったので、夜景を見にトヨタの建てた超ゴージャスなビルに入って44Fへ。

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ふわっと浮いて夜空に上がっていった。高所恐怖症・・・正直ちびると思いました・・。

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44Fのチケット売り場からさらに上がって46Fへ。展望台は屋外なので風が吹き付けてきて寒い!でも名古屋の夜景はきらびやかで東海地方の経済力をそのまま照度で表していて、圧巻でした。

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名古屋城は上から眺めておしまい。

冷えた体を湯船に漬かって溶かしました。名古屋終了。

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2008年10月19日 (日)

'08ニッポン旅行記①名古屋

まだまだ晩夏が続く島を抜け出して、秋の涼風漂うニッポンを東海・近畿にかけて8日間にわたって見て来ました。旅の目的は主に2つで、1つは家族イベント、もう1つは前々から秋になったら京都に行こうと願いつつ別の場所に浮気していてのびのびになっていたのを実行することで、こうなったらとことん神社仏閣めぐりだと伊勢も加えての行脚となりました。

【結果的に、旅程】
10月10日 石垣→那覇→名古屋、夜はjoolsとご飯
10月11日 せっかくだから熱田神宮参拝、夜は名古屋で食事会
10月12日 名古屋→伊勢、内宮参拝
10月13日 伊勢・鳥羽・志摩ドライブwith Sam、伊勢→京都
10月14日 京都で石垣島プチ同窓会(?)
10月15日 大阪日帰り、Piromiちゃんと京都駅にて夕方合流
10月16日 京都散策with Piromiちゃん
10月17日 京都→神戸→石垣

【参考にした本】
『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』はな
『呪術が動かした日本史―"陰陽師"と"もののけ"の戦いの歴史』武光 誠
『神道の世界―神社と祭り』真弓 常忠
『仏像のきた道―ガンダーラから慶州まで』久野 健
『仏像の歴史―飛鳥時代から江戸時代まで』久野 健
『奈良・京都の古寺めぐり―仏像の見かた』水野 敬三郎
『古代インドの神秘思想』服部 正明


ひっどい歴史音痴だと自覚しているので、まずは苦手意識たっぷりの歴史をかるーくおさらいしようと通史を読み始めたら、スタートを世界四大文明にしちゃったもんだから、結局西暦でいえば1200年くらいのところで飽きてほっぽった。京都にかかわればいいやって思ったのもあって・・・ね。そして神仏習合が頭の中でしっかり根付いている、つまり神社と寺の違いもいまいちよく分かってないから、この際だからそれも解きほぐそうかと思って上に挙げた本も読んでみた。この手の分野って足を踏み入れたら際限ないです。宗教ってなんだろう、宗教のある生活ってなんだろう、宗教と個人の道徳や倫理観ってどっちが先立つんだろう、哲学ってなんだろう、宗教分離って可能なんだろうか、一神教と多神教とアニミズムって何にせよ向かってる目標はそう変わらないのにどうして摩擦が起きるんだろう・・・etcとはっきり言って泥沼に入り込んだ状態。で、肝心の日本史はやーっぱり断片でしか頭に入らず。。古事記の概要くらいさらっと語れればいいのにねえ。。


では、初日からのログ付けスタート。

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朝8時におうちを出て石垣空港へ。名古屋へは那覇で乗り継ぎです。多良間島がくっきり。いい時間の便がとれず、那覇で2時間ほど乗り継ぎ時間があったので、自分のwheelchairを出してもらったら、石垣→那覇の上空でどうやら気圧に負けたらしく、タイヤの空気入れのピンが飛んでいて消滅。空気のまったく入ってないタイヤになっていた。まずは空港職員に言ってピン探し・・・。ちっちゃなパーツだけど、捜索した結果出てきた。空気入れでタイヤに空気を入れてみるも、もっと故障の根は深く修復不能。そのまんま名古屋に飛んだ。

名古屋空港着。帰りは別の空港から帰るので、ちょろっと飲食店コーナーをうろついて名古屋名物の山ちゃんの手場先を買ってみた。そしてミュースカイで名古屋市内へ。

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故障したwheelchairをどうしようかってところでハハと論争。旅の間中ずーっと喧嘩です、これはいつものこと。とにかくホテルに行って自転車屋さん探そうと言うと、自転車やなんて街にすぐにない、東急ハンズに行くべきと言われ、旅前計画では迷宮のにおいがぷんぷんする名古屋駅を避けて、金山からホテルにタクろうとしていたのを変更、とりあえず名古屋駅に降りた。

ハンズのあるJRセントラルタワーズ・・・名鉄側からは、空気のないタイヤとスーツケースとサブバックひっさげてでは辿り着けませんでした。

あきらめてとりあえずタクシーでホテルへ。宿泊先はハミルトンホテル。このホテル、名古屋駅からは地下鉄で1駅、繁華街である栄は徒歩圏内と利便性OK、なによりバスルームが広いってことで決めてみた。泊まった感想は、「当たり◎」。ビジネスホテルだけどちゃんとコンシェルジュがいて、部屋の作りも機能的。ドアストッパーもあるし、バスタブも広々、滑らない材質。置いてあるいすもかわいらしい。

早速コンシェルジュさんに自転車やさんを探してもらうよう頼んでおいて、部屋で手場先おやつ。充満する鶏臭。

ほどなくして出張修理をやっているところが見つかり、ロビーで修理。無事に完治した。

夜は、joolsがちょうどこの日、豪州に一時帰国するというので、名古屋空港に行く途中で会えるねーとなってご飯することにしていたので、金山で待ち合わせ。改札口からあふれ出てくる人の波に軽く酔い始めたところで、見覚えのある笑顔。9月にjoolsが石垣に来ているので久しぶりっていうわけではないけど、内地での再会ってなんだかこそばゆい。

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金山駅の前にあるアスナルってところでイタリアンに入り、ピザやリゾットなどを食べた。オーダーが終わるときに「ムール貝も!」と慌てて付け加えてみたけど、joolsはどうやらいままでこれを避けてきたらしく「絶対おいしいって」と薦めてみたら「あれ?おいしいじゃん」って。オーストラリアに行ったらそれこそいっぱい売ってるのに!

結構ゆっくり食事ができて、joolsが豪州に持ってくおみやげ選びの時間もとれ(写真では大福選び中)、いい具合にお開きにすることができた。

石垣では普段目にすることのできない成城石井に入り・・・でもまだここで買ってもしょうがないと誘惑たっぷりの輸入食材をあとにしホテルに戻った。市営の名城線は使い勝手○。夜道をぶらついててもまだ寒くないのが良かった。

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2008年10月18日 (土)

島はやっぱし暑い暑い

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8日ぶりにPCのプラグをつなげたらめっちゃご機嫌斜めで立ち上がらず、不安定な動き。。

とりあえず、旅行直前に振られてゴメンナサイしたタスク分ハタライテから、旅行記アップしようっと(いつになるやら)。

まずはイラストレーターとにらめっこ。

あちこち体が痛いーー。

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2008年10月17日 (金)

五都市目

五都市目
五都市目
旅のラストはひたすら移動でした。京都を出て六甲の山せまる三ノ宮からポートライナーで空港へ。

午後三時半、石垣島にただいまです。

丹波の栗を早速ゆでてスプーンでほじほじ。瑞々しくて甘くておいしいヽ(^^)


留守を預かったウシオさん、サクラ、寂しがってたみたいだけど元気に出迎えてくれました。シッターさんやキョウコちゃん、お散歩などなどありがとう。

銀を仮住まいさせてくれたサトコ、一時はどうなるかと思ったけど、しかと銀とともに空港に迎えにきてくれてありがとう。

行く先々で付き合ってくれた皆様、お騒がせしました。


写真をまとめてそのうち詳細をアップします(自分のために!)。

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2008年10月16日 (木)

三都市目出戻り

三都市目出戻り
予定はこれと言って決めずに、でも朝は早めに行動開始、行き当たりばったりな割には直感が冴え渡って、素晴らしき古都散策になりました。スーパーファインなお天気にも恵まれて、初秋の木立や竹林を満喫、お腹も満足!

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2008年10月15日 (水)

四都市目

四都市目
商都に行って来ました。

昨日とは打って変わって文句なしの快晴っぷり。道頓堀のほとりでたこ焼きをつまみ、お昼はしかとお好み焼きを食べてきた。

顔面が埃でじゃりじゃり。真っ黒!これぞ都会と言うべきかしらん。

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2008年10月14日 (火)

三都市目

三都市目
古都にやって来ました。

1日中雨が降り止まず、散策するにはあまりにも気乗りがしなかったので、駅のところだけをちょっとだけウロウロした以外はホテルで休憩。

いいのか、こんなんで?

ま、いいか。

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2008年10月13日 (月)

二都市目おまけ

二都市目おまけ
カメのて、食べてきました。

旅計画当初は伊勢からお宿チェックアウト後すぐに次の目的地に移ろうかと考えていたけれど、この地に詳しいサムに伊勢神宮に行くよと言ったら車出すよ〜とこの上ない誘惑を提示してくれたので、甘えることにした。丸一日付き合ってもらい、伊勢・鳥羽・志摩の絶景ドライブと鳥羽湾クルーズをし、昭和時代のリゾート満喫。晴れ女パワー全開でいっときました。

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2008年10月12日 (日)

二都市目

二都市目
伊勢神宮の内宮を参拝してきました。

ほどよくあったかくて動きやすい。焼き牡蠣、せんべい、コロッケおやつにして締めに赤福本店でお茶タイム。

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2008年10月11日 (土)

一都市目

一都市目
熱田神宮参拝してきました。

ひつまぶし撃沈。ショック。あまりの行列っぷりに恐れをなしてあきらめました。

涙ぽろり。

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2008年10月 9日 (木)

なだれうちそう

ただいま紙類やら本やらなんやらで、自分のいるところが相当乱雑です。

あー、なんか微妙に時間切れだったなあ。


「gremz」と「植林」と「百年の愚行 [普及版]」でプレゼント当たりますように。

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2008年10月 8日 (水)

目疲れ

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まずいまずい、また近場ばかりをずっと見ている。

たまには目をほぐさなきゃ。

ね、うしおさん。

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2008年10月 7日 (火)

アメリカンカールな銀

朝、なにげなく脇に目をやると、銀ちゃんのお耳が逆張りしていた。

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こうなる理由は、この方の舌技。

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丹念になめられて銀ちゃんのお耳がくたくたになっていた・・・。

夕べのお風呂シーンを動画にしてみたので、ここをクリックしてみてください。でもね、プラグインがもともと入ってないと再生されないかも。あと、サイズが大きいので何も起きなかったらしばらく待ってみてください。(音注意)

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2008年10月 6日 (月)

久々ズグロミソゴイ

深夜勤務明けでそのままうちに来たサトコ、なにやらぶわーっと言いたいことを言うと、ぱたっとそのまま突っ伏して寝た。そのままベッド上に放置し、たまに「お、まだいた」とその存在を確かめつつも半分忘れて私たちはいつもどおりお昼ご飯を適当に済ませたりなんだり。するとサトコは1時過ぎにむくっと起きてシャワーを浴びて、お目覚めのご様子。お昼食べに行こうかと最初は言っていたけどその雰囲気もなく、じゃあどこか回ってくるかと一緒に外に出た。そのまんま平野、つまり島のいっちばん北の端まで飛ばした。北の方はあまり天気がよくなく、海もニビイロ、一歩も降りず、ほぼどこにも止まらず、そのまんま市街地に戻ってきてきた。

街に入る一歩手前のところで、ふと地面にぬぼっと立っているズグロミソゴイが目に留まった。ガソリンないよーとすでにずいぶん前からランプが点灯していたけれど、ちょっぴり戻って撮影。サトコがミソゴイにそっと近づいて撮ってきました。

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街中に戻り、イオンタウンに行ってお買い物。薬局やら本屋やらスーパーやらでぷらぷら。本屋で一眼レフのαを取り扱ったムックがあったので買ってみた。夜、それを一通り読んで、おおおおおおっと納得。やっぱり一度はちゃんとこういう本を読まないとだめだね。すっごい基本的な絞り値のことがようやくなんのことなのか掴めたような気がする。例として載ってる写真では、外付けの立派なフラッシュや、でっかいレフ版などを使っていてやっぱりプロはプロだな、まねはできないやと思ったけどね。写真ってただただ風景やそこにあるものを切り取っただけと思いきや、撮る側の意図や作りこみがすごーく関係あるってことだね。いまさらながら・・・。

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2008年10月 5日 (日)

いちゃいちゃお風呂

とうとうお風呂場にもデジカメ持ち込んじゃいました。だってだってぇ、my little darling銀ちゃんがお水遊びする姿がめっちゃキュートなんだもーん。このためにオリンパスの防水デジカメを買ったわけではないけれど、まあこんな形で役に立つとはね^^; 水中写真にはいまいちピント合わせがうまくいかなくて、ともすると見捨てられてたけど、あってよかった。

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水鉄砲がほしい今日この頃。あ、身近に持ってる人がいる。今度かりよーっと。

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シナモンの木が伐採にもめげずに葉を生い茂らせ、しっかり元の姿になった。細い枝を刈り込んでシナモンを収穫。使い放題です。

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紅茶に入れるもよし、カレーに入れるもよし、香りを楽しみましょう。

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2008年10月 4日 (土)

バーチャル花火大会

毎年10月に開催されている土浦の花火大会&モルディブつながりの飲み会、3年前に内地に帰った際に行こうとしたら、あちらが大雨で土手が水没して大会が延期に・・・という悲しいことになり、それ以来参加できず、今年もこちらから送った身代わりの泡盛だけが参加してきました。

土浦に集まったモルディブメンバーのひとり、K林さんからライブ中継写真がきた。

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この一枚に写っている花火だけで、この夏私が見た石垣での花火の規模を凌いでます・・・。あ、でも、近さという意味では石垣の花火が一番☆彡

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カラフルで明るい花火が、Hくんのつるりとした満月のような頭によーく照り映えている写メももらった。飲み会では泡盛も楽しんでもらったよう。雑魚寝も楽しんだんだろうなー。おにいさんたちのいびきを思い出します。

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↑こちらはプロのカメラマン(そして花火中K林さんに真後ろから隠し撮りされ、月から見た花火~とちゃかされていた秋の芸術作品的写真のモデルとなった)Hくんの花火写真。さっすがーーっていう迫力の写真です。

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2008年10月 3日 (金)

またたび

朝晩、若干涼しいけど、重たい一眼レフを持とうとしたら瞬間で汗が出た。レンズが、これ一本あればという18mm~250mmというのが来て、フィルタなどの装備も一通りそろった。しかーし、当然かもしれないけど、どこかにカメラを置いてシャッター押すにも重過ぎて・・・、せめてもとボタンの役割でも覚えようとしたけれど、即効ギブアップした。まあ、私はコンデジで十分ですわ^^;普段使いするには一眼じゃなくていいもんね。


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にゃんこ用爪とぎが古くなったので、新調した。紙のやつがなくて、桐でできた爪とぎです。爪とぎというとたいていマタタビの粉がついてくるのだけど、今度のやつにもついていたので、あけて撒いてみた。

サクラ、マタタビに反応するタイプです。案の定、恍惚の表情でごろにゃんとやりはじめた。

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んが、銀次郎はマタタビに反応しないタイプらしく、ぺろぺろとなめるだけで特に変化なし。恍惚中のサクラを邪魔しただけでした。

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