怖顔うしおさん
朝ベッドの上でドタバタ暴れてるうしお×銀次郎。毛が大量に飛んでいくのが見えて息を止めたくなる。
うしおは大口開けてるけど、銀にとってはそんなもん怖くもなんともない。
ひとしきり遊んで解散してました。
Piromiちゃんにお借りした本『知られざる巨大市場 ラテンアメリカ』のことをまだ書いてなかったっけな。ブラジルやメキシコ、アルゼンチン、チリなどの中南米の国々のマーケットについてのデータを取り揃えた内容。たとえばアルゼンチンならまだ2001年に起きた恐慌でデフォルトに陥ったイメージが強かったり、全般に貧富の格差がすごそうなイメージがあったり、誘拐やら何やらで治安も悪いイメージがするけど、現実には一昔前のハイパーインフレも収まり、資源高の恩恵で経済が著しく発展し、政治的にも安定していて、今や生活レベルは先進国と一緒、とっても将来性があって魅力的なマーケットになっているのだよ、と説いてくれている。確かに、若い人口が多くて資源もたっぷりあってコミュニケーション能力に長けた人たちがたくさんいて魅力的なところだろうね。旅してみたいとすごーく思うもん。とりあえず前向きな語り口に思わずチャベス大統領の反米っぷりだとかインフラの脆弱さだとか環境破壊だとかを忘れそうになること請け合いです。Piromiちゃんも言っているけど、個人的に知っていることから言えば、メキシコはアメリカからフェンス隔てた瞬間トイレには水がないし、ブラジル人の先生は治安は悪いわよと断言していて、ペルー人の先生は老眼鏡が買えない人のために日本で不要になった眼鏡を集めて送っていて、それがたとえ数年前のことで今は劇的に変わったんだよと言われても半信半疑だけどね。ただ、たまにやり取りしているブラジル人情報からすると、ITは確かに普及していてすごく前向きな生き方をしている。テレビつければ判で押したように格差社会がどうとか、生活防衛がどうとか、責任のなすりつけあい合戦のような湿っぽい話題ばかり出してくる日本よりずっと健全そうなところだなと思う。ラテンアメリカの持っているパワーが今回の金融危機で萎えていないといいね。
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