帰国
19時15分発のJALで帰ります。午前中、荷物をスーツケースに詰め込むのに四苦八苦。たいしてモノを買い込んだつもりはないんだけど、それでもちょっとずつ、がいっぱいになって入りきらない。誰だ、絵本買ったの。置いていけるものは置いていき、なんとか形になる。Jママはボランティア講習があったので、朝にバイバイする。
フラット近くのTESCOでサンドイッチを買って、Jパパと一緒に運河沿いを散歩してきた。
クート(オオバン)やムーアヘン〈バン〉、アヒルが水遊びしている脇でランチ。運河沿いの小路はランニングしてたりサイクリングしてたりする人たちが結構いる。
ヒースローへは来た時に使った経路を逆にたどっていく。退職したてのJパパが一緒に空港までついてきてくれた。タクシーでWest Hamへ、そしてハンマースミスとピカデリーラインでヒースローへ。各駅停車だからとっても時間がかかる。そしてピカデリーラインは揺れがひどいからくたびれる。ヒースローエクスプレスはパディントン発着だから使えない。
空港カウンターに着くとJAL係員に名前を呼ばれ、即チェックイン手続きがなされ、今までに経験したことない速さで搭乗手続きが済んだ。ブラボー。
喉が乾いたね、小腹減ったねってことで、カフェに入り、海苔で巻いたラップサンドを食べる。30年前はキワモノ扱いだった海苔も今じゃごく普通の食材になってるんだから、時代は変わったもんだ。そういえばBentoも完全にコモディティになっててBentobakoがいっぱいいっぱい売られてたっけ。
時間になり、Jパパにオイスターカードを返し、ぎゅーっとハグしてもらってバイバイ。何から何まで本当にお世話になりました。とことん甘えさせてもらいました。ありがとう。
セキュリティで私、自爆テロやる人扱いされて、初めて別室に連れて行かれ、コルセット(スーパーで売ってた補正下着)を脱がされた。外したら寝ないと付けられないんじゃー、どーしてくれるのよーとヨレヨレになって出てきた。仕方がないから待合室でひと目もはばからず付け直した。私のチェック終わるまで列も止まり、後に続く人たちにもいい迷惑。こういうのって係官の気持ち次第だからねえ。ねちっこい英語を低い声でしゃべるおねえさんに当たったけど、運が悪かった。このセキュリティのとこってちょっとしたコメディのネタ拾いにはもってこいだ。中国系のおじさんは、魔法瓶にドリンク入ってて、やおらそれを飲みだす。3杯、4杯、5杯・・・まだ飲んでる。インド系の人は手首や首にアクセサリーがじゃらじゃら。探知機の前で一家全員ゴールドなどを外し始める。大量だから時間かかる。コメディ、Come Fly with Me、を地で行く。
そんなこんなで結局、ヒースローのDFSでお土産見る時間はなかった。搭乗ゲートもまた遠かった。。
ロンドンの熱波は私とともに去って雨が続いたそうな。
帰りの機内では夜間飛行だったので、呼吸器つけてみた。乾燥した機内の空気が圧縮されてさらに乾燥するけど、喉は無事だった。つけると確かに楽ちん。成田に到着。時計を進ませて15時。
成田のホテルのご飯はちょっとアレなので、夜ご飯は空港のお寿司屋さんへ。石垣に行ったら食べられない、貝づくしのセット。
ナスのお漬物。
成田→石垣はスカイマークで。行きに診断書原本を見せた時にスカイマーク係員に持って行かれ、成田で見せてと言われて困った。石垣側で捜索されてようやく見つけたらしく、FAXが来て何とか乗ってこれた。めんどくさーー。
スカイマークはとかく「クレームを受付ない」ことを社是としているから、客室乗務員も妙にぎこちない。ファジーさ、融通性、人間らしさはいまいちない。言葉は一応丁寧でも中身ははて・・・。座席に座ってから、間髪をいれずにきつい口調で「こっち行け」「こっち行け」と右に左に動かされ、どうも全体での流れを把握しないで、脊髄反射的に指示してくる感じ。「え?真逆なこと言ってるよ?」と唖然。もちろん、どんな客でも荷物は一切持ち上げてくれません。
安いってだけで、人間性失われた世界が普通になっていくのかね。
ただいま。
メモ。
ー3人分の現金でのお小遣いー
ロンドン:5万円をポンドに両替。1ポンド160円くらい。
ブリュッセル:10万円をユーロに両替。2012年に1ユーロ100円くらいで。全部は使わず。
ー飛行機代1人分ー
JAL直行便168800円(くらい)
ーユーロスターー
片道1人分£34.50
往復2人分でクレジットカード決済費£4入れて£142.00
ーベルギーってー
ちょうど新国王が即位したばかりのベルギーだけど、生まれながらにして権力を持つものを認めないと言う党があったり、1年半以上政権がなかったりと、落ち着いた街並みとは裏腹に聞くと色々ゴタゴタしている。オランダ語圏とフランス語圏は仲が悪くて口聞かないらしく、分離独立への動きも強くなってきているそうな。数年後は違う名前の国に別れているかもね。
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