香港旅3-2
香港2日目、おはよう。
宿の窓からの景色。
日曜日のこの日は私とハハはみんなと別行動。泊まってるところのストリートの角で10時半に友達カップルと待ち合わせて一緒に飲茶しに行く、という算段。
会えるかしら~とドキドキ、時間ちょうどに会えた。久しぶり!!と、初めまして、と挨拶を交わしぶらぶら歩くき始める。アメリカ人な彼も、香港人な彼女も、ふたりとも日本語OKなので、香港の街を日本語で歩く。
車いす使いには攻略がなかなか難しい、海港城ハーバーシティモール内の飲茶屋さん、House of Jasmineへ。
お茶はプーアール茶とウーロン茶を頼み、飲茶はオーソドックスなものを選んでみる。
春巻、腸粉(チャーシューと野菜)、油菜(芥蘭:ガイラン)、海老餃子、大根餅、蒸しパン、豆花などなど。
鶏の足の煮込みも。
どれも繊細で、下ごしらえが丁寧なのが伝わる。大根餅が油っこくないし、腸粉も滑らか。
またまた満腹になったところで昼間の香港をネイザンロード沿いに散策。九龍公園は中に入ってフラミンゴを見る。日曜日はメイドさんの休日。公園はピクニックする人でいっぱい。公園以外でも各エリアにそれぞれの出身地ごとに集まって地べたに座り込んでお喋りに興じている。20年前と違うのはみんなスマホを持っていること。出身地ももっと多様になっている。
香港の歴史って知ってる?僕、こっちに来て知ったんだけど、ひどいよね、うんうん、イギリスがやったことってありえないよね、とか話しつつ進む。
ありえないことをやらかすのが人間の痛いところ。
あのミラホテルにスノーデンがいたんだって。へえ。
香港の花、バウヒニア。特別行政区の区旗に使われている。
ネイザンロード沿いのビルは横に張り出す看板が消えてスッキリしている。街も案外きれいだ。
何よりも歩道がとても良く設計されていて、車道との段差がごくごく僅かなので、バルセロナと引けをとらないくらいスムーズに動ける。びっくり。
唐突に歩道のスムーズさランキング。
バルセロナ、香港>日本>ブリュッセル>クアラルンプール
竹で組む足場は21世紀も健在だ。
お茶休憩。油麻地にあるMido Cafe 美都餐室へ。香港の人が海外にいると恋しくなるというミルクティーを飲む。注文が○○ドル以上にならないと注文を受けてもらえないのだけど、お茶だけでは達しない。お腹いっぱいとはいえ、バターがどんっと乗ったトーストを足す。
旺角に到着。マーケットは激混み。
夕方4時半すぎ、地下鉄の乗口を確認して、ここらへんでお開きにする。
Langham Placeで買い物。イギリスのスーパー、マークス&スペンサーでミンスパイやバターたっぷりのビスケット、お茶などを仕入れる。香港に来たらこれは押さえたい。このモールは日本のお店も並んでて、異国感なし。
日が暮れ始めた女人街を一瞬だけ見て地下鉄へ。
切符販売は機械のひとつに駅員のおばちゃんがついていて、行き先告げると早業でタッチパネルを操作してくれる。やっぱり人間がいるといいもんだ。機械自体がいくら簡単な使い方のものでも、初めて使う人はもたつくもの。旺角みたいな乗降客の多い駅なら小さなもたつきもあっという間に長蛇の列をつくっちゃうだろう。
何の前知識もなく地下鉄に乗り込んだけど、表示は分かりやすいから迷いにくい。ホームドアもついてるし、構内もきれい。地上と通じてる乗降口でエレベーターついてるとこにたどり着くのが一苦労ってとこだ。世界中どこでもそうだけどね。
ぴゅーんと尖沙咀へ帰って、夕飯に肉まんと点心をテイクアウェイして宿へ戻った。みんなはこのあと8時からのレーザービームショーに行くと言ってお出かけ。一緒に行こうかと思ってたけどくたびれてたので居残り。帰ってきた人たちの、んー・・・イマイチだった、いつ始まったのかもよくわからなかったという感想だけ聞いておいた。普段そんなきらびやかさと無縁の石垣人の心も前夜に見た夜景で満足しちゃったらしい。刺激は慣れとの無限のいたちごっこ。
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