香港旅3-1
LCCの香港エクスプレスが6/16から石垣-香港間を週2回、ダイレクト便を運行している。片道2時間の旅と聞くと、東京よりはるかに気軽に行けそうだ。じわりじわりと行きたい気持ちが湧いてくるが、そこは何と言ってもlow cost carrier、コストの高い私のような客はあまり好きではないはず、と遠慮していた。
がしかし、行っちゃいました。それも、集団行動は避けているはずが、乳飲み子と小学生含め、計11人の麗しい女子でのグループ旅行です。
飛行機は各自バラバラに取ったので、値段もまちまち。最安の人は片道80円だとも聞いた(確認してないけど)。
私が取ったときは、人数によって割引が増えるキャンペーン中で、3人で取って手荷物20kgを1つ、水1本をつけて計58920円だった。預け荷物なし、水無しでひとり往復16980円といったところ。機内に持ち込めるのは7kgまでの手荷物1個と身の回り品1個。3泊ならこれでも十分だと思う。
宿はエアビーで予約。みんなで泊まれる広いところを探して、ひとり頭3泊で16164円。(実際にはあとからひとり追加したのでこれよりちょびっと安くなった。)
地方からの旅行ってとにかく交通費がかさばるし時間もかかるから、この直行便の価値は非常に高い。
色々面倒くさい私は、HKエクスプレス宛に搭乗前に医師の診断書や、呼吸器の情報および写真を提出。最初の問い合わせで「ただいま線路多忙につき繋がりにくくなっています。なるべく早く人工サービスにお繋ぎしますのでそのままお待ち下さい。」っていう電話アナウンスに脱力しながらも、丁寧な対応はしてもらえた。
診断書はメールに画像を添付でOK。これ、日本の航空会社もやってほしい。なぜいまだにFAXのみ受付なのか理解できないまま毎度FAX探しをしているだけに。
予約時
「土, 3 12月 2016 Depart:石垣空港 at 13:55 Arrive:香港国際空港 ターミナル 2 at 15:00 UO 3813」
「火, 6 12月 2016 Depart:香港国際空港 ターミナル 2 at 10:00 Arrive:石垣空港 at 13:10 UO 3812」
搭乗1週間前
「Sat, 03 Dec 2016 Depart:石垣空港 at 13:00 Arrive:香港国際空港 Terminal 2 at 15:05 UO3813」
出発時間が購入時と違う。帰りも9時発に早まっている。
12/3当日。
石垣空港に10時半に着く。おはよー、よろしくね、と同行者さんたちに挨拶。
石垣空港は新空港になってから一応国際線ターミナルもできている。ドア開けてチェックインカウンターまで何歩でしょう。数m。1機分のお客さんがたまるとめっちゃ狭い。カウンターが開いているのは10時半から12時まで、グランドスタッフが搭乗案内もやるのでカウンターは無人に。よって時間厳守です。
チェックインを終えると国内線ターミナルまでお出かけ。でないと居場所も食事場所もない。同行者とおにぎりを食べて香港までのエネルギーを摂取し、早めに国際線ターミナルに戻って、荷物と自分のセキュリティチェックと、出国手続きを行う。
何と言っても小さな国際線ターミナル。パスポートチェックから待合室まで何歩でしょう。これまた数m。待合室にはちゃんとユニバーサルトイレがあってベンチ、自販機もある。パスポートチェック前に自分の車いすから航空会社のものに乗り換えたので、もはやバランスの取れないこんにゃくボディは為す術もなくベンチに横たわる。マントをかぶって隠れる。同行者さんたちに見つかる。待合室には私たち以外はみんな香港人のよう。
いざ搭乗。ボーディングブリッジは使えなくてタラップで乗り込む。以前の石垣空港はチカラ君が使えないANAなんかだとタラップを階段昇降機に移って上がっていったけど、今は乗ってる車いすのまま上がれる。
HKエクスプレスの機内はとりたてて狭さを感じるわけでもなく、リクライニングができないとかシートポケットがないとかでむしろすっきりしている。
香港着、15:46。出発が30分近く遅れた。時差はマイナス1時間。
HK空港はさすがの広さ。ターミナルビルまで電車で移動付き。入国審査を経て預け荷物を取りに行く。グループ全員ここで揃ったところでまずは両替。うちは5万円をHKドルにした。1ドル約15円。
タクシーで3台に分かれて宿泊先へ。幅の薄い高層ビルが林立しているのを眺めつつ40分のドライブ、着いた先は尖沙咀、繁華街のど真ん中。宿をエアビーで取ったので中に入るためには管理人とコンタクトを取らないといけない。Yちゃんにお任せ~。
無事、部屋に入れた。3ベッドルーム、2バスルームつきのアパート。おおよその部屋割りをして荷ほどき。
初日の夜は前もってYちゃんが予約をしてくれた潮州料理へ。プラプラ歩いて向かう。街はクリスマスモード一色。人がとにかく多い。
重慶大厦(チョンキンマンション)が宿泊先・・・ではなく宿泊先近くの目印。
香港には20年前にも来たことがある。20年の歳月を経てペニンシュラホテルの前にいる。
ミラモール内のおしゃれなレストラン、百樂小館に入る。さあどんどんオーダー入れよう。胃袋はたくさんある。少しずつ色々食べよう。
煎蠔餅(牡蠣のオムレツというかお好み焼き)に滷水鵞片(ガチョウのローストの漬け込み)、パリパリのエビ、カニチャーハン、ホタテチャーハン、豚の内臓のスープ、油菜、デザート2種などなど。
満腹この上ない~。
石垣より若干冷えるものの、食べたあとは空気も暖かく感じる。ちょいとみんなで散策して夜景を見に海辺へ。この界隈はとにかく人が多い。自撮り写真に勤しむ知らないおねえさんに、kawaiiと言ってみる。ふふっと笑っていた。
プロジェクションマッピングやクリスマスイルミネーションを見て宿へ戻った。
| 固定リンク
コメント