3月24日-4月2日、10日間の船旅のレポート行きます。
石垣→基隆→那覇→博多→チェジュ→広島→神戸と回ってきました。船はピースボート。ここで働いてるサムからの勧誘メールに乗っかりました。「今度ショートクルーズで石垣に船が行く、僕も乗るからカモーン。一緒に乗るのが夢だったんだ」はいはい。
石垣から台湾に船で行ってみたかったしね、韓国も一度は行っておきたいしね。
3月24日 石垣→基隆
このクルーズ、スタート地点は神戸でその次の寄港地が石垣だったので、もちろん石垣からの乗船で申し込みをしておいた。家から10分の港へ、午後3時半にチェックイン。最初ターミナルビルに行って車を降りたら、このおんぼろビルは別段使う必要もなく、バースのはるか先の方に見えている船に直接行けばよいのだった。おんぼろビルのWi-Fiにたむろう乗客たちだか乗組員だかの視線を浴びつつ、おんぼろビルから出て再び車で直接船の入り口へ行った。
カウンターで各種手続きを済ませ、説明事項を聞き、お部屋に入る。ツインでアクセシブルの部屋。狭い船室が多い中、ここはちゃんと車いすで入っても大丈夫なつくりになっている。シミュレーションをし、高さなど把握。ベッドの高さは高め。トイレも高め。がんばらねば。10日間ここで寝るので、まずは一通り荷物を広げ、オーガナイズする。夕方、石垣で乗船した人向けの避難訓練に出る。他にも数名いた。
台湾に入国するためにパスポートを提出したり、日本に入国するときの税関カードを書いたり。夕飯はレストランに降りてさくっと食べて、さあ出港。






港を出るとまあまあ揺れる。この揺れは揺れにカウントされるのかよく分からないので、サムに聞く。標準を知っておきたいもの。すると、これは揺れてない方との答え。なら、もっと揺れるときはトイレに立つのは厳しいなと思っていたら、船室電話が鳴って、やっぱりこれは揺れてる、と来た。了解。結局石垣ー台湾間が揺れを一番感じることになった。船酔いはしないので、そっちの心配は特にせず、心地いいなあと味わっていた。

3月25日 おはよう、基隆。
初の台湾!那覇に行くより近いのに定期船が消えてしまい、行く機会を逸していた。
初の台湾!はしかし、大雨だった。仕方ないので合羽を着込んで下船して、ピカピカのターミナルビルに向かう。ぐっしょり濡れる。ここで両替をする。ピカピカのターミナルビルにはピカピカの車いす用トイレもあって、石垣のとは大違い。
基隆の港は街に向かって内陸に細く細く入っていく先にある。大型船でも街の目の前に停まれる。下船して徒歩で繁華街に行けるのはありがたい。
しかし大雨。結局歩いて夜市に行くのも厳しいので、タクシーで1時間街を見て回る。歩いていけるような範囲だったと思う。タクシー運転手はしごく丁寧だった。母のもってるわずかな中国語ボキャブラリーを一応理解してくれて、屋台で2品、揚げ物とカレーヌードルを買ってくることができた。クルーズでは寄港地にいるときでも3食出るので、食事の心配はいらないものの、お昼くらいはローカルフードでいきたいでしょ。船に戻ってランチにする。

基隆の犬は黄色いレインコートを着てお散歩していた。

午後も雨が止まないので、窓から基隆を眺めて終わる。繁華街はこぢんまりとまとまっていて、散策はしやすい、はず。ただし道はごちゃごちゃで、もので溢れてるし車も多いしで、私が散策したら高確率で引かれると思う。



母は再度カッパ着て街歩きへ。お土産買って帰ってきた。


ピースボートの並びに毎週2回台湾から石垣に来るスタークルーズの船がとまっていた。定期船、復活しないかなあ。もっと気軽に行き来したい。
夜10時出港。台湾の物流の拠点を眺めていた。
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