【DAY12:Paris→Barcelona 夜行列車】
パリのアパートのテーブルに鍵を置いて出てきた。至極簡単なチェックアウト。ランドレディーに会うこともなく、部屋チェックもありません。
アパートから夜行列車が出るオステルリッツ駅へは2.5キロほどの距離をタクシーで向かう。電車が出る時間は20時32分。余裕を持って19時にタクシーを呼んでおいた。(Dに頼んで予約しておいてもらった。)
あっという間にオステルリッツ駅到着。
夜行列車エリプソスのジョアン・ミロ号でパリからBCNに向かいます。チケットはネットでは直接買えなかったので欧州エキスプレスで買い、郵送してもらっていた。コンパートメントを4人で埋めたかったので、スペイン旅行に友達を誘っていたのだけどVISAの関係であえなく断念。でも4人分買って当日1人分をキャンセルする方向でいき、実際列車に乗るときに「ひとりキャンセル」と告げたところ、特に何も言われず。飛行機のように記名式ではないのであいまいにしておいても平気だった。国境を越えるときにパスポートチェックがあるのだけど、早朝なので電車に乗ったときに車掌さんに旅券を預けます。
個人旅行なのでほんとにBCNにいけるかドキドキです。駅はあってるんだろうかとか、チケットは有効なのか、とか。
駅舎。寒かったです。
時間があったのでカフェに入って列車を見ながらコーヒータイム。
先にマドリッド行きが出て行きました。
そろそろ行こうかとカフェを後にする。駅構内にはきれいなトイレがあった。
いざ乗車。
むーー・・・。一段がえらい高い。ホームとのギャップも大きい。そして入り口が狭い。係員にrampはないかと聞くとそんなものはないとにべもなく・・・。まあしょうがない。
エミコがんばります。どの人も荷物が大きいので通路でつっかえてます。私のお尻もつっかえます。英語圏のお客さんが「手伝ってあげるわー」と引っ張りあげてくれました。
上から見るとギャップが分かりにくいが、相当な高さ。
コンパートメントまでの廊下。
客席。Turistaクラス。
各車両にひとつトイレがついてます。
窓側の台は実は洗面台。
水が個室で使えるのがうれしい。
出発。
持ってきたお弁当でディナータイム!マーケットで買ってきたチキンがうまい。
パリの街を抜けて間もなく大きな虹が見えました。
夕日。
乗務員がベッドを作ってくれます。いすを倒して壁からベッドを出してできあがり。狭いので荷物の置き場がなかなかに大変でした。
電車の揺れに身を任せながら暮れなずんでいくフランスの大地を眺めてました。
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