ロンドンでロイヤルベイビー誕生の報を聞く
Docklands Museum
イギリスの歴史とともにThames川が物流を担う中心だった頃から現在までを解説している博物館に行ってきた。入場料は無料で寄付を募ってる。外から見ると狭そうな博物館だけど、中は予想を裏切る広さと緻密さで、じっくり見てると1日過ごせそう。セイラータウンと称した当時の船乗りたちの街を再現したとこはちっちゃなちっちゃなテーマパークみたい。船の歴史、戦争、奴隷、ビクトリア女王の時代の貿易、などなどイギリスが今の姿になるまでの過程を見てきた、つもり。
ブリュッセルに小旅行。7月23~26日にロンドンからユーロスターでブリュッセルに行ってきた。Jパパママが19~22日にブリュッセルに行っていたのだけど、帰りのユーロスターでパンタグラフの故障だかなんだかで電車が停電となり、リール近くの野っぱらで立ち往生という憂き目にあっていた。窓も開かず、窓を破ることも禁じられ、ただでさえ暑い日だったのにエアコンの切れた車内はぐんぐん気温が上がり、45℃を越えたそうな。そして水蒸気が布ものから立ち上り湿度もアップ。車内からメールをJパパが送ってくれたけど、いつ帰れるか分からず悲惨そうだった。帰宅予定を4時間以上過ぎて帰ってきたとき、パパもママも文字通り汗みどろで、ママの腕時計のバンドは外そうとしたら崩壊していた。故障したのはこの電車のみで、立ち往生中、他の便が走っているのを見ているしかなかったらしい。だから、翌日私たちが乗る電車が問題なく走ってくれるよう、神様お願いモードでいた。
ところで、イギリスのロイヤルファミリーのウィリアムとケイトに赤ちゃんが生まれたのはこのユーロスター立ち往生の日。疲労困憊していたJママはこのニュースでその日のbad luckを過去のものにして、BBCに釘付けだった。空には明るい月。結局ロイヤルベイビー誕生を知らせる鐘の音は聞こえなかったけど、ロンドンが沸き立っている雰囲気はむんむんだった。
伝統的衣装来た人が公式にアナウンスするわよ~、ほら、来た来た、とJママが予想する通り、奇抜な衣装のおじさんが出てきた。この人、勝手にやってただけらしいね。
ブリュッセルにつづく。
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