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2013年8月27日 (火)

帰国

19時15分発のJALで帰ります。午前中、荷物をスーツケースに詰め込むのに四苦八苦。たいしてモノを買い込んだつもりはないんだけど、それでもちょっとずつ、がいっぱいになって入りきらない。誰だ、絵本買ったの。置いていけるものは置いていき、なんとか形になる。Jママはボランティア講習があったので、朝にバイバイする。

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フラット近くのTESCOでサンドイッチを買って、Jパパと一緒に運河沿いを散歩してきた。

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クート(オオバン)やムーアヘン〈バン〉、アヒルが水遊びしている脇でランチ。運河沿いの小路はランニングしてたりサイクリングしてたりする人たちが結構いる。

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ヒースローへは来た時に使った経路を逆にたどっていく。退職したてのJパパが一緒に空港までついてきてくれた。タクシーでWest Hamへ、そしてハンマースミスとピカデリーラインでヒースローへ。各駅停車だからとっても時間がかかる。そしてピカデリーラインは揺れがひどいからくたびれる。ヒースローエクスプレスはパディントン発着だから使えない。

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空港カウンターに着くとJAL係員に名前を呼ばれ、即チェックイン手続きがなされ、今までに経験したことない速さで搭乗手続きが済んだ。ブラボー。

喉が乾いたね、小腹減ったねってことで、カフェに入り、海苔で巻いたラップサンドを食べる。30年前はキワモノ扱いだった海苔も今じゃごく普通の食材になってるんだから、時代は変わったもんだ。そういえばBentoも完全にコモディティになっててBentobakoがいっぱいいっぱい売られてたっけ。

時間になり、Jパパにオイスターカードを返し、ぎゅーっとハグしてもらってバイバイ。何から何まで本当にお世話になりました。とことん甘えさせてもらいました。ありがとう。

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セキュリティで私、自爆テロやる人扱いされて、初めて別室に連れて行かれ、コルセット(スーパーで売ってた補正下着)を脱がされた。外したら寝ないと付けられないんじゃー、どーしてくれるのよーとヨレヨレになって出てきた。仕方がないから待合室でひと目もはばからず付け直した。私のチェック終わるまで列も止まり、後に続く人たちにもいい迷惑。こういうのって係官の気持ち次第だからねえ。ねちっこい英語を低い声でしゃべるおねえさんに当たったけど、運が悪かった。このセキュリティのとこってちょっとしたコメディのネタ拾いにはもってこいだ。中国系のおじさんは、魔法瓶にドリンク入ってて、やおらそれを飲みだす。3杯、4杯、5杯・・・まだ飲んでる。インド系の人は手首や首にアクセサリーがじゃらじゃら。探知機の前で一家全員ゴールドなどを外し始める。大量だから時間かかる。コメディ、Come Fly with Me、を地で行く。

そんなこんなで結局、ヒースローのDFSでお土産見る時間はなかった。搭乗ゲートもまた遠かった。。

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ロンドンの熱波は私とともに去って雨が続いたそうな。

帰りの機内では夜間飛行だったので、呼吸器つけてみた。乾燥した機内の空気が圧縮されてさらに乾燥するけど、喉は無事だった。つけると確かに楽ちん。成田に到着。時計を進ませて15時。

成田のホテルのご飯はちょっとアレなので、夜ご飯は空港のお寿司屋さんへ。石垣に行ったら食べられない、貝づくしのセット。

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ナスのお漬物。

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成田→石垣はスカイマークで。行きに診断書原本を見せた時にスカイマーク係員に持って行かれ、成田で見せてと言われて困った。石垣側で捜索されてようやく見つけたらしく、FAXが来て何とか乗ってこれた。めんどくさーー。

スカイマークはとかく「クレームを受付ない」ことを社是としているから、客室乗務員も妙にぎこちない。ファジーさ、融通性、人間らしさはいまいちない。言葉は一応丁寧でも中身ははて・・・。座席に座ってから、間髪をいれずにきつい口調で「こっち行け」「こっち行け」と右に左に動かされ、どうも全体での流れを把握しないで、脊髄反射的に指示してくる感じ。「え?真逆なこと言ってるよ?」と唖然。もちろん、どんな客でも荷物は一切持ち上げてくれません。

安いってだけで、人間性失われた世界が普通になっていくのかね。

ただいま。


メモ。

ー3人分の現金でのお小遣いー
ロンドン:5万円をポンドに両替。1ポンド160円くらい。
ブリュッセル:10万円をユーロに両替。2012年に1ユーロ100円くらいで。全部は使わず。

ー飛行機代1人分ー
JAL直行便168800円(くらい)

ーユーロスターー
片道1人分£34.50
往復2人分でクレジットカード決済費£4入れて£142.00

ーベルギーってー
ちょうど新国王が即位したばかりのベルギーだけど、生まれながらにして権力を持つものを認めないと言う党があったり、1年半以上政権がなかったりと、落ち着いた街並みとは裏腹に聞くと色々ゴタゴタしている。オランダ語圏とフランス語圏は仲が悪くて口聞かないらしく、分離独立への動きも強くなってきているそうな。数年後は違う名前の国に別れているかもね。

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2013年8月26日 (月)

ロンドン残り2日

ロンドン滞在残りわずか。

土曜日にみんなでグリニッジに繰り出した。

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Jパパママ、RとM、私たち3人、ブリュッセルで別れたもののまた会うことにしたリッチー、後からグリニッジで合流したBの総勢9人で歩いてきた。

DLRでグリニッジの駅へ。

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天気予報は雨で、しかも午後はかなり降りそうな予報。だがしかし、雨は降らなかった。天気予報が外れるなんてとRはcrossだった。日頃、天気予報が当たることが少ないとこにいる私からしたらその信頼感がすごいと思う。

宇宙物理の博士であるRと、Rの彼で同じく宇宙物理学博士のMという天文学の最先端にいるふたりがいるんだから、最強の案内を期待できるんだけど、悲しいかな、こっちの知識は小学生以下。子午線ゼロをまたいで喜んできた。

最低限知っとくべき用語って何かなと聞いたら、Meridian、 Right ascension and declination、
Longitude and latitudeかなーって。Right ascension and declination、えーと、星の視位置ってなんだっけ。赤経って、あー。

公園内を散策。

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子午線ゼロのとこはさりげなく線が引かれている。これをグリニッジの博物館の敷地にある撮影ポイントで記念撮影すると、有料になる。


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あまりにさりげない線で、今思うともっと気合い入れて写真とればよかったかしらん。

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この前見上げた時報用のボールが赤かったことにこの日気づく。
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天王星見つけた天文学者、ウィリアム・ハーシェルの望遠鏡。

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博物館に入って、隕石さわったり、宇宙の成り立ちと地球の短いけどよくできた映像を見たり、電波やX線といった波形の模型を見たり。

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ミーンタイムでランチ。地ビールやさんだから食事はつまみ程度のラインナップ。ホワイトベイトの唐揚げうまい。

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グリニッジから帰ってきたら、次はフラットでJパパの退職パーティーをやります。準備中、Bやリッチーたちの会話に魅せられる。Jママがboys(みんな30代ですけど)がすぐに打ち解けてこうやって喋ってるのを見るのは楽しいわねとにこにこしている。

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巻き寿司とRの手作りカレー2種類が並ぶ。

今回、偶然パパの退職時に居合わせることになったけど、こうやって身内だけのささやかなパーティーに出られて本当によかった。長年にわたって朝早く起きてチューブで通勤してきた生活に一区切りついて、パパは晴れ晴れとしていた。ま、退職しても忙しそうだけどね。ボランティアもすぐに始めるから講習に行ってたし。

電車の時間があるからとリッチーとは8時半頃にバイバイ。思いがけずたくさんの時間を一緒に過ごせてよかった。いつでもヒョイと会って散歩にいければいいけど、遠すぎてそうもいかないのが残念。

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Rたちが帰った後、Bは帰らなきゃと言いつつ11時半頃までいて、いっぱい話をした。Bはsweetでsensitiveないいやつ。30数年変わらずそういてくれるのが嬉しい。

ロンドン最後の1日は、ハハはひとりでオクスフォードstへ。私とイモートはJママとカナリーウォーフをぶらついてきた。

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アーティチョーク食べた。葉を剥いて、根本を歯でしごいて葉肉をこそげ落とす。んーーー、特に味はしない。よく缶詰になってる部位は芯の方。そこら辺だと食べた気はする。

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2013年8月25日 (日)

ロンドンへ

ブリュッセルを去る日。

ユーロスターが出るのは1時。12時にランドロードに鍵を返すので、その前にビール醸造所に行ってくる。ちなみにハハは早起き(するつもりが思いっきり寝こけていて、イモートに起こされ飛びだ)して、7時半のRとの市民プールでの待ち合わせに間に合わせてひと泳ぎしてきた。街中の古ぼけた建物の3階にあるプールは外観からは想像できないけど、深いとこで3.5mあって、レーンも日本のプールより広くとってあって泳ぎやすかったらしい。シャワールームもあるから、おうちのない人たちも利用しにくるという、市民プールらしいプールだ。

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ビール醸造所はお宿から程近いとこにある、カンティヨン醸造所。家族経営の小さなとこだ。受付で見学料を払い、説明を聞いてから醸造所内部を回る。ここは酵母に天然のものを使っているんだけど、つまりこれって寒い時期に天井を開け放して空中に浮遊していた酵母で麦芽液を発酵させるということ。最初Rからこの話を聞いたときは、なんとなく林に囲まれた醸造所を思い浮かべてたんだけど、実際にその場に行って天井を見てくると、その予想は間違いだと分かる。ごく普通の街中にあって、車が通る道に面していて、決して自然に近いとは言えない環境だ。

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内部では独特の発酵臭に鼻が刺激される。

醸造所入り口付近では一家総出で輪になってアンズの皮を手作業で剥いている。

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試飲。グーズ。酸っっっぱい。軽くて喉越し爽やか、というようなビールにありがちなフレーズが使えない。飲み下すのが重い。まるで薬だ。

赤い方はキイチゴフレーバー。酸っぱいビールにキイチゴの香りは合う。

さて、短いけどいろいろ楽しめたブリュッセルを去ります。Midiで出入国手続きをしてユーロスターに乗り込む。Rも同じ電車に乗る。

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ロンドン到着。Rに荷物を1個持っていってもらい、私たちは電車でフラットへ。Rは友達のうちに行き、あとでフラットへ。

セントパンクラスで案内係が考えてくれた方法で、キングスクロス→ノーザンラインでロンドンブリッジ→ジュビリーラインでDLRに乗り継ぎ、といってみたけど、ロンドンブリッジ駅で頼りにしていたエレベータが故障中で使えず、またもや通りがかりの人たちの手を借りた。深い駅だったからいけどもいけども階段が続く。途中でもう一人追加でヘルプを頼む。誰も迷わずすぐ手を貸してくれるのがありがたい。後でその話をしたら、男の子をそういう風に育てるからね、とJママは言う。Bも階段で年配の女性の荷物をやはりよく持つらしい。

無事にフラットに帰り着いた。お気に入りのソファに埋まったらもう離れられない。

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ロンドンで3回めのフィッシュアンドチップス。コッドとハドック。

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2013年8月24日 (土)

ブリュッセル散策2

ブリュッセル滞在3日目もひたすら街歩きに励む。

朝、サンプルに買っておいたチョコレートを食べ比べる。オレンジピールとシャンパンと名前を忘れた・・・プラリネの外側がないやつ。

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んー、本場で食べてもゴディバはやっぱり甘すぎてアウトだな。オレンジピールがジャムってのも好みではない。

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空が抜けるような青さになって、日向は眩しくて目が開けられないくらいだ。雨多きブリュッセルにはあるまじき晴れっぷり。Rはこの日は仕事にいき、リッチーは夕方の便でイギリスに帰るまでもうちょい一緒に散策。

美食の街で、まだ正統派のフリットを食べていないのでまずはフリット屋さんを目指す。トラムに乗ってグランプラ近くのエレベータのある駅まで行く。

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フリット屋さんは小さなお店で、入り口にちょっとした行列ができている。正統派のフリットはRの説明を簡単にまとめると、それ用の品種のじゃが芋をカットして低温でじっくり揚げておき、オーダーが入ったら高温でカラッと揚げたもので、それにマヨネーズなどのソースをつけて食べるそうな。外側がカリカリでおいしいらしい。

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どれどれ。ソースの選択はイモートとリッチーに任せる。できあがりまでに結構時間がかかる。2種類買ってでてきたので、グランプラに行って日陰を探してそこでありつく。揚げたて熱々のポテトはそりゃうまい。ピリピリ、という名の辛いソースとマヨネーズ系ソースを交互に食べる。

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芋は腹に溜まる。それぞれの口に突っ込む。段々罰ゲームみたいになる。

完食。

真っ昼間のグランプラでのんびり。

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よし、じゃ、次はワッフルにいこう。

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レストランではなく、持ち帰りのワッフル屋さんのワッフルはリエージュのもの。ブリュッセルのワッフルはレストランで提供される。ということで、初日のものも2回目もリエージュのもの。サンプル見るとどれも甘そうなトッピングばかりで、クリーム大量載せとかチョコレートやシロップたっぷりとか、甘いもの好きなら喜べるんだろうけど、そうでもないから悩む。で、シロップを断って、生のイチゴだけを載せたワッフルにした。これならいける。

ワッフルを食べたあとは、またまたチョコレート屋さんへ。アイスクリームいくよ。

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ジンジャーアイスとチョコレートアイス。

チョコレートも買う。私たちが初日に買った時、男の店員さんに頼んだら箱詰めにしてくれたんだけど、同じことをリッチーが頼んだら断られた上に、この日は女店員さんがいてふたりで喧嘩し始めたらしい。喧嘩というか「なんで箱あげるのよ」って女店員さんがやり込めるというか。でも板チョコをむき出しにしては持って帰れないよ。

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リッチーとはここでお別れ。


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本屋さんで中古の絵本を見繕う。フランス語をきっといつか読めるようにするんだと願いを込めて数冊買ってみる。DVDもあって欲しかったけど、これぞというものが目に入らず、これでいいかと適当に選ぶには安くはなかったので、買わないでおく。

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ブリュッセル最後の晩餐はRと一緒にアールヌーボー様式の建物のレストランに行く。現代建築の画一的で効率のよさばかりをアピールしているような直線とメタルが目につく建物と違って、アールヌーボーが流行った時代の建物は重厚でパーツごとに丸みを帯びたデザインが全体に柔らかな雰囲気を出していて、居心地がよい。ランプシェードや鏡といった調度品もぬかりなく芸術的。

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メニューから、ブリュッセル名物のチコリのベシャメルソース焼き、ブリュッセルソーセージ、生ニシンとチコリやリンゴのサラダ、ナスのチーズ焼きを頼む。一皿がそれほど量が多くなくて助かる。チコリって火を通すと苦味が増す。舌に残る。

デザートにアップルパイと、ブリュッセルワッフルを頼む。

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ノンアルコールのベルギービールを飲む。Rは100 Belgium Beers to try before you die!のリストにあってまだ制覇していない銘柄をレストランの長いビールリストから見つけて頼む。67銘柄目、らしい。ちなみに本にある100銘柄を全制覇するのは相当難易度が高いらしい。たとえば中には修道院でつくってるビールもあって、量が少ないから前年に予約をするのだけど、車のナンバーを伝えておいてその車で実際に買いにいかないといけないとか。

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ブリュッセルワッフルは生地が白い。

お腹いっぱいになって、お宿に帰る前にちょっと散策をする。

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街中でよく目にするホタテ貝のマーク。これはサンチアゴデコンポステーラまで続く道しるべなんだけど、そのベルギーのスタート地点がここの公園にあった。ブリュッセルを知り尽くしているRが今まで気づいてなかったらしく、1個勉強したわーと喜んでいた。しかし、ここからサンチアゴデコンポステーラまでは、山越えもあっていかにもやりがいがありそうだ。

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駅でトラムに乗るRと別れ、夜道を歩いて帰る。遊園地からこの日も絶叫が降ってきていた。

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2013年8月23日 (金)

ブリュッセル散策

ブリュッセル2日目はトラムに乗ってお出かけ。

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ここのトラムはスピード出すし、地下深くに駅があるとこもあって、路面電車の簡易なイメージで行くとちょっとびっくりする。平日は古い車両を走らせることが多いから、それだとドアも中も狭いので私は×。新型車両なら大丈夫。駅には全部が全部エレベータがついてるわけではないので、Rがプリントアウトしてきてくれたアクセシブルマップを参考にする。

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まずは、南駅から聖カトリーヌ教会へ。ここから散策スタート。

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チョコレートショップでテイスティング。


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ペルー産のカカオ豆をかじったり、色々な産地のカカオと濃度のチョコレートを食べ比べてみたり。お店はショップだけのとショップ兼カフェのと2ヶ所に分かれているので、カフェに行ってホットチョコを飲む。チリ入り、カカオ100%、バニラ入りを飲み比べ。カカオ100%がさらっとしていて美味しい。

王宮。この辺は山というか丘になっている。

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公園のベンチで休憩。EU本部もあの辺ねとチラ見。

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楽器博物館の最上階でブリュッセルの街を見下ろしながらランチ。

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金の天使を見ながらミートボールを食べる。店員に、日本人でしょ?日本人はみんなミートボール頼むんだと言われる。ちょっと待て、何そのステレオタイプな見方は。ハハとRはガスパチョを頼んだし、リッチーだってミートボールにしたよ?楽器博物館にハハを残してあげたかったが、ランチだけに留めてさらに散策する。リッチーとはいったん別れる。

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ルネ・マグリットの美術館に入る。

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シュールレアリズムの絵って刺激的でワケわからなくて楽しい。結構同じモチーフでいくつもの絵を描いている。ボール、銃、顔面隠すリンゴ、山と鷲のダブルイメージ。この美術館のエレベータは階を上がるごとに、足→股→胸→顔、と女性のヌードをパーツごとに見る。素敵。

サンミッシェル聖堂に入る。

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モノトーンな外観から想像できない、カラフルで明るい聖堂内部。

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チョコレートショップが集結しているとこで、レオニダス、ノイハウス、ゴディバ、ピエールマルコリーニと次々に入ってサンプルを食べ、それぞれ同じタイプのプラリネなどを買ってみる。ピエールマルコリーニはブリュッセルでも高級な雰囲気で、サンプルはなさげ。バラ売りもしていない。

お口が甘々だ。

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路地を歩き、キッチン雑貨屋さんを覗く。

いったんお宿に帰り、お茶したあとは、カルフールに寄ってからRのおうちへ。

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トラムに乗る。おうちは5階にあってエレベータはない。ベルギーでエレベータつきのとこなんて数えるほどだからね。ここにRが引っ越した時はさすがに行けないねーと言っていたもんだけど、こんな日が来るとは。多分イモートでも5階まで担ぎ上げることはできただろうけど、ここは日頃鍛えまくってるリッチーにお願いする。5階に着く頃には半ば死んでたけど、頑張ってくれた。次回は山にでも行くか…?Rの部屋はとっても彼女らしい部屋。リビングは赤ベース、寝室は青ベース、そして各国のお土産がさりげなく飾ってある。昔私が送った筆書きの「馬」の半紙も柱に張ってあった。夕飯は軽くしようということで、サラダやチーズ、ソーセージなどをつまむ。ベルギー名物のチコリを食べる。石垣でいつも買うやつがいかに高いかを知る。ひとつ14ペンスって、20円くらいか…。都心で買ってるからそれでもまだ高いんだろう。

遅い夕日も沈み、すっかり夜になる。10時も過ぎたので帰ることにする。ビールでイモートができあがっている。トラム内で別れるつもりだったリッチーが心配して宿まで送ってくれた。王の交代があったばかりで、駅前に1ヶ月限定の遊園地がオープンしていたのと、ラマダン時期で日が暮れるとあちこちで子供も含めごちそうを囲んでいるから、普段より危なげな感じではないものの、基本的に治安はあまり良くないからありがたい。

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無事に夜歩きしてこれた。

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2013年8月22日 (木)

ブリュッセルで

そうだ、ブリュッセルは美食の街だ、チョコレートにワッフルにビールにムール貝にポテトフライを食べに行こう。ということで、食に走ってみた。

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小さな街なので主要なポイントは徒歩で回れる。

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再開発が進むロンドンよりもまだ古さを感じる街並み。

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高級レストランComme Chez Soi(名前からするとカジュアルな印象だけど、お一人様1万数千円から・・)を通リ過ぎて、着いたとこはRの友達推薦のシーフードレストラン。

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初日の晩はムール貝食べまくり。夏場はムール貝の季節ではないから、あるかどうか聞いてみないと分からなかったけど、オランダ産とNZ産とがあったのでオランダ産のにし、このレストランのハウスビールを使ったソースにした。チーズと海老のクロケットと、タラのベシャメルソースもオーダー。ハウスビールも2種類味見。

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ムール貝どーん。貝殻をナイフ、フォーク代わりにして食べるのが流儀らしい。

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ムール貝をたんまり食べるのが夢だったから、この量は文句なく嬉しい。地元の人はひとりでこの量を食べちゃうらしいが、さすがにそれやったら「好き」の域値を越えそうだ。

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このレストランのフリットはベルギー仕様ものではなく一般的なポテトフライ。

デザートは頼んでいなかったのだけど、隣のテーブルを見て、気が変わる。同じのください。

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小さなデザートがたくさん載ったプレート登場。チョコムースがうまい。

ところで寒さを予期していて、上着忘れずにって言われていたブリュッセルだけど、熱波が街を覆って暑くてたまらない。食べたら余計に暑くなって、ビールのソースも手伝って、靴下脱いでものぼせたような状態。ハハは完全に酔っぱらう。このあとふーふー言いながらグランプラの方へ向かってワッフルを買う。

で、その前に、ブリュッセルで待ち合わせしたリッチーと街角で無事に合流。最初は都合つけばロンドンで会おうって話だったんだけど、週末向こうが予定入れてたし、こちらもあとはRたちと過ごすし、と難しいかなと思ってたら、何を思ったか私がブリュッセルに行くのに合わせてユーロスターとホテル予約したときた。平日だから行きたくても無理かなと言っていたが、結局仕事を休んだらしい。ということで、石畳を制覇するのにもってこいの腕力ゲット。

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建物に描いてある漫画がかわいい。

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ワッフルはお腹いっぱいで、一口かじってこの日はおしまい。炭水化物と甘いもんはあんまり得意じゃないってのもあり。

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小便小僧。ワッフル行列の脇にちょこんと立っていた。

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石畳マックス地帯。

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日が暮れるのが遅い夏のブリュッセル。9時半を過ぎてグランプラがようやく暮れてきてライトアップが始まる。

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お宿に帰りましょう。

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2013年8月21日 (水)

ブリュッセルへ

ブリュッセル3泊4日旅。火曜~金曜日。

石畳を恐れて私は行くつもりのなかったブリュッセルだけど、他二名が行きたいというので多数決により行くことになった。彼の地に住むこと早10年以上になるRに「行きます」と伝え、ユーロスターのロンドン⇔ブリュッセルのチケットをネットで買う。帰りはRも一緒にロンドンに行くことになったので、同じ電車で席を予約しておいた。お宿はRが探してくれるというので任せて、Air B&Bで見つけたというユーロスター発着駅から程近いstudioタイプのところに泊まることになった。

ロンドンのフラットからセントパンクラスまでは荷物を抱えていくのでタクシーを使った。早ければ30分くらいで着くらしいけど、ロイヤルベイビー騒ぎのせいなのかなんなのか、道路がやたら混んでいて、1時間かかってしまった。でも時間に余裕を持って出たから大丈夫。

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4年前にパリに行ったときと違い、今はユーロスター利用はネットでチケットを買って印刷した時のQRコードがあればあとはそれを駅改札の読み取り機にかざすだけでOK。購入時のクレジットカードは基本的に必要ない。しかも予約→購入→かざす→乗り込む、まで特に連絡しなくても、予約サイト上に車イス対応のとこがあるからそこ使えば私でもネットだけで完結するから楽チン。食事つきのクラスで、広いトイレの近くの席(簡易シートしかもらえないけど、自分の車イスを置けるスペースがある)が割り振られ、同行者もひとり割引値段(£34.50)で隣の席に割り振られる。3人目も同じコーチでって思ったら、窓口に言わないといけないけど、同じクラスで予約しておいて、当日空きがあれば席をくっつけてもらうこともできる。新幹線のように窓口のみでの購入ってより、分かりやすくて使いやすい。

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セントパンクラスで出入国手続きを済ませ、10:58発のユーロスターに乗り込む。開業して19年になろうとしているユーロスター、電車がだいぶくたびれた色合いになっている。駅の待合室も椅子の座面が消滅しているものがちらほら。

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電車に乗り込むステップはランプを持ってきてもらえるので問題なく入れる。

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無事リールを通過。スムーズに走っている。前の座席にいたスペイン語圏一家のおにいちゃんが食事も無視して寝っぱなしだったけど、足を思いっきり伸ばしててつま先がこっちにまで来る。その白い靴下ごと踏んづけてみたい気持ちをこらえているうちに、14:09の到着予定時刻より少し遅れてブリュッセルに到着。時差は1時間なので2時間ちょっとの電車旅だ。車窓からの風景は小麦畑や牧場が主なもの。この、電車で別の国に行けるってのは日本からじゃできないこと。いいよなあと羨んでみる。そもそも太平洋側ががら空きなのがなんとも残念なことだ。

ブリュッセルの南駅、Midiで降車してプラットホームから出ると、Rがいた。Rのかっちりした話し方が懐かしい。お宿に向かう。駅から歩いて数分のとこにあるアパートの1階で、十分広くてオサレなお部屋だ。セキュリティも万全で、万全過ぎて複雑なので、ただでさえドア関連が苦手なハハは鍵やマグネティックカードの使い方を全てイモートに託した。オーナーから予めRに伝授してあり、Rはイモートに伝授。練習してドアの開閉、ゲートの開閉はOK。室内のwi-fiの調子が悪くてちょっと接続が切れやすかったけど、使えることは使えたからよしとする。パンやジュースなども用意されていて嵐が来て引きこもりになっても大丈夫そうだ。とりあえず私は電車の揺れでくたびれたのでベッドに転がり、イモートはRとRの家に行く。

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さて、ブリュッセルでどこ行こう。

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2013年8月17日 (土)

ロンドンでロイヤルベイビー誕生の報を聞く

Docklands Museum

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イギリスの歴史とともにThames川が物流を担う中心だった頃から現在までを解説している博物館に行ってきた。入場料は無料で寄付を募ってる。外から見ると狭そうな博物館だけど、中は予想を裏切る広さと緻密さで、じっくり見てると1日過ごせそう。セイラータウンと称した当時の船乗りたちの街を再現したとこはちっちゃなちっちゃなテーマパークみたい。船の歴史、戦争、奴隷、ビクトリア女王の時代の貿易、などなどイギリスが今の姿になるまでの過程を見てきた、つもり。

ブリュッセルに小旅行。7月23~26日にロンドンからユーロスターでブリュッセルに行ってきた。Jパパママが19~22日にブリュッセルに行っていたのだけど、帰りのユーロスターでパンタグラフの故障だかなんだかで電車が停電となり、リール近くの野っぱらで立ち往生という憂き目にあっていた。窓も開かず、窓を破ることも禁じられ、ただでさえ暑い日だったのにエアコンの切れた車内はぐんぐん気温が上がり、45℃を越えたそうな。そして水蒸気が布ものから立ち上り湿度もアップ。車内からメールをJパパが送ってくれたけど、いつ帰れるか分からず悲惨そうだった。帰宅予定を4時間以上過ぎて帰ってきたとき、パパもママも文字通り汗みどろで、ママの腕時計のバンドは外そうとしたら崩壊していた。故障したのはこの電車のみで、立ち往生中、他の便が走っているのを見ているしかなかったらしい。だから、翌日私たちが乗る電車が問題なく走ってくれるよう、神様お願いモードでいた。

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ところで、イギリスのロイヤルファミリーのウィリアムとケイトに赤ちゃんが生まれたのはこのユーロスター立ち往生の日。疲労困憊していたJママはこのニュースでその日のbad luckを過去のものにして、BBCに釘付けだった。空には明るい月。結局ロイヤルベイビー誕生を知らせる鐘の音は聞こえなかったけど、ロンドンが沸き立っている雰囲気はむんむんだった。

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伝統的衣装来た人が公式にアナウンスするわよ~、ほら、来た来た、とJママが予想する通り、奇抜な衣装のおじさんが出てきた。この人、勝手にやってただけらしいね。

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ブリュッセルにつづく。

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2013年8月16日 (金)

ロンドンマーケット巡り

ロンドンの東側にはマーケットがたくさん立ち並ぶ。それぞれ得意な分野があって、お花メインだったり古着メインだったり骨董品メインだったり食品メインだったり。毎日やっているわけではないから曜日を調べてから行く。

Crisp Street Market
フラットから歩いて行けるとこで、屋根つきの広場に野菜や果物、服や雑貨が並べられている。コスモポリタンな街だけに、ここだけ見ているとイギリスにいる感じがしない。Jママ曰く、この界隈は英語も工夫しないと通じないのよ、と。布を買おうとしたら、poundが重さを言っているのかお金を言っているのか確かめないとねって。値段を言うなら、例えば1 pound moneyってmoneyをつけてね、と。ただでさえアメリカから大量に入ってくるドラマや映画のに押され、若い子たちはアメリカ寄りな英語になりつつあり(Bでさえアメリカンになるらしい)、そこに大量の母語を英語としない人たちが増え、もはやBBC的英語もしくはそれぞれのローカルな英語は青息吐息なのかもね。

Borough Market

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DLRでバンク駅まで行き、ちょっと歩いてロンドンブリッジを渡り、たどり着いたのがオーガニック食品を扱うバラマーケット。木金土にやっていて、木曜は出店数少なめ、土曜は激混み、ということで金曜日に行ってきた。チーズ、パン、オリーブ油、お肉、狩猟肉、お菓子、などなどひととおり見て回る。生牡蠣を食べてみる。ハドックの揚げたて熱々フィッシュ&チップスを食べる。hunter's pieを買って帰る。

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サンデーマーケットをはしごする。

Brick Lane Market
ブリック通り沿いにたくさん屋台が出て、建物内にも小さなお店がたくさん出る。大にぎわい。骨董品や古着も味のあるものがいっぱい。

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ロンドンの西側に住む友達とAldgate Eastの駅で待ち合わせてサンデーマーケットに行ったのだけど、私たちが別の駅で降りて待ち合わせ場所付近に行って待っていたら「電車がそこまで行かなくてバスになった」と電話がきた。Aldgate Eastは地上の出入り口が工事のために封鎖されている。土日のチューブはどこかしか電車止めて補修してるから、一筋縄ではいかない。しばらくして駅からだいぶ離れたとこでバスを降りた友達が歩いてくるのが見えた。

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トイレ休憩のためにまずはスタバに入り、近況報告。そしてブリックレーンに向かったつもりが迷子になってうろうろ。ようやくそれらしき賑わいを見つけていろんなお店をひやかして歩いた。ランチしようと入ったマーケットのフードコートは世界一周した気分になれる品揃え。中東料理とモロッコ料理と友達チョイスの大阪風お好み焼き(チーズ入りって大阪風なの?)を食べる。

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この日はまた別の友達が「自分はロンドンに行けないからおにいちゃんに会って~」と言っていたので、あわせてブリックレーンで会うことに。ロンドンでバイク便しながらヘビメタバンドでドラム叩いているおにいちゃん。彼女とともに現れて一緒にアメリカンダイナーでお茶した。CDを渡してくれた。とっても気さくだった。

Old Spitalfields Market

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Brick Lane Marketで友達と別れ、Old Spitalfields Marketへ。昔は盗品も並んでたという噂もある古いマーケット。今は屋根つきで小奇麗なマーケットになっている。コルクの耐熱プレイスマットを探すもいいのがなくて断念。

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Brick Laneで有名なベーグルやさん。プレーン3つで75ペンス。甘みあってもっちもっちでうまい。

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チェスの多人数対戦。私、速攻で負ける自信ある。

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2013年8月15日 (木)

ロンドンで

ロンドンに行くことばかり考えていて、ロンドンで何をするかは全然考えていなかったから、毎日気ままに、ロンドンの東側に居続けた。ミュージカルも見てみたいからレ・ミゼラブルの映画(ユマ・サーマンのやつ)を見ておいたけど、直前にチケット手に入れるのは難しく、というかレスタースクウェアに行く気力がなく、街中に貼られてるポスターを見るに留め、郊外に1日行けたらと思いつつ行かず仕舞い。でも毎日Jママパパと一緒にご飯食べておしゃべりして、電車やダブルデッカーで買い物行って、と普通の生活をロンドン流に楽しんできた。何よりフラットからの眺望が素敵すぎて、そこにいるだけで幸せだった。リビングは窓が大きくて、そこにカーテンをつけずオープンにしているから開放的。足元に運河が流れ、東インド会社時代から栄えていたドックが点在し、元倉庫(今も)街が広がり、カナリーワーフの高層ビルが目の前にそびえ、西にはガーキンやシャードのシルエットが浮かび、シティ空港に発着する飛行機が絶え間なく青空を行き交い、目の高さにカモメやカモが飛んでいる。よくドラマ'friends'で向かいのうちの住人を観察してああだこうだ言うのだけど、ここでもそれと同じことをしていた。他のうちもカーテンをつけてないから、それこそ夜になると丸見え。あ、裸でうろうろしてるね、ご飯作り始めたね、テレビ見てるね、犬が走り回ってるね、etc。人間観察って楽しい。

ロンドンに来たら食べたかったもの、まずはたわしみたいなシリアル。色んな種類のヨーグルト、フルーツ、フィッシュ&チップス、ミンスパイ、ソーセージ、スコティッシュサーモンなどなど。そういえばパブ飯食べなかった。

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ヴァクラヴァ。ショートブレッドやスコーンよりこっちをよく見かけた。

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ロンドンで行ったところ。

Mudchute Farm&Park

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熱波が欧州に到来して恐ろしく暑い中、カナリーワーフをバックに羊やヤギや鶏と戯れた。第二次世界大戦のときのドイツ軍との戦いのあとも残っていて、Ack Ack Gunの砲台があった。

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Farm&Park後にThames川の底を掘ったトンネルでグリニッジへ。

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トンネル内は外とは打って変わってひんやり寒々。古いトンネルで、水で濡れているから肝もひんやり。

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降りた側のエレベータは動いていたのだけど、もう一方は故障中。仕方なくイモートが私を100段担ぎ上げた。サグラダファミリアよりは断然楽勝だったものの、汗だくに。ただ、この姿を見て後ろにいた自転車を担ぐ羽目になったおにいちゃんは、不機嫌モードが一気に感心モードになったらしく、紳士になったらしい(Jママ談)。

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グリニッジでちょうど1時のイベント、時報昔バージョンを見る。これはThamesに停泊する船に時間を合わせてもらうもので、丘の上の建物のてっぺんでボールが徐々に上がって1時になると落ちるのだ。慣用句、'waiting for the ball to drop'の語源はここからだそうな。

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Emirates Air Line

ケーブルカーに乗ってみた。

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Westfield

ストラットフォードの一大ショッピングセンター。チープな、屋台に毛が生えたくらいの、小さなお店が並ぶエリアと、世界中似たようなにおいのするファストファッションなどが並ぶエリアとがあって、あらゆる人種の人たちがあらゆる年齢層で集まっている。ここの一角からオリンピックスタジアムが見えるというので行ってみる。テレビで見ていた時よりスタジアム近くに赤いへんてこりん、ヘルタースケルターがあった。今スタジアム周辺は再開発中。公園をつくっているそうな。

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ショッピングセンターの一角にいるオリンピックマスコット、ウェンロックくん。私達以外にこの時ここ(ベンチがある)に誰もいなかった。

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2013年8月14日 (水)

ロンドンへ

移動するのってエネルギーがいります。ただ座ってればいいってのが普通の感覚なんだろうけど、座ってるのがキツい私には、これ、忍耐力試される修行みたいなもの。悟りもとっくに開けてます。いかに省エネで済ませるかを考えながら移動してます。

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成田のホテルからスーツケース2個とサブバッグ、呼吸器バッグを持って、バスでターミナル2へ。そこからJALの直行便でロンドンに飛びます。満席の模様。12時間以上乗ってないといけないので、横になるために1席余分に取っといて正解。このエクストラシートは税金や燃油サーチャージはかからなくてお値段は10万円。省エネにはお金がかかります(-_-) 長距離路線は高度が1万m越えて気圧が地上の7割になるから、呼吸器を必ず使ってと言われていたけど、いざ機内の狭い空間に入り込んでしまうとセッティングがなんだか面倒になってしまう。ジェット噴射があるたび、飛行情報の高度を見る。1万mを越えたのはロシアに入ってしばらくしてから。簡易のSPO2計測器で酸素%を何回か測ってみたら、97%から徐々に落ちて93%になった。イモートで試すと95~96%といったところ。下がったところで特に何か感じるわけではなく(もっと下がってもその場で失神でもしない限りあまり自覚症状につながるわけでもない、だから気をつけて、ってことなんだけど)、ご飯食べたり座ったまんま映画一本見たりもできた。結局使わないままにしてしまった。

機内食にくまモン出た。中身は熊本名物の太平燕(タイピーエン)と焼おにぎり、熊本のお菓子やさんのカスタードケーキ。カトラリーやお手拭きなどの印刷もくまモン柄と芸が細かい。乾いた機内であったかい汁物ってありがたい。
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JALの国際線エコノミーも新座席は昔より空間が広くなっていて結構ゆったり。

ロンドンに到着。現地時間で午後4時、日本時間で真夜中12時。4年ぶりの海外、4年ぶりのロンドン!!

入国審査で基本事項を聞かれる。なぜかイモートが久しぶりの英語に反応してなくて、下からだと声届くか?と一瞬思うが、答えてみる。無事入国。

ヒースローはとにかく巨大だ。健脚じゃなきゃ空港から出られない。チューブのマークを探してずんずん進む。お母さん、膝大丈夫~?と聞いてみる。10km歩くくらいは平気そうだったのでずんずん進む。荷物もあるから余計遠く感じる。ようやくピカデリーラインの入口に来た。日本にいる間にロンドンの交通に欠かせないSuicaならぬOysterカードのチャージ済みのものを3枚送ってもらっているので、それをタップする。オリンピックのおかげで駅へのアクセスが簡単になっていて、エレベータに乗ってホームへ。

この日のロンドンは気温30℃越え。冷房のない、そして狭い狭い地下鉄の車内はとにかく暑い。車内放送で水を飲むようにと言っている。空港で水を買っておいて良かった。

Mind the gap、を何度も何度も聞く。相変わらずホームと電車の間は殺人的な隙間だ。

ハンマースミスでディストリクトラインに乗り換える。ここでほんとはやり過ごすべき電車に乗ってしまったから、あら大変。目的地前の駅で折り返し運転になるので降りる。次の電車は、ホームが違う。エレベータ・・・ない。駅員さん、あんまりやる気ない。と、すかさずひとりの男の人がneed hands?と聞いてくる。駅員さんに言ってるけど反応悪いというと、荷物運んでくれるという。お願いした。

無事、全部運び終えて、続きの電車に乗る。手伝ってくれたJさんも同じ電車に乗り、おしゃべり。ほんと、助かりました、ありがとう。

ウェストハムで電車を降りる。泊まるとこの最寄りではなく、むしろ行き過ぎだけどエレベータがあるので、ここで下車してタクシーを呼ぶ。あらかじめタクシー会社に連絡してもらってるので、名前を言うだけでOK。

D家の新しいフラットに到着。眺望が素敵すぎるとこだ。4年ぶりにJママと会う。Jパパがベランダで手を振っている。

ロンドンの北から東に去年引っ越したD家にしばしお世話になります。


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2013年8月13日 (火)

思い出し旅記-2013年7月

時間の過ぎ方に加速度ついちゃってて、脳みそがついていけてません。全てきれいさっぱり忘れちゃう前に、記憶の片隅に残ってる思い出を書き出してみよう。

台風ソーリックがはるか東から石垣目指して真西に移動していたのは7月上旬のこと。少しでも北進してくれれば良いものを、そんな気配なく直撃の予報が変わらない。7月14日に石垣を出る予定にしていたから、やきもきして予報を眺めていると、10日の時点で12日~13日あたりが最接近するとある。14日は大丈夫そうだし、7月台風なら9月台風よりは足が速そうだけど、万が一遅れたらアウトだ。パラパラとネットで空席チェックしてみると、11日の便はすでに空きはない。やきもきしながら島に残っているよりはさっさと出てしまえと、即断、ANAをキャンセルすることにして10日に就航したスカイマークに電話して、石垣→成田の直行便をとって、ハハはお客さんにごめんなさいして、荷物をまとめて空港へ行ったのだった。今回から飛行機に乗るにあたり、呼吸器を持ち込むために診断書がいるようになったから、何かと前以ての準備が必要なのだけど、ANA、JAL、スカイマークと3社分を医師に書いてもらってあらかじめFAXしてあったので、セーフだった。余談だけど、この診断書って各社共通にして登録しておいて、内容に変更がない限り、登録しておいたものを使えたらいいのにと思う。航空会社が法的責任を問われないようにするためなのは分かるけど、毎回搭乗日直前に病院に行って、書類作成をお願いし、数千円払わないといけないのって、結構な負担だ。そして今回のように急な変更をする場合、そんな悠長なことはしていられないわけで。ちなみにANAは呼吸器を持ち込むだけなら診断書はなくてもOK。

7月31日に島に帰ってきて知ったこのソーリックのその後を書いておこう。西進し続けたソーリックは八重山に到着、見事な大風吹かして海辺の車をひっくり返し、コンテナを飛ばし、知り合いのうちはリビングの窓が割れ、うちは浄化槽の蓋が消失し(一万五千円也)、停電させ、と結構な被害を出していった。帰ってきた時、行きは緑一色だった島が茶色く一変していた。飛行機も14日までダイヤが乱れていたらしい。やきもきするより、やっぱり脱出しておいてよかったと思う。

さて、逃げるようにして空港に向かい、就航初日のスカイマーク成田便17時15分発に無事乗り込む。サービスという点で何かとマイナスな噂のあるとこだけど、特になにということもなく、ガラガラの機内で横になることもできて、至極快適に成田まで行けた。所要時間は3時間。機内にある冊子には客を客扱いしない旨を記すお知らせがあって、前に座った人がやたらCAに相手にしてもらおうとしてたから、途中で床開いて降ろされるかと思ったけど、大丈夫だった。

成田に着いて、お迎えに来てもらったイモートに、泊まらせてください、お庭でいいんで、とお願いして埼玉へ。夜10時頃に埼玉のうちに着いた。3日間、ゴロゴロ。埼玉も立派に暑い。日差しは優しいもののアスファルトやコンクリートの照り返しがきつい。近所のタイ料理屋に行ったり、

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電車にてららぽーと行ったり。

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パンケーキ屋に入ってみたら、ビジュアル的に「?」となる一品が出てきた。

埼玉猫が監視する中、荷物整理をして、14日に再び成田へ向かい、空港内のホテルに泊まった。

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ここから女3人、サバイバル旅行が始まります。サバイバルってあえて言うのは、この中での内輪揉めが予想されるから。別段、無人島に行くわけでも、サファリをするわけでもありません。

目的地は東ロンドンとブリュッセル。2週間の旅です。

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出発前夜に食べた湯葉明太子パスタ。明太子という名の油の塊。これがパスタの熱で溶けて真っピンクになるというおしゃれなディナーでした。

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ホテルにおいてあったおみやげ宅配便のカタログ。どこのお国もマカデミアナッツチョコが一押し☆

つづく。

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