3月30日 チェジュ島。


日本語ガイドタクシーを前もってネットで検索して、8時間コースで予約しておいたので、島を半周する。洋上も霧が濃かったけど、島もずっともやがかかって霞んでて、韓国一高い(2000mにはぎり届かない)ハルラ山は夕方一瞬見ただけ。島の東側にある元火山の観光スポットとか、民族園とか、滝に行く。




11時入港。下船してまずは簡易ブースに設けられた両替所で2人で8000円分の円をウォンに替える。予約していたタクシーに乗り込む。
城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)。かつて海底噴火でできた火山がチェジュ島とつながっている。

石づくりのの爺さん、トルハルバン。右腕が上だと文官、左腕が上だと武官を表す。オリジナルのものは3ヶ所くらいにしかなくて、島内で見るそのほとんどは同じ型でできた同じ顔のもの。



城山日出峰付近は海産物店が並ぶ地域。サバや太刀魚、アワビが名物。
現役の海女さんの姿もあった。
ランチにチヂミと海鮮鍋。2品だけで3200円くらいした。私はアワビ興味ないから普通の海産物っての頼んだはずだけど、アワビの海鮮鍋を注文されてた模様。豪勢なランチだ。チヂミは最近揚げ物だと思っていたが、実際韓国で食べるといかにも揚げ物。油と炭水化物はうまいね。キムチは二十歳過ぎまで臭いが受け付けられず、食べられるようになってまだ日が浅い。まさか自分が韓国でキムチを美味しいと食べる日が来るとは。安い食堂だとキムチなどの食べ放題の副菜は中国産になってるという話を聞くと何とも残念な感じ。




中国マネーはチェジュの景色も変える。リゾートマンションがどんどん建っているそうな。


城邑民俗村は、チェジュの昔の家並みを保存して、一部を公開してるとこ。入場は無料。怒涛の勢いで日本語しゃべるおばちゃんに説明受ける。入園料はただだけど、最後に漢方買わないと出て来れなかった。いらないなあって言った途端態度ががらっと変わって、アイゴーアイゴー、お母さんのためでしょ、買いなさい、アイゴー。。後ろからも茶髪の46歳のお姉さん来て、挟まれた。すでにうちにあるんでとか言えば言いのだけど、ハハはすでに降参している。冬虫夏草のサプリお持ち帰り。
この手のサプリって何入ってるか分からなくて飲めないなあ・・・。

トイレは野外、ウンコ食べさせ豚を育てる。

五つの味(苦味、甘味、酸味、塩味、辛味)が感じられるというオミジャ茶。味見したけど、蜂蜜につけてあるからとりあえず甘い。

兩班(ヤンバン)の家。

天地淵瀑布(チョンジヨンポッポ)。
滝はあんまり印象に残らない滝だった。むしろ印象に残ったのはそこの入り口のトイレの香り。辺り一面強烈な香り。入ったら死ぬんじゃって思うけど、使ってる人がいて、ちゃんと出てきていた。もう1箇所滝近くのとこにトイレあって、こっちは改装中で便座が歩道に並んでたけど、そこもトイレがあるって分かる前から臭気すごくて。改装後に来たかった。

滝を撮る原色使いの服を着た人たち。



西帰浦(ソギポ)のeマートでお土産の味噌やエゴマの葉の缶詰を買う。
夜ご飯は、船に戻った。レストランは20時まででギリギリ入り込めた。冬虫夏草にお金吸われたし、時間もなかったし、なにより疲れた。初韓国ディナーはよもやのエビフライカレー。

船のシアターでサムルノリの伝統芸能を見る。
鉦の音がちんどん屋さんっぽく、帽子から下がるひも状の飾りをぐるぐる回せば猫が喜んで来そうな踊り。
タクシーツアーは初めてだったけど、運転手はとても丁寧で、面倒くさい車いすの出し入れや景勝地でのヘルプも厭わずやってくれる人で良かった。他でタクシーツアーやった人は行きたいところに連れて行ってくれなかったり、運転手が延々とケータイ手放さなかったりしていたというから、当たり外れあるのかも。
靄の晴れない一日だったけど、あったかく風のない天気だった。

チェジュ名物のみかん。
リンク:済州島観光タクシー
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