2009年6月27日 (土)

時差ぼけ

夜2時半起床。蒸し暑さに慣れません。雀がチュンチュンし始め、空が明るみ鳩がポッポ、眠りに戻れず仕舞い。

銀に会いたい。

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2009年6月26日 (金)

【DAY30:帰国、解散】

ただいま日本時間の夜9時近く。アイルランド時間で言えば午後1時。ダブリンを11時40分に発ってロンドンで6時間以上のトランジットタイムを過ごし、その後11時間半お空を飛んで不便極まりない成田から埼玉へと電車に揺られやってきました。徹夜してる状態なので当然眠い(>_<。) 妄想トラベラーはこれにて終了。すでに解散済みです。ブログの穴埋めはネットにつなげられたらおいおいやっていきましょう。各地でお世話になった皆様方、見知らぬ人も含め、いろいろありがとうございました。しばらく休息します。


ダブリンのホテルから空港まではタクシーで。BMI航空でヒースローに向かいます。

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お外は今日もいい天気。

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ヒースローではターミナル1から3に移動をする。

係員についていったら、いったんターミナル1を出て、車いす客用のバスに乗せられ、乗り継ぎしてるというよりはまるでいったんイギリスに入国しちゃってますけど?状態で3に入った。

なんだ・・これならジョーンに会えたじゃん・・って思ってしまった。

ヒースローでは6時間あまりkillしなくちゃいけません。エミコはタックスフリーの申請書を出す。暇なのでお店を見て回る。

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回転寿司チェーン、YO!SUSHIがあったので冷やかしがてら入る。

「初めて?」と聞かれたので「はい」といって、回転寿司の説明をしてもらう。「好きなお皿を取ってください。色によって値段が違います。」ふむふむ。

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一皿がめっちゃ高いので到底ここでおなかいっぱい食べる気にはなれません。貧弱なマグロの手巻きが一本500円以上。一番安いメカブのサラダなんかを食べてみる。味はOK。お味噌汁はダシがほとんどないと思われます。あくまでもミソスープ。

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長いトランジットタイムを終え、成田へ向けて飛び立った。

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2009年6月25日 (木)

【DAY29:アイルランド Dublin】

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レンタカーを返したのでもう足がありません。旅の最終地ダブリンにてのんびりお散歩。どうして・・ってくらい青空です。日焼けしました。

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グラフトンストリートとカレッジストリートの交差点にあるモーリー・マローンの銅像。昼は魚や貝を売る行商人として、夜は娼婦として17世紀に生きていた、といわれている美人さん。銅像は胴長だしあんまり美人でもなかったけど。モーリー・マローンの歌が銅像から流れてるのかと思ったけどそういうボタンはなかった。

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谷間にブンシンちゃん。

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ブンシンちゃんinバスケット。

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ビューリーズカフェでランチ。

1840年創業の老舗。ジェイムス・ジョイスやイェーツも通っていた有名どころ。(英米文学史をかじっただけしか知識がないので読んだことないけど・・。アイルランドって文豪がいっぱいいるんよね。。)

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紅茶はさすがにいい香り。パスタはチキンがどっさり入っていてボリューム満点。レモンケーキもさわやかでうまい。

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セント・スティーブンス・グリーン。市民憩いの場の公園。

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ダブリンの道はだいぶ歩きにくくてへとへとになった。夜は簡単にジャンクなものをテイクアウェイしてホテルで食べた。


さて、これにて欧州旅行は終了です。

今のところ無事。

明日午前中の便でダブリンからロンドンへ、そしてトランジット後、成田へ。長いなあ。

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【DAY28:Ireland Dublinへ】

ドネゴル(ブンドラン)から今度は一路ダブリンへ向けて200km以上のドライブ。途中北アイルランドを通りエニスキレンで休憩。近くの古いお城が風情ありました。空からどんどん雲が消えていく。

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B&B。

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ドネゴルからエニスキレンに向けてアーン湖沿いをひた走る。

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Tully Castleという標識を見て寄り道をしてみた。細い田舎道をいくと、駐車場があり、下車。1619年に建てられたという小さなお城があった。管理人のおじさんがオフィスで寝泊りしているっぽく、簡単な生活グッズもおいてあったのが妙に印象的。通勤するにはちょっと人里から離れてるもんね。こんないなかのお城にもちゃんと広いトイレがあってアイルランドのバリアフリーっぷりには脱帽です。

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スコットランド様式のお城らしい。

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寄り道を終えてエニスキレンへ。街に着くとそこそこ大きくてお城を目指してぐるぐる回ってしまった。駐車場を見つけて車を降りる。と、地図らしき紙切れを持ったおっちゃんが寄ってきて「ここがどこだか正確にわかるか?」ときいてくる。「わたしたちも来たばかりでよく分からないけど」といいつつ、持っていたガイドブックとおっちゃんの簡易地図を照らし合わせて謎解き。これがこうで、ここのラウンドアバウトを通ってきたから・・・とおっちゃんは記憶を辿って、なんとか分かった模様。ダブリンから子供をつれて日帰り旅行をしに来たというので、ダブリンからどのくらいかかったか聞いたら4時間と。先は長いなあ・・ホントはすぐにダブリンに向けて出ればいいのだけど、せっかくだからとエニスキレン城を見ていくことにした。おっちゃんは子供たちが乗ってる車に戻り去っていった。

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エニスキレン城。もうすぐ底をつきそうな、なけなしのポンドで入場料を支払った。15世紀に建てられた城で、建設当初から残っているのはなくて、Water Gateのみ1700年代のもの。遠くからお城を見てたときは大きそうだったけど、寄るとそうでもなく、展示室はすごく古い、いってみれば昭和時代にものをおいたっきり、っていう感じのものばかり。骨董っていう意味の古さじゃなくて、最初に並べたっきりあまり工夫してないのがばればれの内容。周囲の動物とか簡単な歴史の模型とか特産物とかがなんとなく展示されていた。博物館のほうも軍事博物館の簡易バージョンで、いまいち見るところはなく。ただ、一大観光地だけあって、入場料や何やらでお金が入るんだろうな、説明用のスクリーンが無駄に豪華で数が多い。タッチパネルで学習できちゃったり・・。

結論から言うとエニスキレン城は外から眺めるだけで十分です。

ダブリンに入る前にスーパーに寄りたかったので、エニスキレンにあったショッピングモールを目指し、またも街をぐるぐる。TESCOに入ったけど、いまいち品揃えが少なかったので道挟んで反対側に見えていたASDAにも行く。時間ないんだけど、ここで寄らないとあとはチャンスがない!!

ランチ用にコーニッシュパイやソーセージロールを買って、急げダブリンへ。まだ100キロ以上残ってます。

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ケルト十字。

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ハハも運転手となって走らせます。快晴過ぎて暑い暑い。運転手は腕にタオルかけてないとやけどします。

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ダブリン市内に近づくにつれて車の数が増えていく。

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ダブリン到着。暑い・・・。雨がそぼ降る街をイメージしていたのに突き抜けちゃってますよ、お空。

市内はやはり都会。渋滞でなかなか進めません。レンタカーの返却時間はオフィスが閉まるのと同時刻の18時。17時半になんとか宿泊先ホテルについて荷物を降ろし、そこからオフィスまではエミコがひとりで返しに行った。

ホテルからレンタカーやのオフィスまでは2キロくらい。ところが信号待ちでなかなか進めず着いたときには18時ぎりぎり。車をつけたときにはすでに閉まっていて、それでもめげずに声をかけたら帰り支度をしていたスタッフがいて、「返却!!」というと「え?」と。返却しに来る人がいるのも把握してなかった様子で、鍵とナビと用紙を受け取ると、スタッフは車のチェックは一切しないでさようなら。

まあ、そんなんだったよとエミコが語ってました。閉まったオフィスを見て、「え~どうしよ~」と悩まずに車を返せてよかった。

ホテルではチェックイン時にレセプションの人が「連れの方が到着したら部屋番号教えますね」といっていたのを信用していたら忘れられたらしく、ちょいとロビーでエミコを待たせてしまったが、まあ無事部屋にみんな入れて結果オーライ。

宿泊先は、Best Western Premier Academy Plaza Hotel。

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休憩した後、ダブリンの街を散歩してみた。

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メインストリートのオコンネル・ストリートをお散歩。リフィ川を渡る。

再開発後、パブが密集するようになったテンプルバーをいく。でもこの辺は道ががたがた道でとってもつらいし、一番の繁華街というのはつまり飲み屋通りなわけで、酔っ払いが苦手な私にとってはあんまり魅力的ではない。アイルランドに来たら大好きなアイリッシュ音楽に浸りたかったけど、生でフィドル演奏を聴くこともなく、アイリッシュダンスも夏場なら公演をよくやってるけど、まだ時期尚早で見られなかった。この辺ちょっとリサーチ不足だった。

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アイリッシュ音楽とは離れて、Jazz生演奏やってますっていうレストランに入った。前菜とメインディッシュのセットでそれぞれ数種類の中から選べます。

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ベイリーズ。

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アップルサイダースープ。ほんのり甘く酸味がきいている。

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スモークサーモン。

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タルトタタンならぬマッシュルームタタン。

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牛のソーセージのギネス煮込みとピザ。

ピザは食べきれずお持ち帰りにしてもらった。

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夏至の頃とあってダブリンの夕暮れは夜11時過ぎ。

都会に来ると田舎のほうではみなかったいろんな人種がいます。逆に言うとダブリン以外は生粋のアイルランド人率が高いんだなあ。移民率の高いロンドンとはちょっと色合いが違います。

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2009年6月23日 (火)

【DAY27:Ireland Sligo】

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Bundoranでの朝食はハーフポーションでいきます。

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午前中はB&Bから海へ歩いていけるというのでお散歩をした。立派なウォーキング用の道路が海沿いにあってお散歩している人たちが結構いた。アイルランド人は気さくな人が多く、よく話しかけてきてくれる。地元の人と何気ない会話ができるのはなかなかにすてきだ。

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サーフィンスポット。Bundoranにはサーフショップもあってショップツアーも行われていた。

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距離にして軽く5kmはいったような。

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6月は週末にしかやっていない遊園地に忍び込む。

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お散歩中につんだムラサキツメクサ。

テイクアウェイしてきたピタサンドをランチにした後、ドライブに出た。

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道端の八百屋さんからアイリッシュベリーを買う。

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キャロモア遺跡へ。丘に古墳が点在しているところで、ビジターセンターにいくと地図を貸してもらって自分たちで遺跡を探して歩くことができる。丘だし、芝生だし、とうていそこを行く気にはなれなかったんだけど、いざ行ってみたらちょっとがんばれば進めなくもなかったのでいける所まで行ってみることにした。

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こんなお墓があります。

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不思議なあたたかさに、外にいても全然冷えなくて、宝探ししているような遺跡探しがおもしろかった。

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キャロモア遺跡でストーンサークル見物。


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ギル湖。

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アイルランドの景色はとにかくダイナミック。スライゴー近くのドラムクリフの断崖も雄大でした。

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夕ご飯は適当に入ってみた、Yeats Tavern Restaurant。ドロヘダで入ったレストランよりもさらに大きな規模のレストラン。ファミレスチックかなあとあまり期待はしなかったけど、どっこいなかなかのものでした。

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アイルランドといえばカキ。スターターに半ダースをオーダー。かつて1度生で食べてその臭みに二度と口にしないと思っていたけど、つやつや光るその姿に「これはいけるかも」と思い、1つ口にした。

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あああ、甘い!!!これをみんなおいしいと言っていたのかと、やっとそのうまさを知ったよ。

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スモークサーモン。オークで燻製してあって香ばしい。

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アイリッシュシチューとシーフードグラタン。とろとろに煮込まれた羊、サイコー!

おなかいっぱいになってデザートにはいけませんでした。

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ドネゴルのB&Bに帰る途中、夕焼け時間となり、空が燃えた。

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ドネゴル湾に夕日が沈んでいきました。お城と海と真っ赤に輝く空。言葉を失う美しさでした。

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2009年6月22日 (月)

【DAY26:北アイルランド→ドネゴル】

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しょっぱいベーコンがおそろしくてこの日の朝食はベジタリアンメニュでいってみた。ポテトブレッドおいしい。

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北アイルランドからアイルランドのドネゴルへロングドライブ。途中のロンドンデリーで休憩。旧市街が壁に囲まれている街です。どんより暗くて寒いけど雨は降らず。ドネゴルのB&Bに予定通り、まるで計算したかのように申告しておいた5時ぴったりに到着。

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ロンドンデリー。アルスター州西部最大の街。City Wallsのなかをお散歩してみた。車で走ると数分で通り過ぎてしまうような小さなエリアです。

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壁には数ヶ所階段やスロープで上り下りできるところがあるのであがってみた。

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ショッピングモールのイートインでランチ。OxfordのPRIMARKは激混みだったけど、ロンドンデリーのは閑散としている。長袖のものが目に付く。3ポンドに値引きされていたポンチョを買う。これでさらにあったかくなった。

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ロンドンデリーから南下してアイルランドに再入国、ドネゴルへ。ちなみに北アイルランドとアイルランドをへだてる物理的な障壁は一切ないのでどっちの国を走っているかは標識がマイルかキロかで分かる程度。

制限時速100キロの道を100キロで走っても追い立てられる。高速道路でもないのに速すぎる・・・。

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BundoranにあるB&Bに到着。

休憩をした後、夕ご飯を食べに出た。アイルランドにきたらシーフードを食べたかったので、街中のホテルにあるホテルのレストランに行った。なんせ数百mのメインストリートが一本あるだけの小さな街。そんなに選べるわけではありません。まだ夏のハイシーズンでもなく、閉まっているお店も多い。

Allingham Arms Hotel

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クラムチャウダー、サーモンやエビの冷たいサラダ、鴨のオレンジソース、ムツの香草焼き。

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デザートはメレンゲ。

お会計は€81.50(11046円)でした。ホテルのダイナーでの夕食としてはこんなものかな。

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静かな田舎町の夜でした。

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2009年6月21日 (日)

【DAY25:Northern Ireland】

北アイルランドのGiants Causeway、Carric-a-Rede、Old Bushmills Distillery、Dunluce Castleとまわってきました。車に乗っているときに厚い雲が垂れ込めていても、目的地に着くと不思議と晴れてしまうので結局雨に濡れずに済んでしまった。地面はびしょびしょで水溜りだらけなのにね。特にGiants Causewayは雨に降られたくなかったので運がよかった。

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写真はGiants Causewayのもの。溶岩がきれいに六角柱を作り出していて、それが並んでいる景色は圧巻!!


B&Bでまずは朝ごはん。ドロヘダで食べたベーコンよりも北のものははるかにしょっぱい。

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B&Bは丘にあって牧場が周囲に広がっている。景色が広い。

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空はめまぐるしく土砂降りと晴れと曇りを繰り返している。

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まずはGiants Causewayへ。柱状節理は火山国である日本では珍しくない風景だけど、北アイルランドのそれもすごそうだったので長らく行ってみたいと思っていた。

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ナショナルトラスト管轄。

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↑センターから矢印の先まで歩いていくのもいいけど、バスも出ているのでそっちに乗ります。

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バスはノンステップ。

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見事な柱状節理!!一種ファンタジーさえ感じられる奇怪な景色。

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ブンシンちゃんon六角柱。

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しかし半端なく寒い!!身を切るような風に、粘膜をさらしていると痛くてしょうがないので完全防備。そんな中でも半そでの人たちっているんだよね・・・。

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散策もたっぷり楽しんで、再びバスでセンターへ。スープを飲んで体をあっためます。

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次は、Carric-a-Redeへ。軽くハイキングして吊り橋を渡るのだけど、私はパスなのでハハをここにおいて、エミコと近辺をドライブ。

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ハハはここを猛スピードで歩き、あとでそれを見ていた同じB&Bに泊まっていた人たちに「すっごい速さで行ったでしょ!!」といわれていた。

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次は、Old Bushmills Distillery。世界最古のウィスキー蒸留所。でも蒸留所案内ツアーは3分前に終了していて残念賞。フリードリンク券をくれたのでパブに行った。

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運転手用に薄めた甘いホットウィスキー。(いいの??)

樽のにおいがするんだね。

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ラストはDunluce Castle。

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海に突き出す断崖の上に1200年台からある今や廃墟となったお城。

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ここで結婚式の写真を撮っている一団がいました。

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眼下は荒々しい海。どうしてこんなところにわざわざと思うけど難攻不落ではあるわな。

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Whiterocks Beach。サーフィンしてるよ・・・・。寒冷地仕様の体なのか??

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ブッシュミルズの街中でレストランを探したけど入ろうとしたところは満杯で入れず、手軽にFish&Chipsで済ませた。チップスが大量すぎた。

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2009年6月20日 (土)

【DAY24:Ireland 北アイルランドへ迷いに迷って到着】

はじめに謝辞を述べておきます。道に迷ってしまって困った挙句、商店で道を聞いたら「ついてきて」と長いこと車を走らせて案内してくれたおばさま、ありがとうございました。

モーターウェイを順調にベルファストに向けて走っていたら、途中でいきなりバリケードがされていて通行不能に。側道を走って再びモーターウェイに乗ろうとしたらそれもまだ封鎖。迂回方法はまったくなくて、ナビも示すのはモーターウェイのみ。田舎道ですっかり途方にくれて助けを求めたら、案内してもらえたのです。ついていった道は絶対に説明不可能。「この先行けば1マイルもしないうちにベルファスト行きのサインが見えるわよ」という言葉通り、ちゃんとサインがありました。無事に北アイルランド入りし、ブッシュミルズまで来れました。どーっと疲れたけど、助けてもらえてよかったー!

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↑このサイン見てほっとしました。


B&Bで朝ごはん。

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北アイルランドまで長距離移動が待っているけど、その前にドロヘダ近辺の見所を押さえましょう。聖ピーター・アイルランド教会にまずは行ってみる。

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今にも降ってきそうな曇天。寒い!!

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お墓にいると余計寒い!

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ミイラのレリーフ。あばら骨が多い。

思った以上に気温が低いのでドロヘダにあるM&Sでハイソックスを購入。ついでにお昼ご飯も買っておく。

モナスターズボイスを目指すが・・・いくら走っても見つからない。道しるべがなさすぎるのだ。一度標識を見つけたけど、それでもたどり着けず、結局あきらめて、ニューグレンジのビジターセンターに方針変更。ところがこれがまたえらく遠い。やっとのことで遠目から遺跡が見えたあともセンターまでが遠い。

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とにかく到着。

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センターの外でボイン川の脇で買っておいたランチを片付ける。雨が落ちてこなかったのが奇跡的な空のもと。

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遺跡の渦巻模様。レプリカかな。

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石積みのおわんを伏せたような形の古墳。

2時過ぎ、センターを出て一路ベルファストを経て北アイルランドはブッシュミルズまで直線距離にして170kmの移動。B&Bのオーナーに聞けば半日はかかるという距離。

くねくねとした田舎道も走ったので実際、すごく遠かった。

冒頭にあるように迷子にもなったしね。

ブッシュミルズのB&Bには夕方5時着と予定してあったけどその時間につくのは不可能だったので、スーパーに寄って休憩をとり、ついでに電話をして遅れると伝えた。

そして2時間あまりたって、無事B&Bに到着。サブイ!!!部屋はセントラルヒーティングがこの季節でも使われていて、そのぬくもりでも足りないくらいでペットボトルにお湯を入れて体を解凍した。

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2009年6月19日 (金)

妖精の国アイルランドへ

昨日マドリッドの喧騒から離れ、ダブリンへと飛んできました。お一人様30ユーロ(150円換算で4500円っすよ!)という格安航空Ryanairで無事に来れました。ダブリン空港で前もって予約していたレンタカーに乗って、エミコが緊張しまくりながら車を30分ほど走らせ、ダブリンから北にあるドロヘダという町にやってきました。田舎町です。
そしてドロヘダにあるB&Bに到着、大きなレストラン兼パブでおいしいアイリッシュディナーを楽しみました。

B&Bで無線LANが使えるのだけどお部屋がルーターからちょい遠くてシグナルが弱い。写真アップしたかったけどまたチャンスうかがいます。

アイルランドは寒い!!!!!晴れと雨が15分おきにやってきてめまぐるしい!!!

アイリッシュブレックファーストも終えたので次の目的地北アイルランドに向かいます。

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【DAY23:Madrid→Ireland】

ロンドンから始まりマドリッドまで来た電車の旅はここにて終わり、マドリッドからは一気にダブリンまで飛びます。欧州旅行を考え始めたときに、アイルランドには行きたい、でも道のりを考えると大陸から離れてしまって行きづらい、一瞬やめようかなと思ったこともあったけど、都合のいいことにアイルランドに本社があるライアンエアーがうまいことつないでいるのがわかって、これを使うことにした。バルセロナからダブリンだと格安航空ならではで夜の遅い時間でしか飛んでいない。それもバルセロナの空港ではなくジローナの方でちょっと遠い。でもマドリッドからならばバラハス空港を使うし時間も人間的な時間。来るつもりはなかったマドリッドにはこうして縁ができたのだった。

アパートのテーブルに鍵を置いてチェックアウト。タクシーを頼んでいたのだけど、どうやらタクシー会社に忘れられた模様で待てども来やしない。流しのタクシーを拾って空港へ向かった。所要時間30分。東京都心から成田に行くのとは大違いだ。

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さて、10:10発のダブリン行きに無事に乗り込めるでしょうか。

格安っぷりを見てください!

運賃3名分
Madrid (MAD) to Dublin (DUB):15.00 EUR
Fees, Services and Travel Insurance
3 x (Airport Check in) :30.00 EUR
3 x (Pax carrying 1 Checked in Bag) :30.00 EUR
Handling Fee:5.00 EUR
Handling Fee:5.00 EUR
Handling Fee:5.00 EUR
Total Payment Amount Including handling fee
90.00 EUR

運賃がひとり5ユーロですよ・・・。これに預け荷物を3個つけてエアポートチェックインにして3人でトータルで90ユーロ。

本当にこんなんで乗れるのかなと心配でした。車いす客は1機4名まで。車いすは預け荷物にはカウントされず無料で乗せてもらえます。座席指定はお金払って優先搭乗にすれば好きなところにいけるというくらいで特にできません。だから搭乗ゲートではみんないすに座らずずらっと立って並んで早い者勝ちに備える仕組み。

空港にはスムーズに着き、ライアンエアーのカウンターを探してずーっと歩き端っこも端っこだったからようやく到着。チェックインカウンターの係員のおにいちゃんはほがらかな感じで大きな問題もなくチェックインできた。

搭乗ゲート前にずらりと並ぶ乗客。飛行機に乗る場合たいてい私は優先案内で先に乗り込むのだけど、このときはラスト。席って早い者勝ち、3席並びで取れるんだろうかと心配になる。しかもいったんOKといわれて乗り込もうとしたらだめといわれ、誰もいない待合室に取り残される。時間も出発時刻過ぎてるし・・・。

チェックイン済みだから大丈夫だと思っても、おいていかれるんじゃないかと本気で思いました。。

ようやっと機内へ。おおお、ちゃんと前方に3席並びで空けてある!!清掃はおざなりなのでひじかけの間にガムが挟まってたりするけど、しょうもなく汚いわけではなく、座席もほどよい硬さ。機内サービスはドリンク含めて全て有料だけど別段ぼったくりでもなくごく普通。車か現金が当たる宝くじも売っていたのでやってみたけどハズレだった。乗務員はいろいろセールスのアナウンスをして忙しげだけど、陽気でいい感じでした。

空いてた座席に横になってダブリンまで寝ていった。エアコンきつかった。ダブリンの寒さを予感させた。

ダブリン11:40着。時差、1時間。

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ゲール語!!

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税関を通ってアイルランド入国。空港でまずは両替をし、北アイルランド行きに備えてポンドを手にし、ユーロも少し追加。次に、レンタカーを配車してもらいます。バジェットレンタカーにあらかじめ予約を入れてあったので掘っ立て小屋のようなオフィスで手続きをする。マドリッドの暑さは当然なく、きりっと冷える!小屋の外で待っていた私は同じく外で待っていたカナダ人のおばちゃんとおしゃべり。おばちゃん、すごい勢いで語ってくれて、どうやらカナダからの長旅で寝不足によるハイテンション状態の様子。だんなさんの妹がガンで子供が一人しかもてなかったのよという、なんだか個人的な話まで聞かされたところで、うちの車の契約ができたので車に向かった。
ネットで予約したときには車種はマツダか同等、とあったけど、実際はヒュンダイ。

最初から傷もいっぱいあったので念のためそういうのを写真に撮っておいた。

乗り心地は全然よくない。それでもこれに5日間お世話になるので文句は言えません。そもそもオートマを頼んだ時点で選択の余地はないのです。

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運転手は、エミコ。

空港で買ったおいしくないランチをとりあえず車内で食べておなかを満たしてから出発。向かうはダブリン空港から北へおよそ30キロのところにあるドロヘダ。初日は運転に慣らすことが目的なので大きくは動きません。

ナビをセットし、でもナビはちょい無視して、標識を頼りにB&Bに指示されたとおりに走った。エミコはラウンドアバウトをきゃーー!と言いながらこつをつかんでいく。高速を走り、Exit #10でおりて、ラウンドアバウトを3つ過ぎてドロヘダの街に入りB&B無事到着!
天気よし!

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部屋はオーナーが2つ用意してくれていたけど、見たら1部屋で十分広いので1部屋にしてもらい、昼寝!

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さて夕ご飯はどうしようかとオーナーに聞くと街外れにあるBlack Bull's Innを薦められたので、素直にそこに行ってみた。

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なんだか大きそうなレストランだ。観光客向けかなあと思ったけど中は地元っぽいおじちゃんおばちゃんでいっぱい。大賑わい。

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アイリッシュビーフのステーキ、いっちゃいましょう。ここでアイルランドの牛がおいしいことに気づきます。

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↑手前:アイルランド名物ポテトスキン。右奥はナスとチーズのグリル。

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デザートはアップルパイ。

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苦しいおなかを抱えて、ドロヘダの街を軽くドライブ。ボイン川に沿って広がる街並は古い歴史を感じさせてくれる。

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聖ピーター・ローマカトリック教会。

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聖ローレンス門。

英語圏に来たのと、アイルランドが静かで治安もよさげなのとで、ほっとした。

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