青森姉捨て山紀行6
青森の旅、3日目。
前日に長距離ドライブをしてきてだいぶくたびれたので、この日は休養日。レンタカー代がもったいなくはあるけど、車のエンジンを一回もかけず、徒歩でいけるところだけをプラプラした。
東横インは朝食がついているけど、目覚めたら食堂のやっている時間が終わる頃だった。どのみち朝食はパスするつもりだったから気にしないでゴロゴロする。午前中はお風呂に入ってさっぱりし、さらに洗濯もホテルのランドリーでやってきた。イモウト、運転疲れはあるもののまだ機嫌はよろしい。
そろそろランチでもしに行こうかとお昼頃ホテルを出てみる。前夜に歩いた商店街をちょっくら散歩して古川市場に向かう。日曜日だから商店は休みのところが多い。
古川市場はやっていた。
じゃ、名物ののっけ丼を作ってみよう。
入り口でのっけ丼のチケットを買う。チケットは500円のものと1000円のものがあって、100円券1枚から市場で売られているちょっぴりの海産物と交換できる。1000円分のチケットを買ってみた。
ひと通り場内を見て回る。魚だったら数切れで100円、200円。ホタテは2個で100円。漬物やモズク、トマトもある。
ご飯の普通盛り100円をまずは丼に入れてもらい、目星をつけた具材を載せていく。シャコエビって市場価値が低いのか何尾も入って50円。もうちょい具材を足したくなったのでチケットを500円分買い増す。
できあがり!1500円ののっけ丼(2人分)!ホタテ、ホタテのフライ、ウニ、筋子、シャコエビ、ニシン・鮭の切れ子、アジ、ヒラメ、卵焼き、漬物2種類、トマト、しじみ汁、etcっていう内容。
しじみ汁は現金で買ったので1枚余った100円券を後日使うことにした。
いやー、ホタテの刺身がうまい。貝柱の筋繊維がプチプチ噛み切れる感触が楽しい。ヒモもうまい。トマトも何気にジューシーでうまい。
市場のおじちゃんにチケットは抽選券にもなってるから名前書いて入れてくといいよ、明日が半年に一回の抽選日だから、と言われ、誰かが使わずに余ってた抽選券ももらった。・・・当たるはず!?
お腹いっぱいになり、今度は海の方へ。ねぶた祭りの展示会館ワ・ラッセに入る前にちょいと休憩。いいベンチが見えちゃったから横になる。3日目の青森、今日も太陽はやる気満々で日向が暑くて疲れるのよね。
甘いモノが欲しくなったねということでJRがやっているAファクトリーへ。お土産&カフェが入っているところだ。お土産を眺め、ケーキ屋さんでリンゴのタルトを買う。ドリンクもつけてみる。その名もおしゃれな青森ベイブリッジを見ながらおやつタイム。
ワ・ラッセに入る。
ラッセーラーの声をBGMに、でっかい山車だなあ、立体芸術すごいなあ、子供の顔が怖いなあ、と見て回る。ハリボテを触る。
ちょっくら歩いてアスパムへ行く。三角形のとてもモダンな建物だ。ランドマーク的存在なのだろうけど、ちょっと年季入ってきていて公益社団法人ならではの「気」のなさがプンプン漂っている。
またもやいいベンチがあったので横になる。重力って疲れるからねえ。
展望台があるので天気もいいことだから行ってみた。エレベーターで13階へ。料金は上がってから払うのでシースルーのエレベーターに乗るだけでも意外と楽しめちゃう。
受付のお姉さんが西日にガンガン照らされていたので思わず「焼けますね」と言う。
13階からぐるーっと一周青森の景色を見て回る。陸奥湾、下北半島、津軽半島、岩木山、青森市内、八甲田山系が夕日に照らされている。展望台に入る料金に自販機のドリンクが含まれるのでお茶を飲んで休憩。
Aファクトリーではリンゴジュースの瓶を一本、アスパムでは嶽きみの茹でたものを一本仕入れた。
最後に飲み物やちょっとした野菜を仕入れに行こうとホテルに近い、AUGAにある市場に行ってみた。地下フロアに降りてみたらなんだか閑散としている。フードコートはやっているものの人がいない。市場は既に店じまいの後でどの売場にも布がかけられ、一人二人おじさんがいるだけだった。
どうしようか・・夕飯。。
そう言えば海辺から来る途中にデパートあったよねということで引き返した。さくら野百貨店。そこはやっていたのでデパ地下へ。野菜と終業間近ということで値引きのお惣菜を買えた。
お散歩終了。結局6、7時間うろついてたな。
ホテルの部屋で電子レンジにかけたブロッコリーとパプリカを食べて、本日2度目のお風呂、今度は湯船にお湯溜めて入って、おやすみなさい。
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