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2011年7月30日 (土)

花火&天の川

南の島の星祭りが始まった。一週間ほどあちこちで小さなイベントやレクチャーがあったり、カフェではそれにちなんだデザートが提供されたりする。初日は市長さんがANAインターコンチで開催のアナウンスをしてスタート、打ち上げ花火があったのでそれだけ見に行ってきた。風もなく、晴天の夜空にかわいらしく、こぢんまりと花火が上がった。

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3分くらいあった、かな。

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ほぼ新月で月が出ていないのでバンナに星を見に行った。三脚とリモコンがある今なら一眼でそれっぽいの撮れるかもと設定してみる。

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JPEGで30秒露出、ISO3200、F値は3.5(もう一段階明るいレンズがあればとは思うがこれが限界)。写真はクリックで拡大。

カードのサイズがあまり大きくないのでRAWで撮っていないのだけど、そうしたほうがいちいちノイズリダクションかかんなくていいんだろうな。

60秒あけておくと、もう星がありすぎて何が何だか分からなくなっていた。しかも60秒となるともう点ではなく線になってしまう。

それにしても天の川がよく見えたな。さそり座ももちろんそのすぐそばにどーんとあった。

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2011年7月29日 (金)

御神岬サンセット

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夕日は沈んでからが見ものなんだけど、観光客の人達、沈んだ途端にさーっと一斉に帰っていった。太陽自体は水平線で雲に隠れてもこんな景色が待っているのにな。

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2011年7月26日 (火)

4コマ

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イケメン化、完了。

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2011年7月21日 (木)

個人的海開き

マエザトビーチから海に入ってきた。

真っ黒に日焼けした地元っ子たちと、内地から来た子連れファミリーやビキニお姉ちゃんたちに混じって、ボディボードのお世話になってロープのとこまで泳いだり、リカちゃんにウォーターシアツをしてもらったりと、たっぷり一時間以上水につかっていた。

水がひんやりしていて、変に温泉チックになってなくて心地良かった。お肌もつるつるになった。

海が近い生活ってやめられないね~。

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2011年7月20日 (水)

ビーチ

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近場のビーチに行って風に吹かれてきた。

海水を汲んで浴びてみるとまるでぬるま湯みたい。

某おじぃがビーチにいて、実は知り合いだと分かるとあれこれ朴訥と語ってくれたので、ずーっとその話を聞いていた。

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↑こいつも連れていったんだけど、最近なんか手に負えない感が・・・。若いお姉ちゃん見るととんでもないパワーで猛然と走って行っちゃう。今日もビーチを大爆走していた。あほ。

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2011年7月17日 (日)

サガリバナ@平久保

夜の9時頃にうちを出て、島の北部、平久保まで夜のドライブをしてきた。最近ちょっと気になったサガリバナの群落をこの目で見てこようと思って。片道50分くらいの道のりはこの島にいたら最長の部類。カエル!カエル!カニ!カエル!へび!カニ!カニ!ネコ!と路上の生物をひかないように行かなきゃなりません。夜ドライブはそういう意味で昼よりもスリリング。オオヒキガエルはひいちゃってもいいとは言うけれど、あのガタイの良さを思うとあたったときの生々しさを味わいたいとは思わないし、外来種だから殺戮OKって言うのもどうも好かない。

さて、サガリバナは平久保集落を過ぎて平久保橋をわたって一本目の右に入る農道のところにあります。

行ってみてびっくり。車が何台もあって人が結構いる。懐中電灯がちらちら。子供もかなり来ている。どうやらここは今島で一番熱い夜のお出かけスポットになっているらしい。サガリバナがある畑の持ち主が駐車スペースもつくっていて、発電機で明かりもつけて足元を照らしている。

サガリバナは農道沿いにそれはそれはたくさん生えていて甘い香りが漂っていた。もともと生えていたところにゴミの撤去と雑草の刈りこみをしたらどんどん増えたらしい。接木もやったらしい。きれいに舗装されてる農道沿いだから非常に見やすい。目の前にお花です。西表島的なカヌーで行く風情はないけど、カヌーで行けない私にはこれは便利。石垣でも農園や、今はどうか分からないけど、近所のうちにあるのを見たことはあるし、近くの川沿いにもそろそろ咲くようなのがあるけど、平久保の規模はすごいや。懐中電灯を当てるとぽっと浮かぶ花がきれいだった。plus、十六夜の月と明るい月夜に負けじと光る満天の星とほどよく涼しくて心地いい気温。

平久保はここ以外にもジャングルの中に群生地があるっぽいけど、夜にしか咲かないとなるとなかなかいきづらい。ということで、ここは誰でも行けるスポットとして人が集まるのも納得です。

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土地の所有者さんに朝6時半頃、花が落ちる時も来てごらんとおすすめされた。

う・・うん、魅力的zzz。

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2011年7月16日 (土)

石垣島ジンジャーエール

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前々からどんな味なんだろうと気にはなっていたが、一本が結構高級なお値段なため試していなかった石垣島ジンジャーエールを抽選会でもらうという機会があった。石垣のメキシコ料理やさんをやっている人が作っているらしい。(そのお店も近いのだけどまだ行ったことないな。)

香りを遠慮なく吸い込んだら炭酸と共に一気に吸ってむせた^^; お味はしっかり辛味があってスパイシー。生姜の香りもしっかり。以前うちで生姜を発酵させて作ったジンジャーエール(ジンジャービアー)と同系統の味だった。作り方はどちらかというと発酵バージョンではなく、煮出してるバージョンみたいだけど。蜂蜜とスパイスに生の生姜をつけておくのとは違う味。

カクテルにも使えるだろうし、甘ったるい飲み物が苦手な人でもいけそう。

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2011年7月15日 (金)

ライオンカット

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ただシャンプーに出しただけなんだけど、ウシオがライオンになって帰ってきた。ウシオって胸毛はふさふさだけどあとはそうでもないからか、胸毛剃っちゃうとタテガミっぽく立派にならない。しっぽは完璧ライオンだ。歩いてる時の後ろ姿が何度見ても笑える。

なんかこうかっこ良いっていうよりは、情けないライオンにしか見えない・・・。丸裸って感じよね。

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2011年7月14日 (木)

2011年夏 本島③コザ・北谷

海中道路を戻って、ジミーちゃんちに戻って、そこから車二台でコザのデイゴホテルへ。ホテルに入ると、ベッドが三つある。まるでこれはジミーちゃんにも泊まれと言っているようなもんだよねー、ってことで急遽ひとり追加。ホテルの部屋はタバコくさかったものの、きれいだし、広いし、なんだかコザっぽくないようなウッディーなデザインだった。ちょっと休憩してから、北谷に遊びに行った。

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海岸沿いの遊歩道で夕焼けショー。

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(↑クリックでちょっと拡大)

今まで北谷に泊まってても、北谷的なとこは素通りしていたから今回初めて人でごっちゃりの夜遊びポイントに足を踏み入れた。花火大会もあったから半端ない人出だった。。

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夕ごはんはグルクンのソテーのタルタルソースがけ。

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ローズヒップティーとケーキ。

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北谷からコザまでは12分くらいで着くはず・・・なのに、信号の連動は悪いし、車は多すぎるし、なかなか進めない。同じ信号がひたすら赤青赤青と繰り返すのを眺めていた。直でいける道は断念し、嘉手納基地をぐるーーーっと回っていったはいいが、これまたさすが極東地区最大の基地とあって、コザまでの円周が長い。結局小一時間かかってやっとホテルに戻れた。

11日。

コザの街を少しだけ散歩してタコスを食べてきた。パークアベニューはシャッター閉じた店ばかり。まだ昼間だったから、かな。あいていたインド人の店でカレー買ってきた。

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コザはただいまウィルス性の結膜炎が大流行中です。

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↑シンプルです。

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チャーリータコス。アメリカ統治時代からやっているお店。

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あつあつのポテト、あつあつで柔らかめな生地のタコ。おいしかったー!

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ショッピングプラザに行って、ここでデザートタイム。ハチミツやさんのかき氷や温かいリンゴにのせたアイスなど。

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おなかいっぱい、満足して、ジミーちゃんとおわかれ。案内ありがとう。

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帰りは330号線で島の真ん中を走って新都心に戻った。ハハ、無事にレンタカー返せた。

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琉神マブヤーのクーバーの機体にて石垣島に帰った。

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2011年夏 本島②海中道路

10日。

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宜野湾から那覇空港までまずはサトコ自らの運転で向かい、空港で別れたあと、今度は緊張感たっぷりのハハの運転で与勝半島に向かいます。58号線を北上し普天間あたりで右に進み、北中城村、沖縄市、そしてうるま市へ。本島の道は車が多く、基地に阻まれることもあって、常に渋滞気味。事故も多いのだろう、旅行中に二件見た。Yナンバーに囲まれるとこりゃ絶対にぶつかりたくないなとも思う。沖縄のニュースを身近に見ている限り、何か事故にあって、それが当て逃げで死んじゃったりしても、相手が米兵だったら未だに泣き寝入りの可能性大だもんね。

1時頃、ジミーちゃんちに到着。距離から図る予想よりもずっと時間かかっちゃったけど、無事なのでよしとする。海中道路を走ってのんびり島巡りをしてきた。カンカン照りで暑かった。

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ランチは探す手間を省いて海の駅でソーキそばにした。日差しに恐れをなしてここで日焼け止めを塗りたくる。そうじゃないと肌が痛いくらいだった。

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満潮時間が午後3時過ぎ。この道路、干潮時だと「海中道路」の名の印象が薄れるので、一応潮チェックしていった。マリンスポーツやってる人多し。

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平安座島に入ってすぐのとこで浜比嘉島に渡る橋があるのでそっちに行ってみる。浜集落と比嘉集落をそれぞれぐるっとまわる。神様が住む島だとかで、散策したら面白そうな島でした。シルミチュー霊場には行かなかったけど、階段OKなら行ってみたいとこだ。島は中央はこんもりとした山で人が入らないだろな。

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浜比嘉島はハーリー大会の日でした。普段ではありえないと思われる車の数だった。

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平安座島は平坦で石油タンクが立ち並ぶ島となっていて、走り抜けると宮城島に入る。このふたつの島の間はまるで川がへだてているみたいだけど、海、なんだよね。

宮城島は高低差の激しい島で、さとうきび畑が広がり、小浜島っぽい。アップダウンのある道を抜けると、伊計島へ。この辺、断崖絶壁がダイナミック。

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伊計島は畑が一面に広がるのぺーっとした島。端っこにちょっとレトロなリゾートホテルがあった。

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伊計島の共同売店でアイスクリームタイム。

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ビーチ。数日前にここで人が・・・。穏やかに見えるけど、高波は怖い。

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伊計大橋。

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与勝名物、かもしれない、黄金芋と紫芋の芋もち。月桃にまかれてます。ムーチーより軽い感じで食べやすい。

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2011年7月13日 (水)

2011年夏 本島①結婚式

週末に沖縄に行ってきた。友達の結婚式披露宴に出るぞー。

本島は旅行っていうよりは、買出しが目的になりがちで、そうなるといちいちレンタカーするのも面倒くさいと思っちゃって、ゆいレール沿いから離れずに済ませちゃうのだけど、今回は面倒くさがらずに行動範囲を広げて中部の方に足をのばしてみた。なんといっても今だけ限定でジミーちゃんがそこに住んでるから、いるうちに遊んでおかないともったいない。

8日。

ユニクロいって、みずほ銀行にいって、リウボウにいって、新都心にいって、家具屋に行って、九州のおへそから山を下りてきたサトコと合流してご飯した。新都心だといつもサンエーだとかコンビニだとかでおにぎり買っておしまいにしてるから、お店を知らない。今回開拓すればよかったけど、もう遅かったし、くたびれてたから手近なとこに入って、ああやっぱりいまいちだったね、と残念賞だった。

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9日。

コナツ母の到着を待つ。飛行機遅れて小一時間ズレた。サトコの運転でまずは北谷にある、ごはん屋 de SU-SU-SOONへ。ここの激滴しょうが油がおいしいので、買い足ししたいし、ランチもおいしそうだし、よし、行ってみようと朝ホテルのPCで場所を調べて行った。和食ベースのご飯ものと、パンケーキがあった。巻きずしを頼んで、そのときにキュ○リ抜きをお願いしたのだけど、いつものように作ったのだろう・・・、キュ○リ入りになっていたので、そのお寿司を除いて別皿に移しておいたら、お店の人が気づいて、無しバージョンを作ってくれた。スミマセン・・・。量が減るのは構わないのに・・・、増えた(・∀・) 優しい味付けでおいしかったです。

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ラグナガーデンホテル@宜野湾で結婚式に出ましょう。

今宵の宿もラグナガーデンなので、荷物を入れて巣作り。4人一部屋と聞いてたら和室だった。リゾートホテルというよりは昔ながらの旅館といった趣。そもそもこのホテル、結構古びた感じになっていて、だいぶレトロさを感じた。畳もくたびれてたなあ。サトコが大急ぎでドレスにアイロンをかけ、コナツ母がとってつけたようにお化粧なんてしちゃって、ハハはスカートなんぞはいて、ドタバタと準備。チャペルの式には私は行かなかったけど、あと3人はしっかり参加し、見届けてきた。6時半スタートの披露宴に向けて、ハハがプールで泳いでる間にサトコが私の顔面に色々塗ってくれて、唇お化けつくってくれた。ぬぐいとって出席。

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沖縄人×名古屋嬢の式は、こってり沖縄式なものだった。旦那さんも濃いめだけどその同級生たちも濃かった。琉装で二人は登場。お色直しでウェディングドレスに。


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うちなーんちゅのテーブルは乾杯待たずに料理がはけていき、ないちゃーテーブルは乾杯待ってからやっと食べ始め、場を開く踊りを見、余興ダンスを見、ビデオを見、スピーチを聞き、キャンドルサービスにケーキ入刀を見、最後にかちゃーしーでシメ。新婦側の親戚が、こういうものかあと若干傍観気味だった。

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二次会はバーで。こじゃれたバーというよりは、ちょっとチープな海の家のカラオケハウスみたいな小部屋。ビンゴゲームだけやって、冷えに冷えたので1時間ほどで出てきちゃったけど、その後に新郎新婦が来たっぽい。ビンゴゲームの商品がブルーシールのアイスセットって、いやー、当たらなくてよかった。

翌朝。チェックアウト時に初めて自分たちの写真をとってみた。

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コナツ母はホテルで別れ、サトコを空港に送り、中部の方に向かいましょう。

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2011年7月 6日 (水)

コザ

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今週末、結婚式に参加するため本島に行く予定。

コザに一泊しようかとも思っているので事前学習っていうわけではないけど、この二冊、軽いエッセイものとコザ暴動の公文書のまとめたのを読んでおいた。

アメリカ世自体は終わっているけど、基地はそのまま残ってるその地で、さて何を見てくるでしょう。

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おばあちゃん、また会うその日まで

6/27、月曜日、ほとんどご飯も食べられなくなっていて水分もとれなくなっていたおばあちゃんが、むくんだ足からどんどんお水が出ていってしまっていてだいぶつらそうなので、病院に連れていき、とここまでは週に1、2回繰り返していたことだけど、ここにきてついに入院させることにした。なんとか二階から自分の足で下りてくることはできて、車にも乗り込むことができたけど、限界だったはず。入院先で早速リンゲル点滴するも、何度も引っこ抜いて血まみれに・・・。結局なにもしないことにした。翌日ハハが病院に行くと、入院してるという自覚はちゃんとあってどこにいるかは一応分かっていた。

29日、医療的な処置もなく、徘徊しちゃったり、裸になっちゃったりするのもあって、病院側から退院を推められる。終末期のケアができるとこではないんだね。夕方5時過ぎにハハと病院に行くと、おばあちゃんはベッドで仰向けになって虚ろな表情で天井に顔を向けつつ、指はせわしなくパジャマの紐を外そうとしていた。これまでだったら、少なくとも顔を見せれば「あら!」っていう反応があったけど、初めて完全に無反応だった。声をかけても届いてないしどこを見てるかも分からない。内なる世界というかどこか遠い世界に行っているようだった。ハハが起こしてゼリーを食べるか聞くとかすかにうなずいた。2口食べてもういいと首をふるけど、もう1口いこうというと口を開けた。同じ目線にいても虚ろな表情のまま。その後トイレを促すけど何も出ず、ベッドに移すといきなりバタンと倒れこんでまたパジャマを脱ぐことに集中し始めた。ハハが顔を拭いたり入れ歯をとって口腔ケアをしたりして、時間がなくなったので「じゃあ、また来るね」と病室を後にした。その後入れ違いにばあちゃん息子が病室に行き夕飯を食べさせた。

そして夜8時半頃に病院から電話がきて、おばあちゃんがあっけなく生を閉じたことを知った。家族がいても寂しい寂しいが口癖で、どんなに話しても足りない足りないと言われてたのに、最期はひとりきりでふっと消えちゃった。いけちゃうもんなんだねえ。

よぼよぼの老人をその歩き真似までして笑って、車いすともなると哀れみの対象として見て、自分は違うのよ!って言ってただけあって、亡くなる前日まで自分の足で歩いてたのはある意味あっぱれだわ。

葬儀場で寝かされてる姿はこれまでの寝姿と全く変わらず、むっくりといつものように直角に起き上がりそうだった。

7/1、お葬式を済ませた。台湾から叔母夫婦も来た。叔母は、おばあちゃんがなくなる一週間前に島に来て日曜に台湾に帰ったばかりだったから大忙し。まあ、いかにもその時が近そうではあったから驚くことではないけど、叔母はそうでもなかったらしくびっくりしていた。そしていつも通りお酒をたっぷり飲んでいた。6月なんてそれこそ毎日毎日、今日はどうだ、誕生日には命日にしないでね、と私たちは言い続けてたんだけど。

海の見える場所でおばあちゃんは灰になり、自分の部屋でいましばらくお墓に入るのを待ってます。

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生前、これまた口癖のように言っていた「おばあちゃんの持ってる宝石は孫三人で分けてね」という言葉。叔母が、祭壇設置後業者が帰ると、早速引き出しから出してきたので、後でエミコに「ついにその時がきたよ」っていうと、「あーあー、よく見せられてた。あれとあれと・・」とソラで言っていた。それくらいしょっちゅう見せられていたらしい。そもそもギラギラとつける人じゃなかったから、数なんて全然ないしね。ハハが30年以上前にプレゼントしたものもちゃんと残っていた。

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49日に集まるときにでもエミコとイトコとで形見分けしてもらえれば、おばあちゃんの願いどおりだ。とりあえずほぼ全部叔母が持っていったので、あとは任せよう。

同居生活は1年と3ヶ月で終了です。代わりに死んで、みたいなことを言われたこともあったけど、そうはさせまいと私もがんばった。結局何もしたくないという言葉通りに、何を勧めても何もしなかったけど、去年まだ今思えばマシだった頃におばあちゃんが詠んだ短歌がこれ。全部でこれだけ。

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ところでおばあちゃんが少し前に「私が結婚したのはヨシダさん」と言っていたけど、ヨシダさんって誰だー!ちょっと気になった。

ちゃんとおじいちゃんのとこに行ってね。

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