江戸家猫八
四代目江戸家猫八の公演会に行ってみた。指笛でどんくらいの鳴きまねをするのかと興味があって。ホーホケキョ、のウグイスや鶏、コオロギや鈴虫、カエルなどなどを聞いてきた。想像以上に音が響く。耳がびりびり痛むくらいホール中に反響している。
寄席、と言う目で見たら話はそれほど刺激的ではない。むしろ話はなくていいんじゃない?といったところ。当たり前のことをさも大事なように説かれると引いていく私としては、ひたすら指笛とちょっとしたエピソードで十分な気がした。でも、会場のおばあたちの反応の良さを見ているのは面白かったからいいか。それくらい、おばあたち、素直に受けている。素晴らしい。四代目の息子も来ていて、舞台に上がって少しだけ芸を披露していた。もうじき二代目子猫を襲名するらしいが、まだ初々しくてほんとに普通のお兄ちゃん。そのうちとうとうと語る人になっていくのかな。
9時過ぎに公演は終了したんだけど、おじいたちはもう帰りたくて帰りたくてそわそわ。もう寝る時間だったのかしらん。おばあを追い立てて出て行く人がいる。まだ舞台では猫八さん、しゃべってますが。そして、いよいよ終わりの挨拶となったら、まだ挨拶中にみんな出始める。島には終電なんてないのに!!そんなに慌ててどこへ行く!?
指笛ができたら災害時にホイッスルとして使えそうだなあ。
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