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2012年2月29日 (水)

Leap year day

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だいぶくたびれた感のある黄色い紙に包まれて小包が届いた。

差出人がいまいち分からず、誰からだろうと開けてみたら、ビッグベンと赤いダブルデッカーの絵がデカデカと描かれたエプロンだった。

ロンドン魂、熱い。

オリンピック開催に向けていろいろイギリス色満開のグッズがいろいろ出てるらしい。

そしてエプロンの下から、金のカエデがでてきた。

見た目より重量感がある。

ペンダントヘッドとかかばんにつけるチャームによさげ。


ロンドンかあ。遠いなあ。。

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2012年2月24日 (金)

ネパール人仕込みのカレー

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石垣にもインド・ネパールの本格的なカレー屋、がオープンした。都内に行くとそこここで目にするようなタイプのお店。

マトンカレーがあるというので行ってみた。内装はものすごくさっぱりしたもの。以前は事務系オフィスだったからドアなんかもガネーシャもいない単なるドア。潤沢な予算でつくりかえたという話は聞かなかったからまあこんなもんでしょう。

ナンは専用の釜で焼くというだけあっておいしかった。けどカレーはおいしいことはおいしいんだけど、日本人向けにねっとりさせてるし塩分が濃い。水がおいしくない。


帰宅して、トマトかじった。水もいっぱい飲んだ。それでもまだ口渇感が消えず、夜トイレにいくこともなく・・・。

島内での評判はいいんだけどね。

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2012年2月22日 (水)

にゃんにゃんにゃん帝王

銀次郎さま。

もはやかわいいという言葉であなたを描写していた時期があったのが思い出せないくらい、立派な貫禄がついておしまいに・・・、いやいや、そんなことはなくて、想像力と妄想力を駆使して、心の目もいっぱいに見開いて、あなたのかわいさに毎日惚れてます。

今日は、にゃんにゃんにゃんの日。

誰もが猫のしもべになる日です。

過剰体重用のダイエット食ではありますが、たくさん食べて、下々の者をそのお姿で魅了してください。

かしこ。

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ハルキチ:そ、それ、僕のクッションなんすけど。

銀:Mind your own business!

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ハルキチ:あ、すんません・・・。

銀:(当然じゃ)

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2012年2月21日 (火)

スイートポテト

sweet potato+milk+cream+brown sugar=スイートポテト

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ホントはモリコ用のいただき物の芋だけど、たっくさんあって、たっくさん蒸かしたので、良さそうなやつをピックアップして人間も食べることにした。

コナツ母ちゃんが「スイートポテトがいいかな」って言ったから、「そうしよそうしよ」とプッシュ。つぶした芋をそのまま丸めようとしていると、ハハが「濾さないと!」、コナツ母ちゃん「いいよ、繊維あって」、「ダメ!」「いいよ」を繰り返スこと数回、ハハが網ボウルを出した。コナツ母ちゃん、そこから芋と格闘して木べらで濾してなめらかな生地をつくった。

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180℃のオーブンで焼くこと20分。

ほわほわの口当たりの優しいスイートポテトのできあがり。

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2012年2月20日 (月)

洋食屋さんごっこ

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とある寒い日のボルシチ。

いただき物の牛のしっぽを煮込んでスープストックをつくって冷凍しておいたものを使用。スーパーで生ビーツを売っていたのでこれはちょうどいいとボルシチにした。野菜たっぷり。芋まで真っ赤に染まっている濃い色が素敵。

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こちらは牛頬肉のワイン煮。

これまたいただき物の生の牛の頬肉(こういうとこがいかにも畜産の島よね)を2日かけて調理したもの。ワインに1日つけておいて、表面を焼いてコトコト煮込んである。一緒に煮込んだ野菜はブレンダーにかけてソースになっている。使用したワインは1本とちょっと。料理しながら下戸なハハが倒れかけていた。家中ワイン臭がすごかった。

筋肉そのものの頬肉はとろとろに柔らかくなっていて、ドミグラスソースも爽やかでおいしくできた。パンはそば粉入りの油不使用のもの。もっちり香ばしく、シチューにぴったり。

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2012年2月13日 (月)

春越えて初夏

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先週の寒波で12℃まで冷え込んだ島に、今度は気温が25℃になっていきなり初夏が到来。あと一回くらいは寒くなるだろうけど、油断すると日焼けするわ。太陽の核融合パワー恐るべし。

モリコ見に行ったあと、久しぶりに吉原の方まで足を伸ばして島を半周してきた。

帰る頃には一番星もキラキラ。


んー、ブログにしろtwitterにしろ、差し障りのないことしか書けないなあ。

ミッツ・マングローブもマツコも私の中にはいないってことね。

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2012年2月 9日 (木)

まるまるもりもり

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今日のモリコ。

慌ててフリースから出てきた。

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島バナナ持って行ったらすでに立派なやつをもらっていた。保護ケージのすぐ近くにあったやつが熟れてきたらしい。モリコに全部いってるなんて贅沢~。

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カンムリワシのオスがいて私の目の数十cm上を飛んでいった。

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一眼レフ持って行かなかったのが悔やまれる。

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2012年2月 8日 (水)

味噌の瓶(じゃないけど)出し

12月に仕込んだお味噌がそろそろ気になってきた。内地なら少なくとも6ヶ月はおいておくけど、発酵の早い石垣では1ヶ月でも大丈夫と聞いていたのだ。

仕込みは島根にゃんこちゃんが頑張ってくれたのでうちは食べるだけ。

さて、カビてないかな。

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味噌の上に敷いたラップにワサビ玉を置いていたのが功を奏して、カビはない様子。2ヶ月だけ寝かせたので、色は薄いままです。水が上がってきてたから発酵はちゃんと進んでいたらしい。この味噌たまりは味噌に混ぜ込んだ。

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およそ3600gのお味噌の完成です。

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舐めてみたら、優しいお味。いいんじゃない?

怖がらずにもっと熟成期間を置いても良いのかな。

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2012年2月 6日 (月)

meat diet

とある道(島のメインストリートのうちの一本)を通ると「ラム」の文字が目立つお店があると聞いて、ラム肉に目がない私はとっても気になっていた。前はお寿司屋さんだった気がするけど、いつの間にか焼肉屋さんになっていた。

12月以来ずーっとおうち一筋でご飯食べてるので気分転換にいいか、ということで昨夜行ってみた。土砂降りの雨の中。。

席はカウンターが4席、あとは上がり座敷だけ。つまり石垣に多いタイプのテーブル席のない作り。どっちを取るかとなれば高さを妥協してカウンター席にするしかない。見上げてごらん~、夜の星を。

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つまみにまずは羊のチーズ。塩がきいている。

ラムは二種類をチョイス。ロース(?)ともも肉。骨付きのチョップもあったけどこれはうちでも焼くことがあるから却下。炭火の勢いがいまいち弱かったのでチョップは焼くのにも時間かかったはず。

あとは鶏の軟骨とハラミ、豚を1皿、馬肉のユッケ、牛タンを焼き焼き。

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私とハハはノンアルコールのジンライムもどきを頼み、コナツ母は今年お初のアルコール!と生ビールと請福の新作である生姜リキュールを使った黒糖生姜パッションフルーツの泡盛。ハハだんなはビールやらサワーやらを飲んでたような。

黒糖生姜パッションフルーツ、は甘さ来たあとピリピリと生姜の辛さがかなり来る。

で、まあ、久しぶりに外食すると、分かっちゃいるけど、塩分濃い!!焼肉だから余計な味付けはなかったし、おいしいことはおいしいんだけど、お肉に振ってある塩で口が干からびそう。飾りのオオタニワタリが唯一無味だったからそれも焼いて食べた。サラダ頼んでも味ついてると思うと頼めず・・。

塩分に馴染んでから羊のチーズ食べると最初の印象が変わってミルキーになったわ。

居酒屋味に慣れてる人がうちのご飯を口にしたら、味が無い、まっずーい、って逆に思うんだろうな。

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2012年2月 4日 (土)

紅ほっぺショートケーキ

今朝、ピンポンとチャイムが鳴って、紅ほっぺちゃんがやってきた。

真っ赤で大きなかわいこちゃんがずらり。一個一個トレイのくぼみに鎮座している。

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ミニトマト(中サイズ)と比べてみる。ご立派なサイズ。

飛行機でやってくるとイチゴって傷みやすいので、急いでまずはひとつ食べてみた。

セーフ。一部ちょっと痣ができてたけど、おいしい!

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10分でハハが小麦粉ふるって混ぜて、生地を作り、30分後にスポンジが焼けた。

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パッションフルーツのソースの作りおきがあったので、生地に塗るシロップにそれを使う。クリームは真ん中にイチゴと共にたっぷりと。外側はなし。そこまで生クリームが得意ではないので・・。

南国フルーツとイチゴのコラボ。香りが立ちます。甘さごくごく控えめに。

今日島で一番美味しいケーキのできあがり。

A子さん、イチゴをどうもありがとー!目で見てケーキを食べた気になってね。

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2012年2月 2日 (木)

マネーは踊らない

以下つれづれに書きなぐり。


「手っ取り早く中くらいのお金持ちになる方法ってない?」

その日私が読んでいた本は、The moneyless man(『ぼくはお金を使わずに生きることにした』)だった。アイルランド出身の私と同世代のあんちゃんがブリストル近郊で一年間全くお金を使わずに暮らすという実験を綴ったもの。

「生憎だけど今日読んでたのはそんなんだから、手っ取り早くだとか中くらいの金持ちだとか自体が成立しないんだわ。」

「ヒマなんだから、メイクマネーのハウツー本を片っ端から読みまくって、その共通点とかポイントをまとめて教えてよ。うまくいけば、それで本出せたり、講演でがっぽり稼げるかもよ。」

「うん、ヒマ。あばら骨をきれいな立体に作り直してくれたらメイクマネーの方法論考えてあげる。」

「そんな金ない。かわりに死んだら標本にして母校に寄贈してあげるからさ。きゃっ、学校の怪談の主役ねっ。」

以降のメール省略。(このブログをメール相手が見てないという前提でパブリックにしちゃったけど、いいにする。)


経済がうまく回らない、年金が崩壊する、そんなニュースを目にすると、そもそもお金というそれ自体は何も価値がないものを信用している経済が欠陥があるからじゃないかと思う。貨幣そのものは合理的な存在だけど、そこに未来からの時間を組み込んだ時点でいつしか崩壊してしまうのだと思う。お金といっても貨幣よりもどんどん複雑なものになり、今や電子マネーというそれこそ質量一切ない数字が信用されるものとなってるんだから、こりゃすごい。そんなマネーを使って、化石燃料を大量に使うことが前提で、地域ごとに産出し消費できる分量を無視して、地球全体でものを動かし、エネルギーを浪費していくことがいつまでも持続できるとは思えない。

自分の手でエネルギーも産まず、食物も育てず、調理もせず、貨幣で交換したご馳走をたらふく食べた上でカロリーの取り過ぎだわ、太っちゃうって言う人は、ボイルくんの採集生活を一年やってみればいいはず。

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ダイアナ・ガバルドンのアウトランダーシリーズ、16巻まで読み終えた。何年も前に原作を読んだものの、しょっちゅうベッドシーンが出てきて飽きてDragonfly in amberでとまっていた。去年N子さんが日本語版を持っていると知って、もう一回読んでみるかとおねだりして貸していただき、単なるロマンス小説じゃなくてもっと濃厚な時代小説と気づいてゆっくり読み進めていった。ジャコバイト、パリ生活、アメリカへの移民、独立戦争へ。200年以上前の医療事情、経済、自然、文化も余すとこなく出てくる。このシリーズ、まだ続いているからおいおい読んで行こう。

アメリカを舞台に、といえばこんなのも読んだ。『メインの森をめざして』。アパラチアン・トレイルをスルーハイクした記録。

200年以上前の生活には戻りたくないけど、今のマネー資本主義に踊らされている時代も、なんだかね。

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