ロンドンで
ロンドンに行くことばかり考えていて、ロンドンで何をするかは全然考えていなかったから、毎日気ままに、ロンドンの東側に居続けた。ミュージカルも見てみたいからレ・ミゼラブルの映画(ユマ・サーマンのやつ)を見ておいたけど、直前にチケット手に入れるのは難しく、というかレスタースクウェアに行く気力がなく、街中に貼られてるポスターを見るに留め、郊外に1日行けたらと思いつつ行かず仕舞い。でも毎日Jママパパと一緒にご飯食べておしゃべりして、電車やダブルデッカーで買い物行って、と普通の生活をロンドン流に楽しんできた。何よりフラットからの眺望が素敵すぎて、そこにいるだけで幸せだった。リビングは窓が大きくて、そこにカーテンをつけずオープンにしているから開放的。足元に運河が流れ、東インド会社時代から栄えていたドックが点在し、元倉庫(今も)街が広がり、カナリーワーフの高層ビルが目の前にそびえ、西にはガーキンやシャードのシルエットが浮かび、シティ空港に発着する飛行機が絶え間なく青空を行き交い、目の高さにカモメやカモが飛んでいる。よくドラマ'friends'で向かいのうちの住人を観察してああだこうだ言うのだけど、ここでもそれと同じことをしていた。他のうちもカーテンをつけてないから、それこそ夜になると丸見え。あ、裸でうろうろしてるね、ご飯作り始めたね、テレビ見てるね、犬が走り回ってるね、etc。人間観察って楽しい。
ロンドンに来たら食べたかったもの、まずはたわしみたいなシリアル。色んな種類のヨーグルト、フルーツ、フィッシュ&チップス、ミンスパイ、ソーセージ、スコティッシュサーモンなどなど。そういえばパブ飯食べなかった。
ヴァクラヴァ。ショートブレッドやスコーンよりこっちをよく見かけた。
ロンドンで行ったところ。
Mudchute Farm&Park
熱波が欧州に到来して恐ろしく暑い中、カナリーワーフをバックに羊やヤギや鶏と戯れた。第二次世界大戦のときのドイツ軍との戦いのあとも残っていて、Ack Ack Gunの砲台があった。
Farm&Park後にThames川の底を掘ったトンネルでグリニッジへ。
トンネル内は外とは打って変わってひんやり寒々。古いトンネルで、水で濡れているから肝もひんやり。
降りた側のエレベータは動いていたのだけど、もう一方は故障中。仕方なくイモートが私を100段担ぎ上げた。サグラダファミリアよりは断然楽勝だったものの、汗だくに。ただ、この姿を見て後ろにいた自転車を担ぐ羽目になったおにいちゃんは、不機嫌モードが一気に感心モードになったらしく、紳士になったらしい(Jママ談)。
グリニッジでちょうど1時のイベント、時報昔バージョンを見る。これはThamesに停泊する船に時間を合わせてもらうもので、丘の上の建物のてっぺんでボールが徐々に上がって1時になると落ちるのだ。慣用句、'waiting for the ball to drop'の語源はここからだそうな。
Emirates Air Line
ケーブルカーに乗ってみた。
Westfield
ストラットフォードの一大ショッピングセンター。チープな、屋台に毛が生えたくらいの、小さなお店が並ぶエリアと、世界中似たようなにおいのするファストファッションなどが並ぶエリアとがあって、あらゆる人種の人たちがあらゆる年齢層で集まっている。ここの一角からオリンピックスタジアムが見えるというので行ってみる。テレビで見ていた時よりスタジアム近くに赤いへんてこりん、ヘルタースケルターがあった。今スタジアム周辺は再開発中。公園をつくっているそうな。
ショッピングセンターの一角にいるオリンピックマスコット、ウェンロックくん。私達以外にこの時ここ(ベンチがある)に誰もいなかった。
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